カセットテープの音源をデジタルデータに変換して・・・
カセットテープをパソコンに取り込めるUSB接続のプレイヤーION アイオンポータブルUSBカセットテープ・プレイヤーTape Express【カセットプレイヤー】サイズは111×85×30mmとカセットテープのケース2つ分の大きさ。ソフトはWindows版とMac版の両方が付属する。ちなみに筆者の20年前のテープは劣化していたためか、音質面ではがっかりするものが多かった久しぶりに実家に帰ったときに物置をあさったら、たくさんのカセットテープが出てきた。そのほとんどが、筆者が10代の頃にラジオを録音したり、友達から借りたCDをダビングしたりして集めたもの。ところが、懐かしくなって聞き返したくても、再生機器はすべて処分して手元にない。今さらテープデッキを買うのももったいないな、と思っていたときに見つけたのが「Tape Express」。実売価格も4000円程度とお手頃ながら、カセットテープの音源をデジタル化できるというアイテムだ。見た目は、昔からあるポータブル型のカセットプレイヤーそのもの。昔と違うのは、USBコネクターが付いていて、パソコンにつながるところ。製品に付属している専用録音ソフトを使うことで、カセットテープの音声を簡単にMP3などのデジタルデータに変換できる。付属のソフトの使い勝手も考えられており、例えば曲と曲の間の無音部を検知して、ファイルを分割したり、テープが停止したら録音を自動的に終了させたりできる。なのでデジタル化作業を開始したら、放置してOKなのもうれしいところ。パソコン接続時はUSBバスパワーで動作するが、乾電池でも動作可能。ヘッドフォン出力もあるので、ポータブルカセットプレイヤーとして使うこともできる。筆者のように、捨てられずにカセットテープを溜め込んだままの人、Tape Expressなら値段の面でも、手間の面からもリーズナブルにテープの音源を復活させられますよ。ION アイオンポータブルUSBカセットテープ・プレイヤーTape Express【カセットプレイヤー】