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情報センターでの最終勤務日となる。
決算日なので、本社に寄って伝票等の処理をしてから、客先に入ることに する。 先週の金曜日にようやく客先との話し合いがついたような状態なので、慌 しく引継の準備をすることになる。 今回は、懸案のマニュアルの見直し以外はほとんど引き継がなくてもよい 状態なので、客の少ない午前中はカウンタの外に出て、もう一度じっくりと 読み直し、彼が赤字を入れた意図などを考えてみること にする。 昼休み、冷たい風を浴びながら、中庭の水面を見つめる。 午前中のチェックで気がついたことをまとめて、一気に赤字を入れた方が、 私の意図が伝わりやすいという結論が出る。 閉室後、参考資料として集めた他社の取説を持って、システム担当の職員 の方のところに、挨拶に出かける。 「今回の業務支援が終わりましたので、本日付で離任します」 と言ったら、一瞬驚いたような顔をされたが、いつものように穏やかな声で、 「これからも元気で頑張って下さい」 という言葉をいただくことができ、ホッとする。 5月末の離任のときは、個人的に言葉を交わせなかったので、これだけで も十分だなと思う。 言の葉の温かさ知る冬の風 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年02月03日 00時06分53秒
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