テーマ:がんばれ安藤美紀!(3)
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4回転封印…美姫 失速6位
女子フリーで6位に終わった安藤美姫。演技終了後に舌を出して苦笑い=モスクワのルジニキ競技場(共同) 2006年トリノ冬季五輪出場枠を懸けたフィギュアスケートの世界選手権最終日は19日、モスクワのルジニキ競技場で女子フリーを行い、ショートプログラム(SP)4位からの逆転メダルを狙った安藤美姫(17)=中京大中京高=は6位に終わった。村主章枝(24)=ダイナシティ=は5位、前回金メダルの荒川静香(23)=プリンスホテル=は9位。優勝はイリーナ・スルツカヤ(ロシア)。日本は五輪出場枠を3つ獲得したものの、4大会連続のメダルを逃した。 逆転への夢を乗せた「火の鳥」は、舞わなかった。世界で安藤しかできない4回転ジャンプ。だれもが固唾(かたず)をのんでその瞬間を見守ったが、挑戦はしなかった。結果は6位。SPよりも順位を2つ下げた。悲願のメダルはならなかった。 「4回転は(直前の)6分間練習で軸が取れなかったので入れなかった。やってもパンクする可能性が高いかなと思って」。今月上旬に痛めた左足首の状態も考え、3回転サルコーに変更。その後もジャンプで手をつくなどミスがあった。 昨季のフリーのプログラム「火の鳥」は、「滑りやすい」とお気に入りだった。逆転へのムードは漂っていたが「リラックスはしていたけど、ステップでつまずいたのと、スケートが滑らなかったのが悔しい」と、ボトルの水を流し込んだ。 4位に入った前回のドイツ・ドルトムント世界選手権よりも成績を落とし、順位は村主よりも下回った。「4回転は来季に向けて百%にして、失敗しても全試合で入れていく覚悟はできている」。一年を切っているトリノへ、安藤の目は真剣そのものだった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
March 22, 2005 12:36:51 AM
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