2007/05/29(火)22:33
晴れの国の直播
岡山平野にて。稲の直播。
端の列は畔を壊さないように「プロ」がやりましたが、隣は素人(私ですがな)が…、
やはり曲がってるわ…。
これが稲刈りまで残るのが恥ずかしい限りで…トホホ
しかし、乗用車というのが、いかに真っすぐ走りやすくできてるか、よう解ります。
今どきは、水をはった田んぼに田植え機を走らせるのが、一般的な日本の田植え風景ですが、
「晴れの国」岡山ならではの風景が「直播」。
乾いた田に直接籾をまいて、後から水を張る。
昔は「手押し」で2条ずつだったけど、乗用トラクターにくっつけて6条いっぺんにすいすい。
泥んこにならずにすむので、ここは楽。ただし、後で草取りが面倒。
どっちで苦労するか、の選択。(まあ、北陸あたりの米どころでは、選択の余地なく田植えですが。)
全てで楽をしようと思うのは間違い。子育ても同じですか。「楽」でなくても「楽しく」やることをみんなで考えたいものです。
なお、そもそも何で田植えをするか、というと、
水を張った田んぼだと、草が生えてない所に生長した苗を植えるから、雑草に対して稲がフライングスタートで伸びることが出来る、というメリット。
直播だと、雑草と同時スタートだから、どうしても、草取りしなければ草ぼうぼうになってしまう。(或は除草剤頼り)
逆に田植えの難点は、苗の生長と水の深さを合わせないと、浅いと倒れるし、深いと水没する。
他の田んぼの都合もあるし、まめに水管理できないとタイミングが合わせられない。
(自分勝手に水を引くのを、「我田引水」という。)