カテゴリ:小説すばる2016年
小説すばる 2016年4月号
やめるときも、すこやかなるときも 第四回 窪美澄 私は処女だけど、人を好きになったことがないわけではない。 けれど、須藤さんに対する気持ちは、いつもの、 人を好きになる気持ちとは少し違うのだ。 (小説すばるより転載) 結婚したい本橋桜子と、結婚は全く考えていない須藤。 二人の偶然の出会いと、偶然の再会が描かれます。 今回、本橋桜子の実家の状況が語られます。 印刷会社を経営してた頃は比較的裕福だったのに、 経営が傾いてからの本橋家は悲惨ですね。 それが未だに尾を引いていて、読んでいても辛いです。 家族全員が(妹を除いて)苦しんでいます。 結婚した桜子。 強引に家に誘う桜子。 その後の須藤の言葉には驚きです。 ええっ!そうだったんだ・・・。 本当に「ものすごっ急展開」です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年04月06日 21時17分05秒
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