3月9日、義務教育課程をすべて終え、拓哉卒業いたしました。
式は滞りなく定刻に始まり、定刻に終了しました。
卒業生がステージ前、その後ろに在校生。保護者はその後ろです。
小学校の卒業式と違い、在校生も大きいですからね、保護者席の最前列とはいえ、
子どもらの頭の間から垣間見えるだけです。
ただステージ右手に大きなスクリーンが用意してあって、
そちらでは後姿ではなく、表情もしっかり見ることができました。
立ったり座ったりがとても美しい人たちでした。
ほとんど練習の時間も無かっただろうに、おそらく日ごろからの先生のご指導でしょう。
椅子から立ち上がる時に、ガガッとかギギッとか嫌な音が一切しない。
一瞬「ザッ」という音がしてあとは一切音がしないのです。
在校生となるとそうはいかない。
さあ、君たちも来年ああなりなさいよ!と後ろから頭のふらつく2年生に心の中でエールを送りました。
下の写真は、式終了後の子どもたちによる約10分間の構成詩の場面。
実は、拓哉は他の進路が早々に決まった元執行部の子数名と一緒に
卒業実行委員会のメンバーとなり、構成詞を毎日遅くまで作っていました。
いうなれば、今日はそのお披露目の日で。
「平成25年3月9日、今私たちは卒業の時を迎えました。
この3年間は私たちにとって忘れられないものとなりました。」
という拓哉の最初の言葉を合図に、始まりました。
仲間との思い出、大人になる気持ちの葛藤、感謝の気持ち、そしてこれからの決意、
そんなものがしっかり中学生らしい言葉でつづられた素晴らしい構成詞でした。
![DSC06101 (640x427).jpg](https://image.space.rakuten.co.jp/d/strg/ctrl/9/9cbb523b1eb2d8a90542aa82d3e0134d6363f52f.61.2.9.2.jpeg)
中心右側に立って、指揮をしているのが拓哉。
構成詞の中盤に歌をはさんでいるのでした。 後ろの列からすっと歩いてきて、指揮台の上に上った拓哉。
歌は、レミオロメンの「3月9日」
動画じゃないのでお見せできないのが、とても残念。
も~、親ばかちゃんりんで申し訳ないのだけど、拓哉の指揮はとても素晴らしいのです(笑)
こんな感情豊かな指揮をできる中学生は、Youtubuで見つけても拓哉しかいないってくらい。
まあ、かなり自主練していたからね~。
悩みながら真剣に真っ向から全力投球で取り組むのはいつもの事。
「3月9日」は本当は結婚式の歌だから、意味がわからないとか言いながら、
歌詞を噛み砕いて自分たちの立場に置き換えて、歌に気持ちを載せて。
あ~、うざい、適当にやっちゃえば。。。と思わないでもないけど、
結果はやはり自ずとついてくるもんです。
歌も拓哉の指揮をしっかり見ているから、たった数日の練習とは思えないくらいの出来。
本当に素晴らしいハーモニーでした。
いつも魅せてくれる3年生でした。
後半の構成詞でも、拓哉が単独で先生方にお礼を言う場面もあり、
涙声になりそうなのを必死で抑えて叫ぶようにして声を振り絞っていたりして、
それが又私を泣かせるのですよ。
もう涙、涙の卒業式になってしまいました。
3月9日の熊本は快晴だったのですが(めずらしく雨の降らない式典でした・笑)、
夜、私の友人にもらったおめでとうメールに、
「そっちだけ、大雨警報が出てたよ~。溺れなかった~(笑)」って書いてあって、大笑いでした。
最後のホームルームについては、また後日に。