少女時代 アリーナツアー2011
2011年5月31日(火)~少女時代アリーナツアー2011~日本の全国ツアーに向けて初日のライブだったが、会場は殆ど埋め尽くされて、7~8割は女性だった。そして、今のママさん世代は若い頃(結婚前までは)ライブにあしげく通っていた世代なので、「子どもが大きくなったら一緒にライブに行こう世代」のようなので、子連れが結構目に付いた。 大阪城ホール正面入り口前の写真。 ここで電子チケット(QRコード)で入場する。『QRコード』と『オサイフケータイ』のふた手に列は分かれていた。そして会場入り口の右手には関係者テントと当日券売り場で待機する人たちが30人以上いたと思う。けど、当日券9,300円で購入して次々入場していた。ちなみにカード決済だとチケット代の他に手数料350円/1枚が掛かる。 QRコードは面倒だという声がネット上や会場でも耳に聞こえてきたが、チケットボードが電子チケットの配信がギリギリまで行なわれていないだけで、2日前には電子チケットの確認が確実にできたので入場の時には飛行機の搭乗と同じで便利だな~と思った。 駅を出てすぐに階段を降りると少女時代グッズを販売している屋台があるけれど、カッチャ(偽物)だけど公式グッズよりは安いし、いろいろあるから買う人たちが多かった。公式グッズのテントを見ると、ピンクのタオル(テントに乗っている長いクッションと同じデザイン)が2,500円、バスタオルは5,000円、パンフレットは3,000円、オリジナルクッキー1,000円(だったかな?)なんてのもあった。Tシャツは二種類だけど価格は覚えていない。 夫がピンクのタオルを肩に掛けている人が多いので(男女問わず) 「あれってエーチャンのファンのコピーか?」と言ってた 思わずパンチ☆彡「多分、夏が近いとグッズに登場する定番品で売れ行きも良いから、どのアーチストのライブでも公式グッズでタオルは売るんじゃない?」と答えたけれど、本当かどうかは分からない。 入場してすぐに公式ペンライト(韓国では「ヤガンボン(夜光棒)」という)が手渡された。屋台のペンライト屋さん商売上がったりだけど、原価を考えれば割高で売りつける人たちからオーディエンスを守ることにもなるし、チケット代が高いからチケット代に含まれていると考えたらオマケという感覚で良いのかも知れない。 座席に着いたら、椅子の上にはスポンサー(森永乳業)のファイルが置かれていて、前の座席に来た小学生ぐらいの女の子2人が「わぁ~!ラッキ~!超嬉しい!」とはしゃいでいた。最初はビックリしたけれど、ママさんは近くの座席だったようなので安心してホノボノ眺めてしまった。だって、ajoommaが初めてライブに行ったのは小6だったかな・・・?お隣のお姉さんが好きな世良公則(せらまさのり)&ツイストのコンサートチケットがあるから、一緒にお付き合いしたのが初めてだった。だから小6より小さそうだったからビックリする。 スポンサー「森永乳業」のファイル ファンの中には少女時代の衣装をコピーして、コスプレしていた女の子たちがアリーナ席に座っていた。JR大阪城公園駅に到着した時に、改札横で写真撮影していたのでアリーナ席に着いた彼女たちはすぐに分かった。目立つことも目的のひとつだからパフォーマンスとしては少女時代のメンバーにアピールできるからいいかも知れない。ただ、皆がみんな少女時代のコスプレをし始めたら意味なくなるけど…。そのせいか、帰る時もJR大阪城公園駅の売店横のロッカー前で他のファンの子たちが一緒に写真を撮ってくれと撮影してたりしたのはウッキョッソ(笑えた)日本に戻って初めて、日本でk-popのライブを観に行ってみて、大阪城ホールがちょうどソウルの体育館の広さなので懐かしい雰囲気に気持ちが和んでしまった。夫と「東京はホールの規模が大きいから、このぐらいが丁度いいよね」と話していた。当初は電子チケットが配布された時に確認した座席番号ではステージからだいぶ遠いなぁ~と思っていたけれど、ホールの規模もそうだけど、ステージ構成も手伝ってかなり少女時代が近い位置で見ることができた。 メイン舞台から両サイドにステージが延びていて、自分たちの座席から表情がはっきり分かるほど近くまでメンバーが歌って踊っていたのでラッキーだった。アリーナ中央の舞台から登場した時は、まるで自分たちのいる座席が正面のメイン舞台に変わったかのように近くて「何てラッキー!」と思ってしまった。これが横浜アリーナや代々木体育館だとアリーナ以外はオペラグラスで追いかけないと場所によっては米粒になってしまうので、大阪城ホールありがとう!と感謝していた(^O^)ライブ中のパフォーマンスやダンスは訓練されてデビューしているだけあるなぁ~と思った。全曲生歌じゃないのは残念だったけど、アジアツアーのDVDでも口パクと生歌とミックスしていたし、ダンスをしながらだから仕方ないな…と思った。目の前で繰り広げられる歌とダンスを見て、今の日本の若い女の子のグループで対抗できるグループはチョットいないかもなぁ~無理かもなぁ…と思った。彼女たちが一生懸命日本語でMCをしていたけれど、アンコールのエンディング前の挨拶では韓国語で話して通訳の音声が流れた。韓国語のほうが素が出るし彼女たちの心情が物凄く表れるから「今度は現地で見ないとだめだね」と話していた。通訳が入ると時差が起こるし、彼女たちが英語で話しても韓国のライブのような熱い反応が起きないし、韓国語で歌っていても一緒に歌うシーンが殆どなくて寂しかった。それは日本でのライブだから仕方ないと思っているが、できれば意味が分からなくても韓国語の発音どころか韓国語を知らなくてもカタカナで暗記して歌えるぐらいに予習をしてくれば、ファンの皆が一体感が出てもっともっとライブが楽しめるのになぁ~と思った。 周りの座席の女の子たちは精一杯の声で「ユナ~サランヘヨ~!テヨ~ン、サランヘヨ~!」と同じフレーズを何度も叫んでいたが・・・例えば「キヨウォヨ~!(かっわいい~!)」とか「イェッポヨ~!(きれい~!)」「モッチョヨ~!(カッコイイ~!)」などの短いフレーズでもいいし、「ユリ~チャン イェヨ~!!ヒョヨン~チャン イェヨ~!!(ユリ~No1!!ヒョヨンNo1!!:「チャン」はNo1の意味)」などなど…『日本のファンも頑張って韓国語で応援してるぞ~!』という意気込みというか熱意を感じたかったなぁ…。 それは欲張りというものだけど、夫はもっとクールに「一生懸命なのは分かるけど、あのサランヘヨ~の発音じゃ伝わらない」と言うので、「少女時代だって日本式韓国語の発音に耳が慣れてきてるから、ファンが違う発音で言っても“あ~ぁ、サランヘヨって言ってるのね”って勘で分かるんじゃないの?」という話になった。東方神起ファンのちあきさんは、ファン仲間とカラオケでカタカナで出ている歌詞を丸暗記して熱唱するという。それを知った時はファンの力って凄いな~と感心したものだった。ライブが始まる前に夫が会場をぐる~りと眺めながら「これだけの人が韓国語を習ったらスッゴイだろうなぁ~!」と言ったのも笑えたけど、ライブが終わった後に「ブームだから、表面の雰囲気だけを楽しんでカワイイ!カワイイ!だけで終わっちゃうんだろうなぁ…」と残念そうに言っていたのも笑えた。韓流ブームはドラマもそうだけれど、一気に広がっても月日が流れるが如し…淘汰されていった。それでも、ドラマやタレントを知ったこときっかけで韓国文化や歴史に興味を持って勉強したり、韓国語の勉強を始めたり留学したり…深く深く関わって残っていく人もいる。k-popファンもおそらく今は周りのブームにのって一時的に夢中になっていると思うけれど、日本語版のCDではなく韓国語で歌を聴くようになったら何を歌っているか分からなくて、ふと我に返ったように拠り所を求めて日本語の歌を聴いて安堵するようになって、知らず知らずk-popから遠ざかってしまうのかも知れない。どんな形であれ、こうして韓国のアイドルグループに興味を持った人たちが会場いっぱい埋め尽くしていた光景を見るのはワクワクすることだったし、次につながる息の長いファンであって欲しいな…と、心から思った。あじゅんまの独り言( ..)φ ※今朝のytv「すまたん」で、森ちゃんがアリーナツアー初日のことを話していた。森ちゃんは関係者席で観ていたようだけど、ちょうど目の前で花道の舞台が上がる場所だったので何度も目が合った~~~!と興奮しまくりだった。ペンライトもテレビで披露していた。そんな100%素の森ちゃんに好感をもっているajoommaだった。