ハーブコア ♣ 高木肥料店

2016/04/07(木)01:39

この でかくて・きれいな 幼虫は。

生き物が教えてくれる。(136)

この でかくて・きれいな 幼虫は。 5月の連休明けから7月にかけての時期になると、クロガネモチの樹の した一面に落ちているたくさんの巨大な虫フンがあるのに気づきます。 その真上のクロガネモチの葉をみると すぐに見つかるのが、こちら。 のののののの 10センチ以上にもなる巨大なイモ虫、そう・・・シンジュサンの幼虫 です。小ぶりとはいえ厚みのあるクロガネモチの葉を食べる姿は じつ に豪快そのもの。このイモ虫が発生したら、短時間のうちに樹にある葉 っぱ全部が食べられてしまうのではないのか・・・などと、そんな心配 をさせられてしまうことも、たびたびです。 図鑑などによると、柑橘類・ニガキ・ヌルデ・クヌギ・モクセイ・クス ノキ・エノキ・リンゴなど数多くの樹木の葉を食べるとされているよう なのですが、ここでの主食は もっぱら クロガネモチ。ほかの樹の葉 には見向きもせず クロガネモチの葉だけを一心に食べ続けていきます。 いまでこそ慣れっこになりましたが、初めて このイモ虫を見たときは、 そのでかさよりもむしろ基本ヒスイ色をした美しい色合いにこころ奪わ れましたよ。そして想像しましたね。この虫はきっと  きれいなアゲハチョウの仲間[アオスジアゲハなど] であるにちがいないと/笑。 ということで、親になったところを見てみたいと思い、ころあいを見て 樹上の繭を採取し ダンボールなかに置いてみたのですが、でてきた姿 は、勝手に想像していた きれいなアゲハチョウではありませんでした。 結局のところ おもいっきりはずしてしまったという、その成虫になっ たときの姿は こちら。 はじめてこの幼虫の姿を見られたというあなた。あなたの予想や如何に。  春にはヒヨドリの集会場&えさ場、そして初夏には    シンジュサンのふ化場、ま夏にはクマゼミの集会場   にもされるクスガネモチ。まさにこの庭の主役とも   いえる存在です。 「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」

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