新聞各社の報道によると、36年ぶりに、海外で犬に噛まれた旅行者が帰国後に狂犬病で死亡した影響で、国内の人用の狂犬病ワクチンが不足しているようだ。海外渡航前に接種しようとしても、空港検疫所や病院などで予防接種中止が続発しているとのこと。
狂犬病は予防ワクチンを接種しておくと人も罹病しない。狂犬病の犬に噛まれたあとでも、早期にワクチンを接種すると発病しないとのことだ。厚生労働省は
狂犬病が多発している国に旅行する人には、狂犬病ワクチンを注射するようにと
推奨している。だが、多くの旅行者はワクチンを注射してない。
狂犬病が根絶している日本国内にいる犬には、法律で狂犬病のワクチン接種を
義務付けておきながら、狂犬病が多発している外国に旅行などをする人には狂犬病ワクチンは”推奨”しているだけだ。不合理だ。何かおかしい。
逆のほうが科学的にも論理的にも正しい。
日本国内にいる犬の狂犬病ワクチン接種率が100%であろうと、ゼロ%であろうと、そのことと、海外旅行者の狂犬病ワクチンの必要性は無関係だ。つまり、狂犬病が多発している国に行くには、その予防は必要なことだ。日本の犬にワクチン接種がたとえ完全であるからと言って、海外旅行者にワクチンは不必要ということにはならない。
厚生労働省は、人用狂犬病ワクチンの有用性をもっとPRしてもらいたい。インド、中国、東南アジアなどの狂犬病多発国に行くときは、狂犬病ワクチンの接種が有用であることと、もし、その国で犬などの動物に噛まれたら、早期にワクチンを接種すれば、発症は防止できることを周知させることが大切だ。
36年ぶりの狂犬病海外罹病死亡問題で、
獣医などの利益団体は犬の狂犬病ワクチン接種率を現在の4割以下を向上させようと動いている。再度いう。たとえ、犬の狂犬病ワクチン接種率が100%になっても、海外旅行者のワクチン接種の必要性は何ら変わらない。無関係だ。 無関係なことを関係があるかのように発言したり、ネットで公表しているのは国民を騙し、愚弄していることになる。慎むべきことだ。
オ-ストラリアとニュ-ジ-ランドは狂犬病の予防注射は法律で禁止されている。予防ワクチンの副作用で犬が死ぬのを防止するためだ。法律で禁止するほど、狂犬病予防ワクチンは副作用で犬が死ぬのだ。
イキリス、アイルランド、北欧諸国は狂犬病予防の注射義務を廃止して久しい。
スイスも 2004年の10月1日から、国内にいるだけの犬は狂犬病予防注射を受けなくてもよくなった。それが国際的は潮流だ。それらの国は日本と同じように狂犬病が根絶しているからだ。日本はなぜ、接種義務を廃止できないのだ。狂犬病ワクチンの副作用で多くの犬が健康を害し、死んでいる。
狂犬病注射で犬が健康を害し死亡している!
参考随想
狂犬病予防法の改廃23編の随想集
狂犬病予防注射の問題点については通常のHPにも詳述してある。
狂犬病予防ワクチン注射のからくり
東京の公園で会った愛犬達の写真集です。お時間のある方はどうぞ。
公園ノ-リ-ドで遊ぶ愛犬たちや珍しい愛犬たちの写真集
愛犬ノ-リ-ドの42編の随想集
愛犬のノ-リ-ドついては通常のHPにも詳述してある。
なぜ小犬でもノ-リ-ドはダメですか? 犬の係留(リ-ド)に関する条例
このブログ「愛犬問題 愛犬の身になって考えてみよう」の趣旨、内容にご賛同の方は下のランキングバナ-をクリックしていただくとありがたいです。
幾多の 風説風評誤信で愛犬達が泣いています!!
この愛犬問題を愛犬たちと幸せに暮らすために多くの愛犬家に知らせたいのです。
お一人のクリックで新たに2.5人をお誘いしています。