ハーブコア ♣ 高木肥料店

2022/12/13(火)16:31

真冬の蚊取り線香は。

いまの時期の定番記事。(275)

真冬の蚊取り線香は。 『こんな夜更けにバナナかよ』という邦画がありましたが、 そんなタイトルをもじって『こんな真冬にベープかよ』み たいな、そんな 信じがたい・やりきれないわぁ という  おはなしを 過去分まじえて3回にわたっての掲載です。 冬なのになぜか虫さされのあとができちゃって・・なんて いう方、ぜひご一読を。まずは2021年1月分から。  ↓ 最低気温が0度を下回り、戸外では氷が張った宮崎県の海 岸部地方。・・そのご寒さがじょじょに緩んできて、朝方 の最低気温が10度前後にあがってきた、先週の中頃。 こんなときに気をつけねばならないのが、蚊。蚊の被害。 といえば、「真冬の時期の1月に蚊におそわれるなんて」 と思われる方が大半だと、襲われたわたくし本人がいちば んにおもいたくなるのもやまやまなんだけれど、真実なの だからしかたがない。 週末から今週はじめの明け方に、 暗闇の布団のなかで蚊の襲撃を連日受けた。いや、受けて いる[現在進行形です]。 そのような日本の冬の 10度程度の気温下でも、吸血行 動に及ぶという不埒なこの蚊のなまえは チカイエカ。 [夏秋にありがちなブーン・ブーンという羽音をたてながら しばし襲撃する場所を旋回しつつ探して襲ってくるアカイエ カとはあきらかにちがい]コバエがとんでくるような、直線 的な羽音をたてつつの襲撃方法をとりイッキに刺してくる。 しかも 襲撃を受ける時間が かならずといっていいほど、 “もう少し横になっていたい”“布団から出たくない”と、ヒト が思う時間帯がおおいのだから、なんとも根性が悪い/笑と しかおもえない蚊なのだ。 だからでもあるまいが寝ぼけて夢うつつの状態で、ヒトが この蚊の被害を実際に受けた[刺された]としても、なかな か自覚が持てない。だからこそ、一般的にこの蚊の名前と その存在は 世間一般であまり周知されていないようにも 思えてしまいますし、ね[ぁあなんという巧妙さそして性 格の悪さ]。 と いうことで、朝起きたときに 布団から出ていること の多い顔面や首筋などの部位が 赤く腫れたり、膨れたり 痒かったりしたときは、いちどチカイエカの防除をかんが えられたほうがよきかも・・ですよ。 なんといってもこの蚊は、『昭和18年に東京の古井戸で 初めて発見されたあと、第二次大戦後に熱海、大阪、長崎、 横浜、川崎、京都という順番でみつかっていき、現在では チカイエカは北海道から沖縄県までの全国、しかも都市部 にいる』といわれているからです。 というわけで今回は、南方からやってくるのが一般的な蚊 の仲間とはちがう、いっぷう変わった分布経路をもってお り、冬でも気温が10度もあれば 吸血行動に及ぶという 要注意な吸血動物についてのご報告でした。 机の下とか、棚の奥とか、そんな部屋に置かれた家具類な どの奥まった部分で息を潜めるかんじに潜んでいるやつら、 チカイエカ。ふつうの蚊に刺されたにしては、どうも患部 が治りにくいとか、妙に腫れるとか、ということも まま ありますので、ご注意くださいね。         ちなみに対策として、夕方前の15時くらいから蚊取マ ットなどを ↑ 点燈しております。  冬以外の季節ならアシタカグモやハエトリグモが巡回   パトロールしてくれているのに、ということでそんな   頼もしい助っ人についての回は こちら。 「夢で終らせない農業起業」「本当は危ない有機野菜」​ のの

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