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藍野家の日常

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May 30, 2005
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カテゴリ:クリスと仔猫たち
母にかかってきた電話の話題が、クリス(猫)と仔猫の件になった。
何気なく母が「猫は来月子ども産むし…」と言ったひとことに、
「えっ、あの新しい猫が!?」と返事が返ってきて、一気に話題が転換した。
母は、保護したクリスが既に妊娠していたことまで既に彼女に話したつもりでいたが、
実は、保護したところまでしが話をしていなかったようだ。

電話口では、「私は、産ませたことも産ませなかったことも経験しているから、
どちらのこともわかるけど…」と、彼女の話が続いた。

彼女は、飼い猫の“もう卵ではなくソーセージ位になった(本人談)”仔猫を中絶させ、
別の飼い猫は、もう妊娠に気づいたときには胎児が育ちすぎて手術ができず、
仔猫を産ませて里親探しをしたことがあるそうだ。
また、先に引き取り手を決めてから飼い犬の交配をしたが、仔犬が戻されてきてしまい、
結局、産まれてきた犬を皆飼うことになり、今も世話をしている。

「私は、産まれる子どもに責任を負いきれないから、産ませないことを選んだ。
間に合わずに産ませたときには、里親探しは本当に大変だった」と、彼女は言う。
そして、「産ませない、という選択をしたことで、自分を責める必要はないと思う。
今からでも手術が間に合うかどうか、獣医さんに確認するといいと思う」と勧めた。

母の「クリスの手術は子育ての後にする」という気持ちは、変わらなかった。
だが、自分は正しい選択をしているのかどうか、悩んだ。
胎児の命を絶つことが怖くて、逃げただけなのだろうか…と。

どうぶつと共に生きることの責任の重さは、母も感じている。
クリスはじめ弟妹たち(猫)や私すみれ(馬)をどう生活させるべきか-ただ
「死ななければいい」のではなく、より健康で幸福に生活させるには
どうするべきか-を、いつも考えている。
そして、どうぶつと生きる上で、場合によっては安楽死も避けては通れないことも、
覚悟している。
…が、「覚悟している」と言いつつ、今回クリスの仔を生かしたのは、矛盾して
いるのではないか? と、母は自問した。
自分自身のもとで幸せに飼えないとわかっているいのちを産ませることは、里親に
なって下さる方への責任転嫁なのではないか? と。

でも、そう自分を問い詰めても、やはり「クリスもその仔たちも保護したい」という
気持ちは、変わらなかった。

彼女の「産ませない という責任の負い方」も、母は尊重している。
だが、母は「産ませる という責任の負い方」を選ぼうと、改めて思った。
出産や子育てにかかる世話や経費に、手抜きをしないこと。
仔猫の将来を真剣に考えてくださる里親さんを探すこと。
子育てが終わり次第、クリスには不妊手術をすること。
また、併せて、仔猫たちには譲渡前に早期不妊手術をしようと考えている。

これが正しい選択なのかどうかは、正直、まだ確証は持てない部分もある。
が、選んだ道は責任持って歩き通そうと、母は考えている。





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Last updated  May 31, 2005 01:49:50 AM
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