「ツ、イ、ラ、ク」 by 姫野 カオルコ『地方。小さな町。閉鎖的なあの空気。班。体育館の裏。制服。渡り廊下。放課後。痛いほどリアルに甦るまっしぐらな日々-。給湯室。会議。パーテーション。異動。消し去れない痛みを胸に隠す大人達へ贈る、かつてなかったピュアロマン。恋とは、「堕ちる」もの。』 この作者の作品は初読でした。 前半は小学生女子にありがちないじめギリギリ(アウトだと思うけど)なグループ内での付き合いが書かれていたので、まぁ思春期モノかな~と思ったのですが。 いつの間にか主人公になったヒロインが中学生になってからの、教師との恋愛がメインでした。 単純に「恋愛モノ」と片付けられない物語…。 こういう話は最後ぽか~んっとした曖昧模糊な感じで終わることが多いですが、 オチがきっちりとあったので良かったです。 少女漫画的なオチでしたけどね。 ジャンル別一覧
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