カテゴリ:とくに、京都市関係…
大阪の選挙がアレだった流れで、京都市長選挙が盛り上がらなかったのはしかたない。
ただ、考えねばならないのは、低投票率の中で、現職は票を増やしたのに、 本田候補が、前回中村候補の票を減らしたこと。 両方減ったのなら「争点そらし」とかいうこともできるかもしれないが、 「戦争法」を争点としないのが大阪だったから、京都で「争点化」して有権者が動くわけがない。 おまけに、ジェンダー意識の低さを公言するかのような「女性市長」スローガンは、うけない。 (それが受けると思ってる人たちの問題だと思う。) 「憲法市長」というのも、川口是先生とか黒田了一知事とかのプロが「憲法知事」ならわかるが、 憲法学者でも何でもない、元教員の本田さんのキャッチフレーズとして、どうなんだろう。 「元・市教育長」の現職市長に「元・市教組委員長」の新人が挑むなら、「教育」が争点だったろう。 前市長も教育長出身だったが、 かつて「新学力観」がもてはやされて、それに反対するものは「非国民」のような風潮さえあった。 「知識、理解」よりも、「意欲、態度」が優先だといって、子どもの学力が低下した。 文科省自体が、それを「見直し」せざるを得なくなってきている時代に、 「推進派」だった連中が大きな顔をしているのを、見逃しているのがもどかしい。 あのとき、あれだけ自慢した「新学力観」はどうしたんだ? 誰が責任とるんだ? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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