カテゴリ:市販ラジオキット改造
AKIT-6952M(AM/FM)で短波受信。北京放送(7220kHz)受信中。 これまで、M6951(AM/FM)でarduino制御で短波も受信出来ることが判ってきました。 なので、今回は姉妹I/CのM6952(AM/FM)でも短波放送が受信できるのではないかと思い、実験してみました。 今年はaitendoの正月福袋のRadio系を買わなかったので、そこからではなく、手持ちの積みキットからその候補を選択。 AKIT-6952Mを使いました。 (実は福袋2015RADに入っていたAKIT-6952を先に組み立てたのですが、まったく鳴らず。。。。orz 表面実装ICのハンダ付けには最近負けっぱなしです。。。。。) このキットはラジオI/CがM6952ラジオモジュールとして完成しているタイプなので、部品点数も少なく最小構成ですので、組み立て工数もかなり少なく、1時間もあれば完成できます。 気が付いたのは、セットのAMのバーアンテナの長さ。120mmのフェライトコアでしょうか。これならAMの感度もかなり期待できます。 サクッと完成。あまりの楽さにめまいがします。 それに、電池BOXがPCB上に設置できるので、外付け電池BOXを使って悩みの種の電池BOX配線の断線の心配が在りません。 GoodJob>>aitendo とりあえず、動作させると、FM/AMともに良好に受信できました。なので、今度は短波に挑戦。 上記画像(ピンボケですが)の130KΩと30KΩの分圧抵抗の組み合わせを変更し、80KΩと80KΩに設定。 これで、7MHzあたりが受信できるはずです。(M6959仕様より) 結果、このままではなにも受信出来ません。なにか強力な電波は捉えて青LEDが点灯しますが、音声は復調しない。 なので、とりあえず、AMのアンテナPlus端子にリード線を接続して、野外アンテナ(303WA-2)に接続すると、強力な短波放送が受信できました。 やはり予想通り、このバンドでは大陸の放送局が受信できます。中国国際放送局(北京放送)の日本語放送がAMローカル並みの音量で受信できました。 やはり、M6952(AM/FM)も短波も分圧抵抗設定にすれば短波を受信することができることがわかりました。 しかし、感度はいまいち。野外アンテナを接続したり、プリアンプなどを追加しなければまともに受信できないと思います。 それでも、わざわざ短波用のM6959を使わなくても、(aitendoの福袋に入っていたような)M6952ラジオモジュールでも短波を受信できるラジオを構成できるのは面白いですね。 BCLやDXなどの高感度受信が必要でなければ、このような細工で短波ラジオを手に入れることが出来ることは非常にありがたい、面白いことだと思います。 それに、製作も簡単、表面実装のICのハンダ付けが無ければ半田つけのミスによる動作不良の心配もないので楽に製作、安定動作させることが出来ます。 DSPラジオモジュールのありがたみが身にしみます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016.01.06 01:50:29
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