紅韋(akai)のブログ

こんにちは！紅韋（アカイ）です！いつもご視聴、ブログの閲覧ありがとうございます！

今回のお話はみんなそれぞれ独自の基準があるバイクのタイヤ交換のお話をしたいと思います

みなさんはどのタイミングでバイクのタイヤを新品に交換してますか？

私はスリップサインが見え始めて残り溝が残り１．６ミリに近くなったら交換を考えてタイヤを準備します



勿論中にはワイヤーが出るまで使う人もいればサイドウォールが残っているから勿体ないと言う理由でセンターが｛ぼうず｝でも気にしないで走る人もいます

私はやむを得ない理由でぼうずタイヤで走行しなければならない時がありました

バイクは重量物を持つと当然のごとく地面とタイヤの設置面積が少し大きくなります。そうなるとどうなるのか？

綺麗に舗装されたアスファルトの上だけの走行であればあまり気にはなりませんが、私の住んでいる様な田舎道の場合どうしても砂利道だったり少し荒れている様な道を走る時があります

そうなると、砂利道や荒れた道が牙を向きタイヤの設置面積が増えた場所に負荷がかかり保護されている溝が無い場合パンクしやすくなります。​私は何度パンクしたか​覚えてはいないです


初めてのパンクは通り魔のイタズラでリアタイやのサイドウォールにピックみたいな針の様な穴を数か所あけられてほぼ新品のリアタイやがダメになった事がありました（泣き寝入りになった）

その当時、自分はパンクをする事が無いと何故か根拠もない自身を持っていたせいで空気入れやパンク修理キットを一切持っていないままバイク１台で生活をしていました（今、思えば無謀）


出勤の為にバイクに乗ろうとしたら、リアタイやがペッタンコ・・・・。
「まさか・・・自分が・・・？」と、真っ青になり

直ぐに会社に連絡をしてタイヤを修理してから出勤をする旨を伝え、いつもお世話になっているバイク屋さんに押して持って行く事になりました。（バイク屋さんはまだ空いてない時間の為）

私「・・・・重い・・・・すっごいキツイ・・・」

いつものバイク屋さんまでの距離が凄く遠く感じて、押し始めて１キロもしないウチにバテ始めてちょっと泣きそうになりました。「なんで、こんな事になったんだ・・・(´;ω;｀)チクショー」

でも、押さなきゃバイク屋さんまで行って修理が出来ない、頑張れ・・・俺・・・
そうこうして必死に押しているウチに一軒のお店の前を通り過ぎようとした時・・・

旦那さん「どうした兄ちゃん！？ガス欠か！？」

私「あ・・いえ・・朝起きたらパンクしちゃってたみたいで・・・ハハハ苦笑」



旦那さん「チョットまってろ！」と言いお店の旦那さんはお店の奥に走って行った。

旦那さん「これな！？​パンク修理剤​ってやつだよ？・・・あれ・・・？古くなり過ぎたみたいで駄目だな・・・」

旦那さん「もうちょい待ってろ！ポチッ・・・・・ダダダダダダダダダ・・・・プシュー！・・・」

お店で使っているコンプレッサーが起動した音だった・・・

旦那さん「これで、空気いれてやるからな！」

バイク「シュー・・・・・・・・・」

私「ありがとうございます！！！！！！」

旦那さん「いいって、いいって！気にするな！早く行きな！昔はこんな事、当たり前だったからなぁ笑」

私「すいません！！ありがとうございます！！行ってきます！！」

旦那さん「おう！行ってきな！」

急いで愛車に跨りエンジンをかけ、お互い手を挙げて挨拶を交わし、私はバイク屋さんに急いで行きました。

バイク屋さん「あれ！？朝からどうしたの！？」

私「朝、起きて会社に行こうとしたらパンクしちゃってて・・・」

バイク屋さん「直ぐ見るよ！」

私「ありがとうございます！」



数分後

バイク屋さん「あれ・・・・？これ修理出来ないぞ・・・？ちょっと見て貰って良いかな？」

私「え・・・・？横・・・？バンクして何か踏んだ？ここまで倒せる技術無いけど・・・」

バイク屋さん「違うよ、これ！イタズラされたね！？」

私「えーーーー！？って事は修理不可？・・・いつ頃なら乗れるようになりますか？」

バイク屋さん「そうだね・・・タイヤは、早くて今日の夕方には入って来ると思う！今日中には仕上げておくよ。」

バイク屋さん「代車かしてあげるから仕事に行ってきな！」

私「ありがとうございます！」

Bな会社「何やってたんだよ！？遅いぞ！？」

私「申し訳ございません、お話は行ってませんでしたか？」

Bな会社「そんなの自己責任だろう！？」

私「遅くなって申し訳ございませんでした。」

Bな会社の意味→（泣く子も嫌がるブラック企業）



そんなこんなになりながらも夕方にバイクを引き取りに行き、その足で助けて頂いた
店主の旦那さんにお礼を届けに行きました。

私「今朝がたは、ありがとうございました！！！本当にたすかりました！！！」

旦那さん「おお！？大丈夫だったか！？」

私「実は、どうやらイタズラされてしまって・・・」

旦那さん「なに！？そうなのか！？最近この近辺で話は聞いてたんだ。」

と・・・やり取りをすると、店の奥に大きい綺麗なバイクが１台ありました。

そう！旦那さんの正体は「ハーレー乗りのライダーさん」でした！

イタズラされたのはつらかったけど、それよりもライダーさんに助けて貰えた事の方が私はとても嬉しかった。

田舎から都会へ１人、出て来てバイク１台で生活をして暮らして都会でも温かい人は居るんだと
思い知った出来事でした。

それからは、朝にお店を通る度に旦那さんが店から出て来てくれて私の出勤時にほぼ必ず

手を上げてくれて、お互いに手を上げて挨拶を交わして私は会社に向かって行く事が日課となりました。

長々となってしまいましたが、パンクは本当に大変な思いをする事を私は身をもって経験しました。

そして現在は、チューブタイヤを使用する愛機に乗り換えて自分でタイヤを交換する事を学びました。

取り付け方が下手すぎて、何度もチューブに穴をあけてしまいチューブが補修のパッチだらけになりました。３日間トライ＆エラーで約７回以上（忘れた）タイヤとチューブを組みなおしてもエアーを入れると空気が漏れる為、偶然にでも成功した時はうれしくて泣きました


今回はフロントタイヤを交換しましたがやはり、失敗をして３回の組みなおしで成功する事が出来る様になりました（ちょっと進歩した？）


今では、​小さな手動タイプの空気入れ​を時々携帯しつつバイクに乗って出かける様になりました


自分の為だけじゃなく！過去の私の様に困った人へのちょっとしたバトンの為にね・・・

走行中にエンジンが突然終わってしまって、荷物が満載の状態でも平坦な道なら苦労なく車体を押せる事は本当にありがたい事を知っている

だからこそ極力私はギリギリまではタイヤの溝を使わずちょっとその手前でタイヤ交換をしています。

おかげでタイヤに刺さる物以外でのパンクはなくなり、安心してロングツーリングに出掛けれる様になりました

​​​​​​​​​​​​​​​​​今回はIRCタイヤのGS１９を丁度１年遅れで前後に入れてみました。ツーリングが楽しみです！