みち
たちはだかる
高い山へと足を進めたことに後悔はない。
谷へと転がりおちる道を
進んでしまったことを悲しんでも仕方がない。
ただひとつ思うことは
ふたつに分かれた道の
どちらかひとつを選んだ場合、
そのもうひとつを進んでいたとしたら
その道の向こうには
いったいどんな先があったのかと
思うことはある。
誰かを
傷つけることは
なかったのかもしれないし、
何かを
失うことはなかったかも
しれないと。
たぶん、
そう選ぶべきだと
思っていたのだから
私はそうしたのだし、
学術的に根拠のある
最善策を身につけているほど
私は残念ながら賢くない。
後悔、
とまではいかないけれど、
ただ、もうひとつのみちがあったとしたら
その先を
少し知りたい気持ちがある。
人は
いくつになっても
思い出を語りたい生き物だ。
もしも。。。
そんな幻想の世界の可能性に
私は、いくつになっても
思いを馳せて
きっと歳を重ねていくのだと思う。
なんだか今日は眠いです。
明日も早いので
もう寝ます。
おやすみなさいませ。