ぽれぽれフリマ倶楽部

2020/05/09(土)14:09

ウイルスの不思議

疫病と震災(54)

今年は、私のファイナンシャルプランナーの資格更新時期にあたり、2年に1度5月までに講習を受けて単位を取らなくてはいけないのでした。いつもいつも締め切りギリギリになって苦しんで単位をとっていたのですが、今年は嘘のように、締め切り1か月も前に更新が終わったのでした。経済の本を何冊か読んだおかげで苦手の金融資産関係の話題もついていけるようになってスイスイ単位がとれたのです。しかも、最低取得数じゃなくてちょっと余計に取れました。 裁判所はまだ動き出さず、少し時間があったので本はたくさん読めたし、新本古本合わせて買い込みました。「こういう時にこそ読みたい」という本についてネット上には沢山情報が出ています。各大学の先生方も学生さんに向けて一生懸命情報発信をしてくださっています。息子に勧める前に自分でも読んでおこうと思ったのと、少し自分の視野を広げて気持ちにゆとりを持ちたいと思っていろいろ眺め読みしています。 仕事では、みなさんストレスがたまっていると見えて、電話の話しが長くなっています。「調停(あるいは裁判)の期日が延期になりました」という連絡を入れると、相談とも泣きともつかないような「ちょっと聞いてもらえませんか」みたいな話がどんどん出てきてしまいます。大変な状況はわかっているので、うんうんと聞いているとあっという間に時間が過ぎて、でも最後に、「なんだか安心しました」と言ってもらえるとこちらも安心するので不思議なものです。 何となくひと山越えた感じがするコロナウイルスですが、第2波が心配されていますね。北海道がその例としてあげられていて、本当に大変そうです。北海道は初動がとても早くスムーズに対応していて、うまく押さえ込めた地域だったのに、また急に感染者数が多くなってしまいました。でも、これは第2波と評価するものなのでしょうかね。 ウイルスは生物かどうかは議論があるようですが、素人目には生物のように思えます。単品(「単体」かな)の寿命はとても短かそうですが、他の生物の中でどんどん増殖するというのです。ウイルスに「意識」なんてないと思うのですが「本能」みたいなものはきっとあって、それが広がっていっているような印象があります。 増え方も「感染数がある程度増えてから減る」という感じで、ある程度増えないと減らない感じです。北海道は、増える前に抑え込んだので、第1波を起こすウイルスのエネルギーが高まってしまった結果起こった、パワーアップしてしまった第1波が起こっているのではないかとも見えるのです。 でも、感染症を水際作戦で食い止めた例はありますから、初期で食い止めれば必ずパワーアップするわけではないと思うし、だいたいウイルスにパワーなんてあるんだろうかなどと考えだしたら時間がいくらあっても足りなくなってしまいます。感染力が低いウイルスは水際作戦が効くけれど、感染力は高いウイルスは水際作戦が逆効果になることがある、ということはあるのでしょうか。きっと、この騒ぎが落ち着いたら、専門家の先生方がいろいろな検証をしてくださると思います。 山中先生が「ウイルスも人を全滅させたりはしないでしょうから」のようなウイルスを擬人化したお話しをしていたので、専門家の先生もウイルスの意思のようなものを何か感じ取っていらっしゃるのかなあと思いました。 早く収束してほしいです。アマビエにでもお願いしたくなるような気持になりますね。

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