6月1日から、アライグマやカミツキガメなどの「特定外来生物」の輸入や販売、飼育などが原則として禁止された。日本の自然環境や在来生物を保護するためだ。
ブラックバスの一種のオオクチバスなど37種。オオクチバスについては釣り愛好家や業者の反対があり、特定の湖では条件付きで認めることに落ちついた。
アライグマやカミツキガメなどはマイクロチップを埋め込むなどの条件つきで飼えるが、繁殖は認められない。
対象生物を遺棄したり無許可で輸入した場合、個人は懲役3年以下もしくは300万円以下の罰金、法人は1億円以下の罰金が科せられる(毎日新聞等)。
環境省で、この特定外来生物被害防止法の制定検討中に、読売新聞(04/7/7)と毎日新聞(04/9/2)は歪曲報道をしている。
当時、環境省はカミツキガメやアライグマ等の外来種による生態系の破壊を防止するために、改正自然公園法に基づいて外来種の取り扱い方や規制のあり方を検討しているというのに、読売新聞と毎日新聞の記事では、国立公園への犬の入山も規制の対象として検討することになっていると報道している。誤報だ。
環境省内では当然のことだが、犬は検討の対象にしてない。
犬嫌いの記者による恣意的な捏造記事だ。世の中を惑わし、迷惑千万だ。
社会良識のある記者としては失格だ。広大な国立公園から犬を締め出すことなど、法律的にできる訳がないことは常識で考えればわかる。
新聞社がいう「報道の自由」とはいったい何だ。記者が勝手に偏見や憶測で記事を書くことか。NHKと朝日新聞との泥試合も同じ問題を内蔵している。
その朝日新聞は立山のライチョウが皮膚病になったときに、社会良識のない記者が皮膚病の原因は入山する犬が原因ではないかと、憶測で報道した新聞社だ。
〔立山のライチョウ2羽が皮膚病 ペット登山が原因?〕とし、内容で〔立山はペット連れ登山が問題化しており、研究者らは、ペットや平地の動物の入り込みによる影響を危惧している。〕 と報じている(asahi.com 2002.2.19 朝日新聞 2.20)。 登山でペットとは犬のことだ。
原因は犬と同じ哺乳類である人間だ。犬の何千倍、何万倍の人間が入山している。その記者は自分が動物であることがわかってない。無菌の神や仏に近い存在と思っているようだ。それで新聞記者だ。情けない。「
ライチョウの絶滅激減は犬のせい?」に詳述してある。
学識教養の低い低俗で無責任な記者が横行している。新聞社は訂正報道をすべきだ。国民を愚弄している。記者は減給等の処分をして公表すべきだ。
愛犬に代わって名誉毀損で提訴したい思いだ。