八ヶ岳
【八ヶ岳】 タイムスタンプが去年の1月31日になっている写真です。諏訪へ行った後、山梨県西部を訪ねたのですが、その時に撮った写真のようです。もしかすると、行きがけに中央高速のどこかのパーキングで撮った写真かもしれません。一番奥が赤岳で、その右が権現岳、そしてその右は西岳かもしれません。小生は八ヶ岳が好きで、学生時代に何回も登っているのですが、赤岳の頂上まで行ったのは一度だけです。夜行列車で茅野の駅まで行き、そこからバスで渋ノ湯まで入って、そこから黒百合ヒュッテを通って、天狗岳の東側のピークを通り過ぎて、気が向くと夏沢峠から硫黄だけを往復して、本沢温泉に下ってしまいました。これが小生の定番のルートでした。 それでも、学生時代最後の年の秋、硫黄だけから赤岳まで歩きました。赤岳はその時の一度だけです。ですから、権現岳も阿弥陀岳も頂上を踏んでいません。本沢温泉に泊まることが多かったのですが、あの頃は一泊素泊まりが500円位でした。ただ、その500円を捻出できなかったので、硫黄岳の山頂付近にあった石室でビバークしたことがありました。小さな石室です。畳三畳文くらいしかなかったように記憶していますが、窓をザックで塞いで、中でロウソクを着けると結構暖かくなりました。 そして、ミドリイケから稲子湯へ出て、バスを待つ時間に温泉に入っていましたが、あの頃の入湯料は100円程度だったと思います。そして、小海線の駅までバスで下って、そこから各駅停車を乗り継いで立川駅まで小海線と中央本線の列車に乗り、立川から武蔵境までは中央線でした。学生時代に、事務所で「学割」を一番多く出していただいたのは小生だったようで、小生が岳へ行くのはすべて、教授会に判ってしまっていました。 一度、所長と八ヶ岳へ行ってみたいのですが、所長と一緒だと1日半のコースが2泊3日になるだろうと思います。後ろにいる所長にそれを言ったら、「足手まといになるから、私は待ってる」と素っ気ない返事が返ってきました。「プールまで行くのがやっと!」だそうです。小生も最近、太股がかなり細くなってしまいました。ピチピチだったスリム・ジーンズに、座ると皺がよります。下から眺めているのが一番いいかもしれません。