前回の随想
愛犬の手作り食材鳥の骨に関する随想集!のつづきで、今回は
塩分について記述した随想をまとめた。初めて閲覧する人のために、前回の文章の一部を重複記載する。
太古の昔から、犬は人の残飯を食べて元気よく生きてきた。その中には鳥の骨もある。塩分もある。塩分は犬には毒のようにいわれている。科学的な証拠は全くない。デマだ。
なぜ、日本では鳥の骨や塩分が悪者扱いされているかは終戦後にアメリカから入ってきたドッグフードに起源がある。アメリカのドッグフードメーカーが流した風説風評を日本国民が安易に信じ込んだと見ている。
ドッグフードを沢山売り込みたいために、人の食べ残しを犬には食べさせないように仕向けたのだ。外国かぶれの傾向が強かった戦後の日本人はドッグフードメーカーの販売戦略にひっかかった。
昔の犬は人の残飯を食べて元気で長生きだった。アレルギーのある犬は話は聞いたことがなかった。ドッグフードの
防腐剤(合成保存料)などは
薬物アレルギーの誘発物質になる。最近の犬にはアレルギー性の疾患が多い。昔とは明らかに違う。
人も犬も同じ哺乳類だ。その
心臓はナトリウムとカリウムが動かしている。心臓の細胞外液の塩分(塩化ナトリウム)濃度は約0.9%だ。心臓の細胞内液にはほぼ同じ量のカリウムイオンがある。心臓はそのナトリウムイオンとカリウムイオンが細胞外液と内液を出入りすることによって動いている。
人が美味しいと感じる味噌汁の塩分濃度も0.9%程度だ。生理食塩水も0.9%だ。その生理食塩水にマウスから切り取った心臓を浸けてておくと、かなり長時間、心臓が一人で動く。
ナトリウムとカリウムの作用だ。つまり、人も犬も塩分のナトリウムが不足すると心臓が動かなくなる。死ぬということだ。
そのように犬にも塩分は必須不可欠だ。不足すると病気になったり、死ぬ。それなのに、犬には塩分は毒のように風説風評が流布されている。非科学的だ。
仮に、犬が人の食べ残しを食べて、塩分を多くとっても、
犬にも塩分を排泄する腎臓がある。犬には腎臓がないような、あるいは、犬の腎臓は塩分の排泄機能がないように思わせる言動は恥ずべきだ。生理学に無知蒙昧すぎる。犬の腎臓も人の腎臓と同じ機能がある。
愛犬のパナには犬用チーズではなく、塩気のある人用チーズを食べさせるし、豚肉や牛肉は味付けした人の物を分け与えている。何の問題もない。鶏の手羽先は電子レンジで加熱して、その汁も食べさせている。その汁の中に塩分がある。ゆでると、塩分が水に移るので、愛犬の塩分不足に注意する必要がある。
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参考随想
狂犬病予防法の改廃23編の随想集
狂犬病予防注射の問題点については通常のHPにも詳述してある。
狂犬病予防ワクチン注射のからくり
東京の公園で会った愛犬達の写真集です。お時間のある方はどうぞ。
公園ノ-リ-ドで遊ぶ愛犬たちや珍しい愛犬たちの写真集
愛犬ノ-リ-ドの42編の随想集
愛犬のノ-リ-ドついては通常のHPにも詳述してある。
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