連載
いっそがしくて、日記を毎日つけらんないよー、期待して下さってる
かたがいたら、ごめんなさい。で、先日私があるミニコミに書いた原稿
(まだ未発行)を分割して掲載します。感想等聞かせてくれたらうれしー。
すきすきすき、強いあなた(貴女)
味沢 道明
私は存分に女に甘えたという実感がないのか、その手の欲求が
完全に満たされたと言う気持ちにならないのです。だから異性に
憧れる時甘えられる女に目が向いてしまいます。甘えられると言
うのはこちらが庇護され、相手にもたれ掛かると言う意味でしょ
うか。男が強くて女を守る、甘えさせる、というのが世間の常識
かもしれませんが、わたしゃあ、ちゃいまんねん。実はべったり
甘えたいのです。男である私がべったり甘えるには、相手に包容
力があり、様々な能力において私を凌駕してなくてはなりません。
とは言っても私の力は喋り能力以外はたいしたものはないので、
たいていの女性ならOKだとおもうけれどなあ。別に体力とかは
さほど気にならないから、どーでもいいからね。
私が憧れたのはエイリアンのリプリ(シガニー・ウィーバー)
特にエイリアン2だったか丸刈りのリプリなんか、とてもよかっ
たよお。そのシガニー・ウィーバー演じるコピーキャットの大学
教授も知的でクールで、あれもよかった。
女と宇宙と言えば、五年程前に京都市女性センターが募集して
た、ジェンダー・フリー啓発の評論に応募して、掲載されたのが、
以下の文章。なっつかしー。
『映画「コンタクト」監督 ロバート・ゼメキス 主演 ジョ
ディ・フォスター
「父子家庭で父親の優しさに育まれた主人公(J・フォスター)
は夢をかなえて天文学者となり、宇宙人との交信に全力を尽くす。
男性支配の権力に潰されそうになるが、一人で闘い抜きやがては
宇宙からのメッセージを受けて旅立つ。知的存在との遭遇を体験
して帰還するも、証拠がなく誰にも信じてもらえない。神と人間
のはざまにいる自分は何者か何をなすべきか。人間存在の根源を
問いつつも、女が家庭や夫に向き合うことなくして、自己実現す
ることのモデルを提示する。男性支配の社会の中で、女として自
己決定し自己実現していくときの困難と、その喜びがたくましい
主人公の言葉と、宇宙の美しい映像にのせられて、私の心に届い
た。2度みたいと思い2度泣いた映画はこのコンタクトだけ。こ
んな女性にあこがれてしまう私です。」』