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ストップ !! 「第二迷信」

「亡くなった人」のためのものではない

 ★「線香は死んだ人にあげるのではない」より。
 http://plaza.rakuten.co.jp/akatamago/diary/200711070000/

好みは人それぞれ違って当然ですが、
「線香くさい」という方は、百円ショップの安物でなく、ちゃんとした店で好みの香を探してみましょう。アロマかわりにけっこう香りをたのしめます。
(私は、京都の知恩院内の売店で買ったのを使っています)

それでも「合わん」、という方が、無理に合わす必要はありません。
(どうせ、亡くなった方に香は届きませんから、失礼にはならない)


 ★「戒名は死んだ人の名前ではない」より。
 http://plaza.rakuten.co.jp/akatamago/diary/200711260000/ (2007/11/26の記事)
 
 ※先日の、「読経料・戒名料」の話題の続き。

お墓にはよく「戒名」が刻まれている。

決して亡くなった人に付ける名前でもなければ、成仏するための名前でもない。
「戒名」は、文字通り、仏教徒が「戒律に従う」ことを宣言して「授戒式」を経て、本山に認められた証であり、
 本来は信徒の自覚のある人が自発的に受けにいくもの。(浄土真宗の門徒さんはそもそも「戒律」でないので「戒名」と言わない。キリスト教はカトリックに「クリスチャンネーム」があるがプロテスタントは付けない)

※京都の「系列校」では、在学中に得度すると、特典があるとか…?

(学生時代の友人で、華頂短大(浄土宗総本山知恩院山内の系列校)の学生さんが、在学中に戒名をもらってました。)

「授戒式」にあたっての志納について、各宗派によって様々であり、
一律に「戒名料・5万円」ということはありえない。
様々な「相場」といわれるものにも、根拠はない。

京都の本山では毎日のように受付けがあり。
当然、ピンはねする人もいない。値段を気にする方はぜひ「本山」へ
(戒名をピンはね、というと、ずいぶん罰あたりなことだが、残念ながら、カルトでなければ、仏教でバチは当たらない。お裁きによって、修羅道行きかも知れないが…)

ちなみに、志納金について、各本山のHPを探しましたが、明確に金額で表示されているところはないんですね。

本願寺派
(成人1万円。未成年5千円。これは本願寺さんの寺務所に表示あり。それ以上は受け取らないから「一律5万円」の業者は「ピンはね」してるに違いない…)

曹洞宗。

真言宗智山派。(ここは、基本的に「金額設定がない」そうです。業者が「自主的」に志納する?)

(※「高野山」は、「三人文殊さん」に聞かなくちゃ)

昔、「武田晴信」が「信玄」、「長尾景虎」が「謙信」(「上杉」は、関東管令の上杉家を継いだため)
などと、「新しい名前」をつけることは一つのステイタスでもあったから、
その延長で「名前をつける」ことは意義がありますが、

「べつに、宗旨を持ってない」人が、わざわざ「機械的に」もらう必要はないと思います。
業者は位牌を売りつけるために必要でしょうが…。


「続・戒名は死んだ人の名前ではない」
http://plaza.rakuten.co.jp/akatamago/diary/200712120000/
(2007/12/12の記事)


まえに(1)を書きっぱなしの、続き。


文豪、夏目漱石の法名(広義)が
「文献院古道漱石居士」

 文献院は 「院号」
 古道は  「道号」
 漱石は  「法号」
 居士は  「位号」(あるいは「位称」)

 下の「位号」は文字通り、「位」によるランキングで、
「居士」「大姉」が上ランクで「信士」「信女」が下ランク。子供はさらに「童子」「童女」乳児は「嬰子」「嬰女」などと差別がある。

 ランクの基準は、宗門への寄与(お寺を寄進したとか)、信仰の深さなどで決まるはずだが、葬式のときに慌てて付けるような場合、「お金」しか判断基準がない。

 これが「戒名料」いくら、と言われる原因となる。
 (理屈から言えば、「位号」は、「閣下」みたいなもので、お墓にわざわざ刻む必要はないと思いますが…。
 豪邸の表札に「安倍晋三閣下」なんて書いてあったら、たぶん笑いモノ。)

「道号」は、道楽や趣味、仕事などを表すようです。
 (うちの親戚では「道号」のついた人がいないみたい)

「漱石」はもちろん、「こころ」などの作者としての号であり、芸術家や文筆家で雅号をそのまま「法号」にすることもあり。

 「本名から一文字取る」のは、「許容範囲」の程度のもので、決して「原則」ではない
(むしろ、俗から離れる、という意味では、「全く変える」のが本来的だが、遺族が故人を偲ぶのに、連想しやすい)
「信玄」も「謙信」も、仏門大名だが、本名から文字を取ってない。
(※ちなみに私の祖父は、華道の雅号と本名=俗名から一文字取っています。お洒落な人だったので、「道号」をつけてもサマになるんでしょうが、「親」とのバランス…?)

 法号の上に、お釈迦様の弟子という意味で「釈」がつき、
「釈○○」の三文字が、門徒さんの法名(狭義)になる。
 本願寺派の今の門主さんは「釈即如」の三文字で、公式声明などに「その他」の号はつかない。

あと、宗派の特徴で、
「阿」は浄土宗、時宗に多い。「世阿弥」などは固有名詞でなく実は、阿弥陀の号だとか。

日蓮宗では、「法」女性は「妙」がつき、真ん中に宗祖の「日」を含むので、「法○日○」等と、計四文字。

真言宗や天台宗は、梵字で「ア」が付く。
(このへんは、また三人文殊さんにご解説願わねば)

なお、「戒名は【長いほう】がよく成仏できる」というのは、まったくの迷信
 
 ★「【読経料】【戒名料】ではない。」2007/11/22の記事
 http://plaza.rakuten.co.jp/akatamago/diary/200711220000/

前の話題で、浦安シルバー人材センターの料金表にあった、
「読経料」
「戒名料」


お葬式が、設備の使用、労働力の提供を必要とする「事業」であるなら、「対価」をともなうのは当然。

(お寺や教会でなく、自宅や施設を使うなら、「出張」してもらうお坊さんや牧師さんに「お車代」ぐらい包むのは当然。)

しかし「読経」は「労働提供」ではあるまい。

あくまで、宗教行為として、お勤めの「導師」をお願いするなら、「お布施」

あるお坊さんの話。
「百万円でも千円でも、お経に違いはありませんよ」
(ちなみに、「宗教法人」のお寺や教会の、お坊さんや牧師さんは、法人から「給与」を支給~税金は源泉徴収~されるので、お布施がお坊さんの懐に入るわけではない)

現実は、
葬儀屋さんの「提携僧侶」というのがあり、
業者は「仲介手数料」を取るけれど、まさか「お布施」をピンはねはできないから、「読経料」という、ビジネスとしての料金を設定することになる。
(個人で法事のお願いしたとき、気をつけましょう)

いくつかの「玉串料訴訟」で、「憲法違犯にならない」と認定された判決は、
「ただのイベントで、宗教行為への支出にあたらない」という解釈。

「読経」も、「ただの演出」みたいな扱いだから、生活保護費で「葬祭扶助」の中に「読経料」が含まれていても問題にならない。

寺を持たず、マンションから出勤して提携業者の依頼を請ける「派遣坊主」というのは、(「事業収入」扱いで申告されるのかどうかは知らない)
ちゃんとした住職さんから見たら、下司な存在だけど、

実は、「そういう人」がいるから、自分のお寺の仕事に専念できている、という恩恵も受けているはず。
(いきなり、知らん人から「明日お通夜に来てくれ」、と言われても予定が詰まってることも多いだろうし、お経ばかり続けて喉を痛めても困る)

で、提案。

遺族さんが、「お勤めはいいから、形として読経だけ」を望まれるなら、
いっそ、「仏様系」の大学の「部活」でやったらどうだろう。ボランティアサークルでも。
(将来、住職になったときのための実習にもなるし、遺族と接するのも貴重な人生経験。大学では得られないよ)
「神様系」でも、学生が聖歌隊を出すとか。

(系列校の多い京都でないと無理かな…)

「ただの演出」なら、僧侶資格はいらんでしょ。
(じっさい、「この坊さん本物か?」と思うことも時々あります。あの「○山弁護士」が本物なんなら、そういうのもあるかも知れないけど…)

※戒名の話題は後日。


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