2016/04/05(火)22:53
我ら荒野の七重奏(セプテット) 第六回 加納朋子(小説すばる4月号)
小説すばる 2016年4月号
我ら荒野の七重奏(セプテット) 第六回 加納朋子
陽子ら改革断行派による画策の末、
吹奏楽部親の会の新体制がスタート。
発足早々、最大の山場・定期演奏会を迎える・・・。
(小説すばるより転載)
相変わらず吹奏楽部を支える親の大変さが描かれます。
こりゃ無茶苦茶大変ですなあ。
物凄く苦労した定期演奏会が終わり、
四月になったある日、東京子(あずま きょうこ、です)は
娘の変化に気付く・・・。
思い悩む東京子に陽子が電話をかけてきます。
単なる連絡だったのですが、思わず悩みを
打ち明けてしまう東京子。
その時に陽子が言った返事に鳥肌が立ってしまいました。
感動~。
うっすら涙まで出てきましたよ。
敵に回すとやっかいですが、味方になって
手助けしてくれると、これほど頼りになる人物はいないですよね。
ブルドーザー・陽子の真骨頂発揮。
その後の展開は痛快の一言に尽きます。
陽子の知識と経験がこんなに役に立つとはっ!
いや~、スッキリした~!