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カテゴリ:思い出
遠い過去の それは9月の中頃長女は2歳になっていただろうか2人 里帰りした日空港を降り立つと そこから真っ直ぐに伸びる道路の両端に咲いていたカンナお帰りなさい この道の先があなたの古里ですよ深紅のカンナが道案内してくれている気がした。そこからまだ列車を乗り継いで2.3時間もかかる古里への道程は長いのに。あの日の母は元気だった。 私は若く 娘は幼かった。あの日 着てたワンピースの形 色もはっきり覚えてる。ポエムロードで見つけたカンナに記憶が呼び戻された。30数年も前の日のひとこま ひとこまを思い出しキーを打ちながら 懐かしさで喉の奥が痛い。あの日 祖母が孫娘を初めて抱き上げた庭先に生っていた私の小学校入学記念樹のイチジクの木は もう絶えた事でしょう。空港からさっとバスに乗り換える今はあの道路に出る事はないけれど カンナは今でも都会から里帰りする人々を温かく迎えているだろうか。今や 友だけが私を待つ古里へ 又帰ろう。そしてお互いの母の話など して見たい。お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.10.01 20:34:36
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