総理大臣が変わっても,相変わらず国債発行に頼る政策しか出てこないと思っていたら,野党も似たようにばら撒く話で,どちらにしても国の財政はもうどうにもならないのだなと絶望していました。
そこへ,財務事務次官の方が,やむにやまれず「このままでは財政破綻をします。第二次大戦直後よりも財政は悪いのです。」という趣旨の寄稿があったとネットのニュースにありました。
このような重要な発言をして下さる方が財務省にいてくださって本当に良かったと思いました。こういう方が,何かいやがらせを沢山されたりしないようにガードしてあげてほしいです。
でも,財務省から見ても,今の国政は財政の危機感が全くないと感じるということは,財政が破綻した時の対応について政府は何も準備出来ていないということなので,それはそれで戦慄が走りました。財政が破綻した時も,政府はコロナの対応と同じように場当たり的にやっていくだけになりそうです。コロナの対応は,諸外国をお手本にしながら対応できる部分もありましたが,今度は日本だけが破綻する話なのでお手本にできる国があるのかどうか。日本オリジナルの対応が必要になりそうですが,そうなるとほとんど頓挫してしまいそうですね。
国の重大な危機の時は,新たな政治家が出てくるものだとおっしゃる向きもありますが,そううまくいくのでしょうか。世間に出てくる前に,既存の政治家につぶされてしまうように思えてなりません。
国をあてにせず自分で自分を守るとして,何をやったらうまくいくのかわかりませんね。いろんなノウハウ本が出ていますけど。
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最終更新日
2021年10月10日 15時11分17秒
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