鶏の骨を犬に食べさせるとは非常識だと非難されそうだ。いや、非難してくれると、説明する機会もあるが、非常識だと決め込んで、相手にしない方がよいと思っている人が多いようだ。
風説とは根拠の曖昧なものが、さも正しいかのように広く知られることだ。
ダイオキシン問題でテレビ朝日が誤報し、
風評を広め、農産物販売に悪影響を与えたとして、裁判で敗訴した事件があった。
人間は風説風評に弱い社会的な生き物だ。
鶏の骨を愛犬に食べさせている人がどのくらいいるだろうと思い,検索エンジンで調べてみた。食べさせている飼い主はいない。ビックリ。
「 各種の骨も与えてはいけないものです。鶏の骨を与えていけないことは、知っている人も多いでしょう。噛むと骨が斜めに裂けて、胃に突き刺さることがあります。また、歯が折れる場合もあります。」とある。
その他の多くも皆、骨は食べさせてはいけないと書いてある。風説だ。毒されている。
動物である犬に骨を食べさせないで、犬の骨格の骨の元になるカルシュウムは何から摂取するのだ。ドッグフ-ドは栄養バランスがよいから、それを食べさせろ・・か。
商魂たくましい人間が増えると、世の中がおかしくなる。良識が非常識になる。
詐欺押し売りまがいで、愛犬にとっては迷惑千万な混合ワクチン問題も利益優先の商魂が絡んでいる。混合ワクチンを売りつけるために、免疫がつくまでは犬を公園などには連れていくなという獣医師界が広めた風説を信じ込んでいる人が多い。
そのために、自分の愛犬が社会性の乏しい犬にされていることを理解してない。風説の被害者であることを認識してない。大勢に流されて、ことの良否を判断出来なくなっている。
詳細はブログの「」
犬の混合ワクチン注射はしなくてもよい!?に記述してある。
犬の食材の鶏の骨まで、ドッグフ-ド業界の風説が浸透しているとは思わなかった。
人間とは知恵がある動物なのか、ない動物なのか。
ガリ勉型の知識詰め込み万能の秀才は、現実をそのまま受け入れて、何も疑問を感じないようだ。感覚的に物事をとらえ、生活を楽しむことが好きな人だ。しかし、騙されやすい。
一方、発明的創造的な人は必ずしも、物覚えはよくないが、他人が思いつかないことを何かおかしいぞと思う。そして、物事をバラバラにして、自分で論理的合理的に組み立ててみる。すると、世の中の仕組みが裏まで見えてくる。風説には惑わされにくい。
どちらが幸せな人生かはわからない。人それぞれの人生だ。
愛犬のパピヨンのパナは、発明工夫好きな飼い主の鶏の骨の食事が大好きだ。
ジャ-キ-さえ見向きもしないほど鶏の骨の食事に満足している。犬の遺伝子のDNAに組み込まれた因子が骨を求めているのだ。肉食動物の骨好きは自然の摂理なのだ。
人工的なドッグフ-ドは愛犬のパナは好まない。自然の鶏の骨をかじって食べている。先代の登山犬初代のパピヨンのチビちゃんも、ケンタッキ-などの
鶏の手羽元のから揚げの骨をかじって食べていた。両端を食べて、中央部分は残していた。
おかげで
歯磨き をしたことはないのに享年15歳以上まで歯は丈夫だった。
パナも同じような食べ方をする。
食事の料理法は、このブログの「
愛犬の手作り食餌に関する質問への回答」に詳述してある。
鶏の骨からカルシュウムなどの有用無機物を摂取するか、ドッグフ-ドでとるか、犬にとってはどっちの方が良いのか。
地球上で人工的な食べ物を好むのは、ホモサピエンスのヒトという動物だけだ。
わが愛犬には出来るだけ自然に近いものを与えたい。それが健康で、長寿の秘訣だ。
参考随想
犬の手作り食材鶏の骨に関する随想集!