カテゴリ:社会
遠隔操作ウイルスに感染したパソコン(PC)から犯行予告が書き込まれた事件で、警視庁などの合同捜査本部は10日、名古屋市の会社のPCを操作して殺人予告を書き込んだとして、威力業務妨害容疑で、東京都江東区白河に住む、IT関連会社社員・片山祐輔容疑者(30)を逮捕した。 4都府県警が誤認逮捕を謝罪し、サイバー犯罪捜査の在り方が問われる事態となった事件の発覚から約4カ月。合同捜査本部は片山容疑者が一連の事件のウイルス作成にも関わったとみて全容解明を進める。 捜査本部によると、片山容疑者は「全く事実ではありません」と容疑を否認している。 逮捕容疑は昨年の2012年8月9日午前10時40分頃、遠隔操作ウイルスに感染した名古屋市内の会社のパソコンを操作し、インターネット掲示板上に「(漫画のイベントで)マジで大量殺人する」などと殺人予告を書き込み、都内のイベント主催者の業務を妨害した疑い。 捜査本部は2013年1月5日未明に犯人を名乗る人物から報道機関などに届いたメールの情報に基づき、神奈川県の江の島で猫の首輪からウイルスのソースコードが入ったマイクロSDカードを回収。島内の防犯カメラの映像を解析した結果、片山容疑者が同月3日午後3時頃、カードを猫に取り付けたことが確認されたという。 カードからは、「事件に巻き込まれ、無実にも関わらず人生の軌道修正をさせられた」とする文書も見つかった。 引用:都内の30歳男逮捕=PC遠隔操作で業務妨害容疑―猫にカード、防犯カメラで浮上- 時事通信(2013年2月10日13時01分)Infoseekニュース 取りあえず、逮捕はされましたが、あくまで容疑者。また誤認逮捕の可能性もあるので、油断は出来ませんね。 この事件で、4人の人々が逮捕され、サイバー犯罪の捜査について疑問視される自体もありました。サイバー犯罪には、ハッキングに詳しい人から協力を得られれば良いのですけどね。 パソコンのセキュリティ対策に関しましては、こちらの雑誌が最新です。
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