カテゴリ:市販電子回路キット
高性能ヘッドホンアンプ [K-5532Q5] (2980円税別)@Aitendo。 NE5532x5基搭載本格的な実戦派ヘッドホンアンプキット、ソフト起動機能、余裕ある駆動力で十分な音量を確保、華麗な、厚みのある音にお楽しみ頂けます。 駆動電源:単5V〜15VDC。 みんな大好きAitendoのアンプキットでちょっと使いやすそうなものがあったので購入してみた。 定番のオペアンプNE5532を使ったヘッドホンアンプだが、電源が単電源の5VーDCから使えるもの。 AitendoのヘッドホンアンプキットはAC両電源を要求するものが多いのだが、これはDC単電源でいいというのが大きなメリット。 それに、中身を見ると、5V~12VのDC-DCコンバータを使っている。これも面白そう。 ということで、買おうと思ったのだが、DC-DCコンバータ付き無しで1000円も価格が違う。ので、ケチってDC-DCコンバータ無しで買ってみたのだった。 中身一覧。 PCBは両面スルーホールで結構高そうな品質のモノ。 回路図が全く存在しないのだが、PCBにパーツの値が印刷されているので、とりあえず組み立ては出来るだろう。 オペアンプ(ICソケット付き)、電解コンデンサなどの大物部品、表面実装のチップ部品、トランジスタ2個。 オペアンプは一応TIのNE5532Pだが、なぜか1個だけパッケージのデザインが異なる。製造した国が違うやつだろうか? 表面実装のチップ部品はほとんどがチップ抵抗。チップ抵抗は値が掛れているので拡大して見ればわかるのだが、昔ラジオ少年のために、親切にもシールで値が張り付けられている親切さ。 おまけにシールの大きさ分だけ余分に入っているという太っ腹さ。(笑) しかし、セラミックコンデンサは何も書いてないんだな、これが。でも1種類しかないので問題なし。 トランジスタ2個はいっているのだが、これだった。2N5551と2N5401のコンプリメンタリーのセット。 ところが、PCBの印刷では2N5551が2個と書いてある??? Aitendoの販売サイトのパーツリストも2N5551が2個となってる!! これって、部品間違いじゃあないか!!!またAitendoのチョンボか。。。。。。orz クレームを入れて交換する、って言ってももう遅い。。。。。orz 回路図も無いので、これが何に使われているのかもよくわからず。。。。。orz 仕方がないので、PCBのパターンを追って、機能はリレーのコイルの駆動用だろうということはわかった。 このリレーはソフト起動機能(電源ON後10秒しないと動作しない機能、たぶん、POPノイズ対策かと)ということなので、リレーの端子をショートして動作しなくてもいいようにした。 それと、ハマりどころは、DCーDCコンバータ無しで12VDCで使用時、Aitendoのサイトの説明だとDC12V+のみをジャンパー接続するということだが、それだと動作せず。。。。。orz 結局、DC12V電源のGNDも接続されていないことが判明。そちらもジャンパーで接続しないとダメだった。 GNDも接続したら、電源ONでちゃんとヘッドホン端子からノイズが出た。 <<使用感>> NE5532Pを5個も使っている割に増幅度は低い。ただ、低音とかよく出るようになってる感じで悪くはない。 ケース無しだとスマホなどのノイズをよく拾うしハムノイズも出るのでメタルケースに入れて使うのがデフォだろう。 ただ、DC12V駆動では可搬使用はちょっと難しいだろうな。 ので、とりあえず お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017.04.09 00:19:32
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