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名古屋市緑区の加藤厚税理士事務所　相続税　贈与税　相続対策　中京大学非常勤講師

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全29件 (29件中 1-29件目)

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大切な資産を守る土地活用法

　午前中、２月早々に法人成りをする技術士さんのところへ、金融機関から発行された「出資払込金保管証明書」をもらいにあがる。これも最近金融機関はなかなか出してくれないらしい。しかし、私は日頃のお付き合いからか、一度も渋ったり断られたりすることもなく、スムーズに設立へ進む。ありがたいことです。　これで当初の予定通り、２月２日には登記できそうだ。この法人なりをきっかけに、ますます、発展していただきたいと願うばかりである。こうして開業当初からお手伝いさせていただいた方々が法人成りをして、ますます事業を展開していくのを見ると、嬉しいものです。　近鉄名古屋駅、１１時２１分の賢島行き特急に乗車。宇治山田までの約１時間の旅。午後２時からのセミナーのために出張である。１２時４１分に宇治山田駅に到着。この駅は伊勢市にあり、伊勢神宮の外宮のそばである。その駅に車で迎えに来てもらい、会場へ。そこで主催者である会社の代表と会い、いろいろとお話をする。社長さん自体に問題意識を持って見えるので、今回のセミナーも社長さんや社員の方も出席され、社長自身からも質問をいただいた。　今回のセミナーの主催者である株式会社坂下工務店さんのホームページはこちらです。http://www5.ocn.ne.jp/~sakasita/index.htm 　今回の受講される皆さんには、相続の基本的なことから、土地を活用すると節税になるか、とお話した。休憩１０分をはさんで約２時間、午後4時まで講演し無事？終了することが出来た。受講生から出た言葉は、「結局何にも知らないと本当に損をするんだね」ということ。相続という法律、特に１５年の改正で出来た「相続時精算課税制度」を理解している方は誰もいないようでした。　満足していただけたかどうかわからないが、また機会があれば是非講師に呼んでもらいたいものである。このような機会は普段のルーティングとは異なるので、非常に新鮮である。また、一般の納税者や顧問先以外の会社の方とのお話が出来るのも魅力です。　坂下工務店の皆様、本当にありがとうございました！

Jan 31, 2004

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領収書の収入印紙

　午前中、先日ドタキャンを食らったお客さんへ訪問。ドアを開けた早々、社長が深々と頭を下げている。仕事に穴を開けるわけにはいかないからしょうがない。経理事務は直接金になるわけではないから。法定調書等に押印。１２月月次監査。途中、社長夫人はダイエットのため？スポーツクラブへ。　一通り、作業を終えてから社長から相談。現在、産廃の収集運搬等をやってみえるが、そこそこ利益を上げており、その内部留保金で別の事業を始めたいらしい。以前から相談を受けていたが、全く違うこと、経験のないこと、興味のないことをやるのはやめた方がいい。その結果、清掃業を行なうことになった。　　と言っても、神社の鳥居や灯篭等をターゲットにする。実際、神社の鳥居を見ると、鳥のフンだらけで大変汚い。これを専門にしている業者は大変少ないらしい。そこで、私に石材屋に知り合いはいないかと言う。石の性質や価格を調査したいらしい。幸い、親戚が西区でお寺さんをやっていて、そこに出入りしている石材屋さんの社長を知っているので、紹介することになった。　やはり、こういうときにどれだけ人を知っているか。物をいいますねえ。感謝感謝です。税理士と言う仕事とは直接関係ありませんが、頼られると言うことは、大変嬉しいことです。　その後、熱田区のお客さんであるメガネの小売店へ。１２月月次監査。個人の方なので、確定申告。在庫は０Ｋ。早く決算をしようと心に誓う。この店主は偶然にも、瑞陵高校の先輩なんですね。世の中狭いものです。大切にしたいですね。広愛メガネといいまして、共同仕入れをされているので非常に低価格を実現されています。地下鉄名城線日比野駅のすぐそばです。広愛メガネ　午後２時過ぎ、ようやく昼食。その前にお客さんが来所。融資の関係で、登記簿謄本を取りにみえる。昼食もつかの間、助成金の申請を頼んでおいた社労士法人の勤務社労士さんが、申請書類を持ってみえた。無事申請終了。この社労士さんは２７才だったと思う。昨年、社労士に登録して内輪で合格祝いをした。若いのにもう社労士、凄いなあ。　夜、某税理士事務所の職員の「給料日飲み会（給料日明けにやる飲み会のこと）」に呼んでいただく。部外者はもう一人税理士さんがいる。合計７人でスタート。場所は豆腐専門店で、以前にも使ったことがある天白区植田の「豆丁」http://ganet.jp/shop_disp.asp?shop_id=000916&disp_page= 　なかなか美味しいですよ。ヘルシーでダイエットにはもってこい？３時間ばかりの楽しいひと時が終わり、さあ会計へ。ここは部外者の税理士２人が持つ？ということで領収書をいただくことに。お会計は３万１８６８円になり、領収書を半分の金額で分けてください、とお願いしたところ分けれない、とつれない回答。サービス悪いなと思いつつ、私が出金伝票を切ることにした。　ご存知と思うが、印紙税法上、領収書の金額（売上代金に係る金銭または有価証券の受取金額）が３万円未満は印紙は非課税だが、それ以上は課税される。このケースは２００円の印紙を貼らなければいけない。もう一人の税理士が印紙を貼っていないことに気づき、お店の人に指摘をした。しかし、何とお店に印紙がないらしい。どんなお店だ、と思いながら、結局領収書を分けてもらうことに。そうすれば１枚あたり３万円以下になるので課税されない。分けることが出来るのなら、最初からやれ、と言いたくなる対応の悪いお店であった。　２次会は久々にカラオケボックスに行った。何年ぶりだろう。このカラオケを発明した人も、特許をとっていれば今頃はウハウハ？だっただろうに・・・。約２時間の宴は終了し、その後白タク（毎度のことですが）午前様で帰宅。アルコールの全く駄目な私でもこのようは企画は大好きです。また、部外者の私をいまだに誘ってくれる皆さんにも感謝ですね。

Jan 30, 2004

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e-Taxソフトが簡易書留で届く

　朝一番は、以前勤めていた事務所へ。まだ当時担当していたお客さんを外注という形で１件だけ受けている。その帳簿資料と、請求書を持参。明日はこの事務所の給料日飲み会に参加。詳しくは明日の日記で。　そのあと、そぐそばのお客さんでもある社会保険労務士法人へ。お客さんの助成金の申請用紙を届ける。ここは１２月決算であり、また今回に限り所長の確定申告がありダブル決算である。早くやらねば、と焦る。　本日は税務経営指導所の担当日。こちらは完全に確定申告モード突入中。本日も４件の決算を組んだ。すべて手書きなので、とても神経を使う。その中に、お洒落な喫茶店を経営されているご夫婦がいる。お店の名は、As Times Goes Byです。http://www.grappee.com/weekly/shop_search/link.php?sid=ca00074 　奥様が作るシフォンケーキは絶品で、５～７種類のバリエーションがあり、ホールごとテイクアウトも可。名古屋市千種区広小路通沿いです。お近くの方は是非どうぞ！　先日、税理士会熱田支部の執行部よりメールあり。内容は、熱田支部にＩＣカ－ドリ－ダライタ設置しさえたというもの。私のと事にはまだＩＣカードは届いていないが、早い人だともう届いているらしい。「皆さんのお手元にＩＣカ－ドが着きましたら、封筒のまま事務局へお持ちください。」というもの。中身の確認作業についてやり方を事務局の人が指導してくれる。ただし、支部研修会のときにも確認作業をする予定ですのでその時でもいいらしい。ＰＩＮ（パスワ－ド）情報が封筒の中にありますので、封筒ごとお持ちくださるのが間違いない。ただし、ＰＩＮ情報等は個人以外は知ってはいけませんので、自分で確認作業が必要となる。今日も私が要る時だけでも、４名の税理士さんが来所され、確認作業をしていた。時間は５分もかからない。私は来週かなあ。　事務所に戻ると、ｅ－Taxソフトウェアが簡易書留で届きました。いよいよ電子申告、と言った感じです。しかし、私が以前勤めていた事務所の所長は、未だに申請書類が他の書類の山の中、といった感じでよくわかっていませんでした。ＩＣカード取得率１００％、は無理かな。　こんな状況です、税理士Ａ先生。ご参考になったでしょうか？また、何かありましたら日記に掲載します。　

Jan 29, 2004

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親友からの電話

　午前中、12月の月次監査のために、Ｎ社を訪問、と思ったら誰もいない。社長の携帯に電話すると、急に仕事が入り今日は駄目なので連絡しようと思っていた、とのこと。また無駄な時間を費やしてしまった。幸い、事務所から来るまで数分の場所だから良かったが・・・　以前はしていたが、事前に日程の確認の電話を、また復活しなくてはいけないかなあ、と自己反省。連絡ぐらいしろー、と叫びたい気分だが、気分を変えてすぐに他の事案を処理しなければ時間が勿体ない。　夕方、昨日法定調書等に印鑑をもらえなかった会社に訪問。今日は印鑑だけですよ、と昨日念を押しておいたが、社長はそんな自分の都合の悪いことは忘れ、長話にはいる。　さっさと切り上げ、次のところへ訪問。ここはマンガ喫茶を経営している事業主だ。開業当初は好調だったが、周囲に新規大型店舗が開店すると、なかなか難しい。　８時過ぎ、帰り際に携帯に電話。通知不可との表示。誰だろうと電話を取ると、久々の友人の声。中学校時代からの友人で、高校からは別々だが、一番の親友である。陸上競技部で一緒で、同じ短距離。この友人と一緒にリレーで全国ランキング１９位まで行った。彼はその実績を買われ、愛知県下では一番の陸上の有名校にスカウトされ進学した。私はプロフィールにも掲載したが、自分の陸上の実力はわかっているので、別の有力校からお誘いがあったが、これでは飯は食えぬと、夢もなく公立高校へ進学した。でも、公立高校に試験日の１０日前の室内陸上競技大会に招待され、彼と一緒に出場してしまったのには、さすがの親もあきれて、怒りもしなかった。彼は既に進学が決まっていたからいいが、私は未定であった。結果的には良く受かったものだ。　この彼は現在、設計事務所に勤めている。といっても設計士や建築士でもない。ある資格はパイロットの免許である。この会社がヘリコプターを所有しおり、それで応募したのだ。彼は以前塾の講師をしていたが、夢を捨てきれず、アメリカにわたり免許を取得した。講師の仕事も好きだったようだが、より好きなものに挑戦し、その夢を果たすべく、努力をしている。やっぱり、好きなこと、夢を持った仕事しなければねえ。　電話の主旨は、ヘリを使って航空写真を撮り、それを販売したいとの事。官庁関係から攻めていくらしいが、税務署などは使用することはあるかということ。私見を述べたが、やはり餅は餅屋に聞くのが一番だね、といってくれた。　こうゆう時は、やはり持つべきものは友、遠くの親戚より、近くの親友？　でしたっけ。年に数回しかあいませんが、もう２０年以上の付き合いです。未だに当時のニックネームで呼び合っていますが、このまま４０代、５０台といくのでしょうね。傍から見ると恥ずかしいのかもしれませんが・・・。そういえば、先日あった定例会のメンバーで当時のアルバイト先の社員の人にも、「あっちゃん」と未だに呼ばれます。永遠に続くのでしょうね。なんだか嬉しいものです。

Jan 28, 2004

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久々の再会（らーめん三吉）

　午前中、名古屋都心のお客さんに訪問。本日社長に会い、法定調書に印鑑をいただく予定であったが、当の社長は不在。体調が悪く、しかも本日の事はすっかり忘れていたらしい。印鑑は、会社の金庫の中、金庫の鍵は社長が持っている。どうにもならないので、明日夕方、印鑑だけをいただきにあがる。毎度のことだが、きちんと忘れずに覚えておいてくれないかなあ・・・とぼやきがはいる。　いつもは社長と一緒に仕事の話をしながら昼食をいただくのだが、そんなことで先日「定例会」を教えてもらった、当時バイトしていた某大手予備校のお世話になった職員の人が、現在退職して「近くのラーメン店で働いている」と聞いたので、ちょうど帰り道にあたるので、寄ってみた。１１時４０分に入店。開店は１１時３０分なので、空いているから話せるかな、と期待をいだいたが撃沈。カウンター１２席のみのお店で、既に９人のお客さんが食べている。流行っているようだ。ここでいつもの癖で、このお店の売上を勝手に推測。私が２０分あまりで食べている間に、すべての席が回転している。サラリーマンが多いようだ。　お店の名前は、「三吉」です。名古屋の人だとナゴヤドームのそばの「三吉」を想像されると思いますが、ここは昭和区の地下鉄荒畑駅のそばです。http://www5a.biglobe.ne.jp/~toukatu/ramensankichi-arahatanagoya.htm 　席に座って、すぐに気づいてくれました。もう、かれこれ１０年近く会っていなかったような気がします。その人は全然変わっていなく、元気そうでした。店員は４名で、その人だけがメンを茹でています。次々とオーダーがはいるので、こちらから声をかけるのは控えていました。ほんの少しだけ会話が出来ましたが、その人がオーナーでやっているのか、あるいは雇われなのかは分かりませんでしたが、元気そうにやっている姿を見て、がんばってほしいなと思いました。帰りに名刺を置いていきました。実はこの人と私の従兄が小中学校の同級生で、そのつてで、アルバイトを紹介していただいたので、良く可愛がっていただきました。　ラーメンは、みそラーメンを注文しました。冗談に抜きに美味しかったです。満席だったので、すぐに退席しましたが、今度は空いている時間帯に行こうかな。ゆっくりと、この何年間の色々な出来事を聞きたいので。それにしても、ラーメン店の店員って、どうして頭にバンダナをしているのでしょうかね？　汗を吸い取るためでしょうか。お近くをお通りかのかたは一度よってみてください。その人は私の３つ上ですが、カッコいい人ですよ。　　午後は、これまた別の会社の社長婦人と待ち合わせたのですが、先方が時間に遅れる・・・。会社の前で待つこと３０分。だけど、なぜか本心から怒れず、憎めないんですね。自営業者は、色々あるんです。

Jan 27, 2004

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セミナーのレジメ作成

　先日、東京のコンサルティング会社（トップページ参照）から、セミナー講師の依頼あり。三重県の某大手銀行さんからの紹介で、伊勢の工務店さん主催だそうだ。その日が今週末、３１日（土）である。　主催が工務店さんなので、セミナーの意図ははっきりしている。いかに土地を動かすか。遊休地を有効に活用するを知っていただくか。かといって、そればかりを強調しすぎてもいけないし、気をつけたほうがいい点は、はっきりと受講者に言うのが税理士の役目である。　そのレジメを早々に確認したいとのことで、昨晩から徹夜？でワードで作成。添付ファイルでボタン一つで送信。本当に便利になった。もっとも、自分の書籍を使用するので、内容・構成は自分の頭の中で大体出来ている。こういう時に、自分の本があると本当にありがたい。そのおかげで、私をセミナーの講師に推薦していただいたようだし、信頼度も抜群？　話す内容も事欠かない。　また、その時のセミナーの様子を日記に掲載します。

Jan 26, 2004

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『建設技術者なら独立できる』を読んで、独立とは？

　暦上、久々の休日。仕事もしたが、先日クライアントさんの共著の標題の書籍を読んだ。たまにはリフレッシュしないとどうにかなってしまう。　５人の独立された、それぞれの志が書かれてあり、建設業以外の人でも参考になる意見だと思う。理屈どうこうよりも、やはり実体験が一番参考になる。特に同業者のストーリーを沢山読みたいものだが、なかなか税理士のものもない。あとは、色々はところに顔を突っ込み、諸先輩方々のお話を片っ端から伺う。　この書籍の中で、特に目に引いた箇所は「自立と独立」というテーマ。この言葉は異なるんですね。この人は自立を「自らの夢・目標を持ち、それに日付を入れ、達成すべく努力をしている状態」だそうです。たとえ独立していても、独自性、主体性に書け「夢・目標」がない人は自立しているとは言えない。逆にサラリーマンであっても、自立した生き方をしている人はいるでしょう。サラリーマンとか自営業者という立場は関係ないということです。　私は、独立した時にこの先５年間の目標を立て、紙に書き机のすぐそばに貼ってあります。おかげ様で、３年目まではとりあえず目標（クライアント数、売上、利益等）をクリアできました。有言実行でき、よかったなと思います。紙に書く、というのは重要なことです。明確な目標がないと、ただ忙しいだけ、の人生に終わってしまします。　今度は、アマゾンで予約し届いた『逆転バカ社長』を読破！　

Jan 25, 2004

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盗難にあった時は税金が・・・

　昨年末、相続絡みで他の税理士さんから移ってきた会社へ訪問。社長が突然亡くなったため、その事業としては後継者がなく、やめることになったが、会社に土地があるので、不動産管理会社として残すことの提案をした。奥さんは、会社をたたみたいという意向であったが、せっかく会社があるので、使わない手はない。会社から給与所得控除が使える給与という形で、お金をもらえばいい。所得が圧縮できる。今、会社を清算してしまえば、会社への出資金や貸付金を回収できなくなる。　そのあたりのことを詳しく説明したら、会社を存続させ、名称だけは何をやっているか分からなくなるので、変更することで合意した。しかし、突然社長がなくなり、残された家族は大変である。今までは、社長がすべてを取り仕切っており、奥さんは社長の指示通り動いていただけなので、書類一つされよくわからないケースがある。これは自分もそうだが、私自身が倒れたら、誰も私の仕事の全てを分かる人間がいないので、その時は廃業になってしまう。健康第一ですね。本当に実感します。　夜、ある方から突然の電話。家に強盗が入ったとのこと。幸い、その後家族に直接の被害はなく、貴金属類が盗まれたらしい。その中には、結婚以来一度もはめていない婚約指輪もあったとか。時価総額約１００万円ほど？　通帳や小切手など事業資金などは一切手がつけられていなかったそうだ。盗難保険等に入っておらず。保険金も下りないそうだ。　ここで税金に関する控除があります。雑損控除といいまして、震災や災害をはじめ水害、雪害などの自然災害、もしくは盗難や横領によって住宅や家財などに損害を受けた人は、雑損控除として一定の金額が所得から控除されます。　この控除を受けるにあたって、所得税の確定申告が必要です。年末調整では控除されませんので、ご注意を！　確定申告に際しては「災害を受けた資産の証明書」と災害関連支出の金額についての領収書を添付します。災害や盗難、横領にあったことの証明書（消防署や警察署で交付されます）も必要です。　ただし、その控除の対象となるものは、日常生活上の住宅や家財が中心ですから、棚卸資産や事業用の資産、日常生活に必要としない別荘や自動車、時価３０万円を超える貴金属類・書画・骨董などは控除の対象とは認められません。　雑損控除で思い出すのは、平成１２年秋にあった「東海豪雨」である。広域にわたり浸水し、当時私の担当していたお客さんも随分被害にあって、翌年の確定申告で雑損控除をやった。無料税務相談もこのようなケースが多く、国税局と税理士会では、「東海豪雨」に関しては一定のマニュアルを作って対応した。そうでもしなければ、とても対応できない。私の事務所周辺もまさに”海”となっていた。雑損控除を聞くと、そのときのことが思い出されます。　これ以外に、災害免除法を適用できるケースがあり、税金が免除されることがありますのでご参考までに。使わないに越したことはありませんが・・・

Jan 24, 2004

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法人成り

　午前中、豊明市のクライアント（個人事業主）さんに月次監査で訪問。昨年から利益が出ているので、現在の収入の場合、事業所得と給与所得とでは、どれぐらい税金の差が出るか。そのほかのメリット、デメリットを説明した。その結果、法人成りすることに決定していた。　今回は、定款等の書類に印鑑をいただく作業がある。法人成りを勧めてから、1年越しの結果である。　午後にお邪魔したクライアントさんも個人事業主で、業種は製造業でが、この不況に負けることなく、がんばって利益を上げている。ここにも法人ありのメリットを説明をずいぶん前から説明してきたが、「会社にする」ということがとても凄いこと、という感覚があるらしい。　一般の人からみると、会社にすることは、とても凄いことであるかのように思われるが、単なる組織変更である。別に本社ビルを建てるわけでもなく、上場するわけでもない。経理も全く異なることをやるわけではない。事業主も、取締役になったからといって、今までの仕事も変わるわけでもない。極端なことを言えば、単なる節税対策であるだ、と考えていただければ。　話は戻るが、午前中にお邪魔したクライアントさんは、「技術士」という国家資格を取得されている。一般にはなかなか知られていない資格ではないだろうか。この方と知り合う前までは、私も存在を知らなかった。その方がこのたび本を共著というかたちで、出版される。『建設技術者なら独立できる』（新風舎）制作・著作　建設新世紀５人の会　この中の一人が、クライアントさんで１級建築士でもある「間瀬雅彦」さんでる。http://www.hata-web.com/company/mase.html 　５人がそれぞれ中たちで独立され、建設業界でがんばってみえる。書籍の「はじめに」にも記載されているが、独立に関する書籍はたくさん出版されていますが、建設に特化したものはありません。そんな方々が「夢」を持って、独立、あるいは自立できれば、との思いがあって書かれたそうです。私にとっても、参考になる文献だと思います。建設技術者の方は一度手にとって見てはいかがでしょうか。　間瀬さんとは、色々なところで似たもの同士である。間瀬さんは５０歳ぐらいで、人生経験は全然上であるので、一緒にするのはおこがましいが、独立時期が一緒。売上、所得も大体一緒。資格を持っている。学校で教えている。書籍を出版している。だから私は勝手に「ライバル」と思っている。会社設立は先を越されたが、私も負けないようにがんばります。　風邪を引き始めたようなので、医者に行ってきました。その後は仕事にならず、爆睡です。注：今回のように、クライアントさんの実名を掲載するケースは、必ず事前にご本人の承諾を得ています。

Jan 23, 2004

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医療費控除の適用

　以前からＩＣカード申請のための書類を、早く提出しようと思っていて、なかなか区役所に行く機会がなく、本日やっと、印鑑証明書と住民票を取得し、電子証明書発行申請書兼利用同意書と一緒に同封し、郵送した。書類自体は、認証がおりた１６日の翌日に到着。名古屋国税局管内がこの確定申告期からスタートするので、優先的に郵送されたようだ。この提出自体はなんら難しくない。　本日は税務経営指導所である。いよいよ確定申告が始まった。本日の方は、確定申告書が郵送されているかどうかギリギリだったのだが、間に合っていてよかった。普段はパソコンを使って申告書作成する。ここではパソコンがないので、すべて手書き。ここで手書きでやっておくと、いい予行練習になる。この方は振替納税なので、納付書の作成なし。　夕方、ある女性から携帯に電話あり。高校の後輩で、教育実習で一緒だった子からであった。昨年１２月に出産したので、医療費控除の適用を受けたいと年末にメールがあった。　１２月ギリギリに出産すると、損することもある。年をまたいで治療を受けると、例えば、１５年で１０万円控除、１６年でも１０万円控除となり、合計２０万円控除されてしまうので、場合によっては医療費控除を受けることが出来ない可能性がある。こればっかりは、どうしようもないが・・・。　もちろん、領収書がなければ適用は無理だが、これに関しては現金主義である。たとえ１２月分の請求であっても、支払日が翌年になってしまえば、控除は受けられないのでご注意を！　年末は、早め、早めのお支払が肝心です。　あと保険金などの補填があれば、支払った金額から差し引かなければいけないが、今回のように１２月に出産し、出産一時金が１５年中に支払われないケースはどうか？　それは見込みで計算しなければいけない。”費用収益対応の原則”である。　他に病院に通院した交通費も控除の対象となる。詳しいことは、トップページに近々掲載したいと思います。　本日は、本当に体調が悪くなったので、この辺で終了いたします。

Jan 22, 2004

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いい税理士とは？（２）

　源泉所得税の納期特例の期限が過ぎ、ほっとしたのか、今まで午前様だった影響か、体調を崩しかけてしまった。本当に因果な商売だなあ、と思う。法定期限の連続で、当たり前だが税金の計算は正しくされて当然、間違っていたときには・・・。そこは今までそのクライアントさんと培ってきた信頼関係がものを言う。一般的に税理士をやって、「独立している」というと、「凄いね」という反応がほとんどである。確かに資格と取得したことは少しはいいかもしれないが、資格＝収入という時代ではない。どんな凄い知識があり、仕事が出来るとしても、われわれの商売は、御客さまあってのサービス業である。営業が出来なければ、どんなに賢い税理士でも食べてはいけない。　昨日の日記でも、税理士像について、色々ご意見をいただいた。参考にさせていただきます。ありがとうございました。同業者（他士業でもいいです）のご意見もお聞きしたいです。　最終的には、その税理士自身の価値だと思う。ようは税理士である私が商品なのである。お客様にいかに私を気に入っていただくか。そのためには、商品開発、すなわち商品に投資をしなければならない。我々はいわゆる仕入れがないが、知識や経験が仕入れとなる。ここをケチると商品価値が下がり、私を買ってくれないのである。だから研修費や交際費、書籍代には惜しみなく使う。今、この時期にやらねば、いつやるのか。独立開業５年目までが勝負と思っています。　明日は、税務経営指導所の担当日です。いよいよ確定申告です。皆さん、準備はお早めに！

Jan 21, 2004

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いい税理士とは？

　本日が、源泉所得税の納期の特例の期限である。本当に辛かった。やり方を変えねばならぬと実感。数件、未だ給与明細書等をいただけない企業が何件かある。いくら連絡しても、なしのつぶて。なめられているのだろう。不納付加算税や延滞税が発生するので、甘く見ないように。高い時は１４．６％の利率ですよ。　外出中、携帯電話に某税務署から電話が・・・。いつもそうだが、税務署からの電話の程、嫌なものはない。用件は、昨年末、某クライアントさんの未納税金を一括して払ったが、すべてを完納できた訳ではないので、その後の納付計画は、という問い合わせ。税務署も大変である。最近はこのような納税者が多いので、そちらのほうに時間がとられてしまう。返答としては、「利益が出たらそぐに納付するので、待ってくれ」、といっておいた。どうしようもないからだ。税務署も納付予定がわかりましたら、ご連絡くださいとのこと。　本日の夜は、某クライアントさんの従業員が結婚されて、内々で食事会をしたいとのこと。昨晩突然電話があったが、幸い源泉の納付期限後なので、遠慮なくお伺いした。このようなプライベート？な席にご招待いただくことは、嬉しいことである。指定の場所に行ったら、外部の人間は私一人だった。税理士としては、光栄である。存在価値を認めていただいたかな、と少し自信になった。　以前ＢＢＳで、「いい税理士とは」というご質問があった。このように、公私共にお付き合いできる税理士がいいかどうかは別にして、企業側にとっていい税理士像とは・・・遅くなりましたが、ここで私見を述べさせていただきます。　依然悪い税理士のことを少し述べました。用はその反対なのですが、　コンサルティング業務の基本のうち　月次監査で毎月訪問する　指導は所長自ら　税務以外の知識が豊富　最新の税改正を把握している　人脈の幅が広い　得意分野がある　時には厳しく苦言を言う　長期的な視点で会社の利益を考える　等々、思いつくまま述べました。これは、企業側がどのような税理士を求めるかによると思います。あるアンケートによると、二極化しているという。一つは、税務のみならず、経営全般の指導を受けたい企業。もう一つは、税理士は税務のみ、それ以外は別の専門あるいは自社で処理する、といいことらしい。　一概にはどちらがいいかは言えないが、中小零細企業にとっては、一番身近な法律家は税理士になる。他の専門家を雇う余裕がないからだ。そんな時税理士はどのような対応が出来るか。素早く回答できれば、評価は高まるだろうし、反対であれば信用を失う。重要な事項だ。　ちなみに私の場合、どうしてもわからない点については、提携している専門家に聞いて、あとは自分で対処する。こういうときに顧問先自体に、社会保険労務士さんと司法書士さんがみえるので大変助かる。しかも、同世代なので、最近の法律も勉強されている。一概には言えないが、これが高齢な方々だと、どうだろう・・・。　最近の事案は企業倒産関係を含めて、大変複雑化している。もう、サービス業として、一事務所では対処する時代ではないかもしれない。法律も複雑化しているので、やはりその道の専門化が頼りである。同じ弁護士でも、民法に強い人、刑法に強い人、企業間関係に強い人、いろいろな特徴のもった人たちをどれだけ多く知っているか。まさに人脈の幅の広さがものをいう。　何か、他に参考意見がありましたら、ドシドシお書込みください。　

Jan 20, 2004

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お客様と顧問契約成功！

　本日午後４時から、知り合いの行政書士さんの紹介で、新規に立ち上げた会社の社長さんとお会いした。業種はサービス業？　よくある靴の修理や合カギを作る会社である。ここまでならよくある業種だが、プラスここはカバンの修理もやっている．いわれてみれば、確かにあまり見たことが無いような気がする。それによって、現在、あるフランチャイズ店舗の各店に入り、業績を伸ばしている．よってこのままでは、節税対策などをしなければ、多額の税金を払うことになる、といってこの会社を設立したときに書類などを依頼した行政書士さんに、税理士を紹介してほしいという話になったらしい。１時間半ばかりお話させて戴いて、特にそうとも困難な障害は無く、行政書士さんの根回しもあったのだろう。すんなりと依頼を受けることになった。行政書士さんに感謝！である。　私の場合、お客さんの増える要因は、すべて人の紹介である。今まで飛び込みは一切無し。今まで培った人とのつながりが、ここになって生きている。　現在の顧問契約先、銀行、商工会、税務経営指導所、知人、家族からの紹介である。事務所にこもっていては何もならない。とにかく外へ出て、営業活動し、お客様を１件でも増やすのが、代表者の努めである。だから私はほとんど事務所にいない。携帯電話が無ければ、無理であろう。とりあえず、紹介されれば、その人と会ってみる。会う前から、どうしようといっても始まらないので、それはあってから今後のお付き合いは考えれば良い。会うことさえしなければ、きっかけをみすみす逃すことになる。　チャンスは人生の中で早々無いと思う。ここ、と思った時に勝負をしないと一生後悔するような気がする。チャンスだった事さえ、気づかずに過ぎてしまう可能性だってあるのだから。　私のモットーは、”金儲け”より”人儲け”です。

Jan 19, 2004

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無料税務相談のご利用を！

　とある方から、所得税の相談があった。内容は、医療費控除のことである。領収書は全部とってあるが、金額は合計で十数万円らしい。その方の所得から判断すると、税率は１０％なので還付金は約千円。「書き方がよくわからないので、書いてもらえないか」との依頼だったが、正直な話、少なくても税理士に依頼すると、千円以上の手数料が発生するので、この還付金のために何をやっているのかわからない。こちらとしては、依頼と受けてやりたいところだが、納税者にとっては本末転倒になるので、無料税務相談のことを説明しお薦めした。　これは各市町村によって違いがあるかもしれないが、私が住んでいる名古屋国税局管内では、２月からところによっては３月初旬まで、各市町村役場で税理士等が相談員となり、その場で確定申告書を受け付けてくれる。　私が所属している熱田支部、熱田税務署管内では２月１２日から前倒しで相談会をやります。基本的には各役所が会場です。初日直後は大変込み合います。来場者が大変多い場合、午前中で受付をストップしたこともあります。　確定申告といっても、難しいものは受け付けてくれません。土地建物の売買などからくる譲渡所得は、「税務署へ行ってくれ」といわれます。また、事業所得者でも、全く帳簿をつけていない人もダメです。　ではどんな人が、有効に活用できるか？　医療費控除、住宅ローン控除、年金受給者、２ヶ所以上から給与をもらっている人、退職した人、配当金があった人、等など・・・　あくまで無料ですので、時間のかかりそうな事案は出来ません。そのようなケースは税務署へ直接行っていただいたほうが無難です。その時に一度電話をして、何が書類として必要か確認してください。添付種類がないと申告書を受け付けてくれません。二度手間になりますので、気をつけてください。　いずれの無料相談に行かれる場合でも、なにがその申告に必要か確認してください。せっかく並んで相談に来ても無駄になってしまいます。あと、昨年も確定申告をされているなら、その控えも持ってきていただけると、こちらとしてもやりやすいですね。確認事項の手間も省けます。　特に、税務署は申告期限が迫れば迫るほど大変込み合います。税理士も同様に忙しくなりますので、どこに相談するにせよ、お早めにしたほうがいいですよ。一部の税務署では、今年は２月２２日と２９日の日曜日も相談申告受付をやります。　ちなみに、私は２月１３日（金）緑区役所、１７日（火）鳴海商工会で相談員として１日駐在しますので、簡単な確定申告の相談受付は是非おいで下さい。

Jan 18, 2004

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”著しく”低い場合は贈与に

　毎度、同じ文章から始まるが、今日も１日年末調整・法定調書作成です。書籍の監修の仕事が突然入ったとはいえ、もっと効率よくやらねばならぬ。また、年末に頼まれた別件の仕事もあった。　　贈与契約書の作成である。これは高校の陸上部の先輩の依頼である。これも陸上部のＯＢ会の幹事を引き受けているからか？　このような人とのつながりが大切ですね。内容は、親のマンションを購入するが、この売買価格がいわゆる“時価”より安い金額なので、その差額分が贈与にあたる可能性があると心配されている。そこで、贈与契約書を作成し、その差額分を贈与して申告しようという結論になった。１５年の税制改正で「相続時精算課税制度」が出来、簡単に言うと親から子供に対して最大２５００万円までの贈与の非課税枠が出来た。これを使おうということである。　１５年に出来たばかりなので、また誰もこの制度を使用して申告していない。これについては『わかりやすい相続税・贈与税と相続対策』の改訂版に詳しく掲載したいと思いますので、今春まで今しばらくお待ち下さい。　ここで問題になる「時価より安い金額の売買」ですが、いくらが安いのか？　具体的な金額は法律では定められていません。それは“著しく”低い金額をいいます。では、この“著しく”とは？　これはケースバイケースです。一概には言えませんが、おおよそ半分ぐらいではないでしょうか。あくまで私見ですので、そのまま別の事案に適用されても困るのですが、これは今までの教えていただいた知識と税務調査などの経験によるものです。　特に親族間の売買は、税務署はうるさいですよ。時価の半分以下の売買では調査にやってくる可能性は高いでしょう。親族間では、どうにでも都合のいいように値段が決定できるからです。ですから、よく調査して金額を決定しないと贈与に認定される可能性大！　昨年、同様のケースで調査があり、その事案は贈与とみなされ贈与税と延滞税を支払いました。もっとも交渉で、税額は税務署が提案した金額の１０分の１で済みましたが・・・。この件は前の税理士さんが顧問だった時の売買だったので、こちらには責任がないのだが、納税者もその税理士さんに相談せずにやったものらしい。　このようなケースは、是非、事前に専門家に相談してほしい。税金はきちんと納税しなければいけませんが、余分な税金を払うことはありません。　今日は、ご存知の通り９年前に阪神淡路大震災があった日です。私はその前日、ある論文を仕上げるために研究室にこもり、当日の午前３時に論文が完成しました。それから自宅に戻り、就寝したのが午前４時。その１時間４６分後、名古屋の地で地震で目覚めるとは思いもしませんでした。５時過ぎのNHKのニュースで速報が映っていましたが、その時は確か死者２名だったと記憶しております。そしてそのまま、論文を提出し、仕事に行った覚えがあります。その後、事実を知って唖然・・・。また、この日は親友の誕生日でもあったので、一生忘れることもないでしょう。非常に複雑な１月１７日でした。　　亡くなった方々のご冥福をお祈りいたします。

Jan 17, 2004

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合法的な脱税？

　本日も、相変わらず年末調整の作業である。こんなぎりぎりまでやっていては、本当はいけないのだが、つい期限ぎりぎりになっています。こちらの作業の効率の悪さもあるが、年末年始という長期休暇も邪魔をする。　昨日の大学のゼミのＯＢ会で一緒だった先輩から昼前に電話があり、お昼を一緒に食べることになった。先輩の事務所は私に事務所から歩いて５分程度のところにあり、公私共にお世話になっている。これもＯＢ会のおかげである。学生時代からＯＢ会に参加させていただいてて、その時の名詞を頼りに、近所で開業して見えるから挨拶しようと、独立時に電話をしたのが、今回の先輩である。これまで色々相談によっていただいた。お酒が大変好きで、しかも強く、この人と錦を何件かウーロン茶でハシゴし、最高５件付き合ったことがあります。　この先輩も、私と同じゼロからの独立で、共感できるところがある。税理士の２世や、暖簾分けしてもらった、あるいは事務所をそのまま引き継いだ、先生方と一緒にやっていては駄目なのである。同じようにやっていては勝てないし、仕事も出来ない。やはりこうゆう人たちは、営業しようとか、とりあえず目先のお金はあるので、真剣に考えずにとりあえず済む。逆に言えば、彼らが切迫感がないうちは、十分こちらに勝機あり。決して負ける気はしません。　現在先輩は４２歳で、事務員２名使って、独立した税理士としては成功している部類に入るのではないかと思う。今回節税の話になって、先輩は会社を起こして節税対策をしています。知らない方もみえるので、なぜ、会社にすると節税対策になるのか簡単に説明します。　それは、所得の種類の違いにあります。われわれ税理士は、基本的には事業所得です。一方サラリーマンは給与所得です。事業所得は売上から経費を引いた金額が、その人の所得です。一方、サラリーマンの給与所得は、額面の金額から更に「給与所得控除」という控除を差し引きた金額です。　　例えば、年収７００万円のサラリーマンは「給与所得控除」により５１０万円の所得となります。なんと約２７％の節税が出来るんです。個人事業主にはありません。こんなにいい仕組みを使わない手はありません。だから自営業者は、会社を設立し、役員報酬という形で生活費をもらうのです。　例として、４０００万円の利益を上げている事業者がいるとしましょう（注：私ではありません。早くこれぐらい稼ぎたいですが・・・）。この人の場合の税金は、所得税、住民税と事業税が課税されます。専業主婦の奥さんと子供２人の家族構成とすると、合計で１７５０万円ぐらいの税金が課税されてしまいます。所得の４３．７％が税金です！　詳しい計算過程は省きますが、ここで、こんなに税金は払いたくないと、基本的な節税対策をします。会社を設立し、奥さんに給与を支払うのです。ご主人３０００万円、奥さん１０００万円に分け、会社から給与としてもらいます。そうすると４０００万円だった所得が、「給与所得控除」によって、何と３４６０万円に化けるのです。こうすることによって、所得税がすくなくなるだけでなく事業税もがなくなります。合計すると約４５０万円の節税、所得の１１．２％にもなるのです。こうして利益を圧縮し、税金を減らすのです。ただし、会社の利益をある程度ゼロにしないと効果は薄いですが・・・　同じ４０００円を自営業として稼ぐのと給与としてもらうのでは違うのです。まさに「給与所得控除」効果です。　このような「合法的な脱税？」の仕組みがあるので、どんなに小さいお店でも、会社組織になっているのは、このようなカラクリがあったのです。　税理士の場合、税理士業務を法人で契約することは出来ないので（税理士法人を除く）、会計事務所と会社間で契約し売上を移行します。よって、事業所得と給与所得の２本立てで申告することになります。社会保険料や年金も関係するので、ずいぶんと節税になる、と先輩は言っていました。私も今年中には法人設立！　といきたいところです。

Jan 16, 2004

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『わかりやすい相続税・贈与税と相続対策』改訂版、４月に発売予定！

　毎週木曜日は、熱田支部の税務経営指導所の記帳指導の当番日である。先週に引き続き、年末調整と法定調書の作成で大忙し。普段はパソコンを使用して、勝手に計算してくれるので、大変楽なのだが、ここではすべて手書きで指導しなければならないので、１年に１度しかやらない年末調整の仕事のいい予行練習になる。　パソコンのいいところは、データを保存してくれること、計算機になることなどある。また、最近は大変安価なソフトが発売されているので、一般の納税者も気楽に会計処理がある程度は出来る。よって、簿記の原則も勉強することもなく、入力できてしまうという点では、いいかもしれないが、コンピュータはインプットされたものが正しければ、アウトプットされるものも正しいデータとして活用される。　よって、借方や貸方の意味もわからず、誤って入力しても、違ったデータが出てくることに気づかない。パソコン会計はこの辺が怖いところなのである。ルールを知っていないと、チャックのしようがないから、誤ったままデータが一人歩きし、そのまま申告書へいってしまうのである。ここにみえる納税者も、いまどき手書きで総勘定元帳をつけるところは少ない。出来るならパソコン会計をお勧めするが、あくまで簿記のルールを知識として身につけていただく。本当は最初に手書きで帳簿をつけて覚えたほうが、結果的に習得するのが近道になる。　３時過ぎに指導がおわり、事務所へ戻る。東京の編集企画会社（(有)キャロット企画）から伝言あり。電話をすると昨年出版した書籍の改訂版を出すことになったという連絡であった。非常に嬉しいことで、大変ありがたい。出版時期は、他社よりもすこしでも、早く出版したいという成美堂出版の意向により、４月にはこの世に送り出したいとのこと。よって原稿作成チェックの完了日は、今からちょうど１ヵ月後、まさに年末調整、法定調書、確定申告真っ最中！　昨年は７月出版だったが、原稿チェックは３月決算真っ最中で、本当に寝る暇もなかったような気がする。今回も監修だけではなく、一部巻頭記事として原稿も書かねばならない。何とかやりくりすれば、出来るであろうと安易に考える。今度のオープンカレッジのテキストに、改訂版を使用するとが出来るかな。もし、この書籍を購入していただいてて、何かご感想がありましたら、遠慮なくＢＢＳに書き込んでください。　夜は、大学のゼミのＯＢ会であった。普段は忘年会で皆さんにお会いしたが、今回は新年会。ここでも幹事をかってでて、段取りをした。大半が税理士であり、一部に大学教授等が見える。あと今度某市の市長選に立候補される人もいた。数年前にゼミの先生は亡くなった。大学では名物先生で、その先生の講義（必須科目）の単位取得がとても難しく、１年で取得でくる人は少ない。私も２年かかった。中には就職も内定し、あとその講義以外は単位取得済みで、結局４年次にもその単位が取れず留年した学生もいるほど、妥協は一切なしの先生であった。　この先生に一番教えていただいたことは、お酒の付き合いである。アルコールの飲めない私にとっては、飲み会ほど苦痛なものはなかった。しかしこのゼミは、毎週ゼミ終了後、先生や先輩と一緒に飲み会なのである。当然飲まされるので、本当にイヤでイヤで仕方がなかった。ビールを何度も挑戦したが、どうしても受け付けられない。ある日、コップ半分ぐらい飲んだとき、血まで吐いたら、さすがにもう勘弁してくれた。　しかし、それからというもの無理やり飲まされなくなった分、その場の雰囲気を楽しめるようになった。アルコールなしでもテンションがハイになり、何件もアルコール組みとつきあえるようになった。仕事柄、飲みに行く機会も少なくない。それで、嫌々参加していては相手も嫌だろう。どうせ、飲めないならそれなりに楽しもうと。それが、出来るようになった。それが一番の社会勉強であったと思う。　１次会のお店は、古い民家を改装した趣きのある店構えである。最近このようなおしゃれな店が名古屋は多いですね（神楽家佐助）。２件目はバー（ドゥトランタン）に行ってウーロン茶を飲んでいた。ちなみにここの店主は、偶然にも私の中学校の後輩でした。このような出会いが人の輪を広げるんですね。大切です。しかし、本当に名古屋は狭い。誰と誰がつながっているか、下手なことは出来ませんね？　ここもおしゃれなお店で、きれいな方ですよ。今日は早めに切り上げて、何とかその日のうちに帰宅することが出来た。早くて終電で帰るので、どうしても午前様になるから、たいへん珍しいこと。　明日は、一日中事務所で年末調整の作業の予定です。

Jan 15, 2004

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税務署はやっぱりお役所仕事？

　本日は、月一度の支部集会等の日である。熱田神宮会館で行なう。普段は結婚式の会場等で賑やかである。支部集会とは、支部の会員と税務署の幹部もやってきて、連絡事項を確認する。あと特別研修会と新年会がある。今回の研修会の題目は「熱田神宮の由来と歴史」であった。この１時間半の間、抜け出し仕事をしていた。新年会もロートルの税理士ばかり参加して、話す相手がいないのでこちらも不参加。　支部集会の連絡事項では、今年から名古屋国税局管内でスタートする電子申告の件で、認証局の作業が大幅に手続きが遅れていて、未だ申請用紙が送付されてこない。もう確定申告が始まってしまうのに！　初めての試みには大抵ミスがつきもの。非常に不安である。　もう一つ、確定申告期の閉庁日対応についての話があった。今年から、全国の税務署（一部限られる）において２月２２日と２９日の日曜日に確定申告の相談、提出ができる。国税局http://www.nta.go.jp/category/press/press/2114/01.htm 　税務署のその説明がまた、面白い。何でも、休日につき少人数で署も対応するから、税理士の先生方においては、この日に確定申告の提出をされると、納税者の相談等の業務に支障が出るので提出を止めていただきたいとのこと。全くばかげている。何の為に休日に税務署をあけて、確定申告を受け付けるのか？全く税務署はバカにしている。これだから、いつまでたってもお役所仕事といわれるんだ。サラリーマンの方々が平日に相談に行くことが出来ないので、休日にも対応する。それはいいことだ。というより、そうすべきである。なのに税理士は除外するのか？　この時期、税務署だけでは対応できないので、各役所で無料税務相談が開催される。それに税理士が大変安い報酬で借り出されるのだ。税理士のこの時期は大変忙しい。猫の手も借りたいぐらいなのに、税務署に手助けをしている。その恩がどこかへ行ったのか、休日には税理士は来るな！だと。　ふざけるな！　と声を大にしていいたい。　私の持論であるが、官庁は地域最大のサービス業だと考える。だから今みたいに開いているときが月から金までで、土日休み。しかも９～１７時でおしまい。昼休みも殆んどの業務が停止。これでは一般のサラリーマンはどうすればいいんだ。たった１通の書類をもらいのに、有給休暇を取らねばいけないこともででくる。官庁こそ、年中無休で営業をしてほしいものだ。　最近は、少しは公務員の意識も変わってきているが、このような発言が平気で税務署から出るようでは、どうしようもない。上の人間が本当に変わらなけれ、部下も変わりっこない。何とかならないものでしょうか？　午前中は事務所内で、今日の夜お邪魔する企業の月次の帳簿のチェック。支部集会の前に確定申告の無料相談の打ち合わせが責任者のみで２時からあった。税務経営指導所の事務局長として参加したが、このような肩書きが多いと、普段の業務に支障がでてくる。大事務所の諸先生方はいいが、零細事務所では１人に占めるウエートが非常に高くなるので、このような会議が多いと痛い。　支部集会終了後、税務署ＯＢの税理士さんと一緒に関与させてもらってる事業者のところへ、その税理士とお邪魔した。そこは内科と皮膚科等をやっている。院長が、名古屋医師会のお偉い方で、色々顔が利くらしい。昨今の医療制度改革で、この病院も色々大変である。息子さんが現在某大手大学の医学部に在籍中で、娘さんは海外生活である。息子さんが卒業するまでの辛抱か？　時間も遅かったので、お寿司の出前を取っていただいた。感謝、感謝である。それでも、自宅でまた夕食を普通に食べてしまった。これではなかなか、元の体には戻れない？

Jan 14, 2004

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税理士を切った訳

　午前中は、クライアントさんを訪ねる。ここの社長は父親と昔から知り合いで、社長の子息の家庭教師を私の父がしていたのである。そんなことで、小学校のときは何度かそのうちに泊まりに行ったことがあり、可愛がってもらったが、その後はつい最近まで会っていなかった。私が独立したとき、父親が「Ａさんは会社を経営しているぞ」と教えてもらたので、だめもとで営業に行った。案の定既に顧問税理士はおり、入り込む余地もない。何せ約２０年ぶりの再会なので、お互いに顔を見てもわからなかった。　しかし、私はついていた。数ヶ月後、社長より一度来てくれとのこと。ここのグループは３社あり、そのうち１社をやらしてもらうことになった。そのうち仕事内容が認められ、今では３社とも私の顧問先である。前の税理士さんを切りたかったが、仕事上の絡みもあってなかなか出来なかったそうだ。そこで「知り合い（他には親戚）の息子が税理士になって、仕方なく見てもらうことになった」という決まり文句を言う．ここまで言えば、たいていの税理士は察しがつく。だから、余分なこことは言わないほうがいい。相手も人の子、会社の台所事情を知っているから、下手なことをいうと、どこで何をするからわからない。税理士を切りたい場合、間違ってもプライドを傷つけることのないように。　　この会社の税理士を切りたい理由は、１．　毎月会社に来てくれない２．毎月の試算表がない３．アドバイスが全くない　であった。これではせっかく顧問料を毎月払っていても、意味がない。そこにちょうど私が営業に来て、試しに１社を見させてもらったら、上記の１～３のことをこなしたので、全部切り替えることになったのだろう。　前の税理士さんには申し訳ないが、このような仕事をしてみえる”先生”がいる限り、仕事は回ってくると思う。事実この３年間で顧問先になった数の約半分は、税理士の変更である。当たり前のことはきちっとすれば、いいのだ。その当たり前のことをせずに、威張った”先生業”をされていては淘汰される時代でしょう。　毎年のように税制改正がなされています。もちろんコンピュータも出来なければいけません。お年寄りの多いこの業界、ＰＣや改正についていけない人もいるんですね。　悪い税理士？の例記帳代行業務が専門税金以外の余計な仕事はしない用件は電話で済ます会計事務所の従業員任せ決算などのときに詳しい説明がない短期的な利害に執着する経験とカン頼り勉強をしていない・・・　あなたの会社の顧問税理士さんはいかがですか。私も顧問契約解除されぬよう、がんばります。色々なご意見お待ちしております。　

Jan 13, 2004

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ナンバーワンよりオンリーワン！

　午前中はプライベートの用件を済ませ、午後時間がとれたので、新規開業されたクライアントさんの工場にお邪魔した。新規といっても、私のクライアントさんの清掃会社から独立した組織であり、代表が以前その職種をやったことがあった。全くやったこともない業種に進出するのは、大変難しいのではないか。　その業種は飲食業で、宅配弁当を製造・宅配するのである。従業員は４名、経験者は２名でスタート。ランチ専門だが、「すべて手作り」というところが他の業者とは一味違うところ。冷凍ものも一切なしで仕入れて、どんなに高くても５００円以内の弁当を配達する。「本膳弁当」といって、明日から見本を作って営業する。今、お米も野菜も高いらしいが、安い業者を探して、原価を極力押さえ粗利を出す。一度、社長のお宅にお邪魔して、試食をしたことがあるが、実際に美味しかった。さすが元調理をしていたことがある。　本格的な重箱におかずのみを詰め、ご飯は別箱、そしてお味噌汁。これも自家製で、タンクに入れ暖かいまま一緒に配送する。赤味噌、白味噌、あわせ味噌、中華スープ、トン汁、コーンスープとおかずと同様日替わりだ。ちなみにおかずは１ヶ月一緒のメニューはない。とんかつも本格的。また、宗教的な問題等で、どうしてもメニューを変更しなければいけない会社もあるが、それにも丁寧に対応する。このあたりが大手の業者には真似出来ないところである。というより、大手と同じことをやっていては、競争に生き残ることは出来ない。中小零細ベンチャーは、いかに競争を排除するかにかかっているのではないか。　昨年の紅白歌合戦のオオトリと務めたＳＭＡＰの「世界でひとつだけの花」の「ナンバーワンにならなくてもいい、もともと特別なオンリーワン・・・」のフレーズが浮かんできますね。ついつい口ずさんでしまいます。　工場を後にし、自転車屋に向かった。昨年末に自動車にぶつけらた事故にあったので、そのときに乗っていた自転車の変わりの物を昨日予約しておいたので、本日取りに行った。本当に事故だけはいやです。加害者にも被害者にもなりたくないですね。いまだに首から左肩が少し・・・。経営者は健康第一です。

Jan 12, 2004

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仕事イコール好きなこと？

　昨日の出来事の続きですが、定例会の２件目に行ったお店は、ＪＲ中央本線の金山と鶴舞間のガード下にあるカフェレストランだった。深夜３時まで営業しているお店で、近くにクラブがあり、錦三に出勤されたお姉さんたちが帰りに立ち寄るので結構繁盛している。だから、知っている人はピンとくるかもしれない。本人の了承が得られたので、紹介します。ブロードカフェ http://www.exa.cc/broadcafe/index.html 　そこには「定例会」のメンバーの一人が勤めていて、週末の夜は絶対に定例会に参加できないのである。その彼と久々に会いに行く意味で２件目をその店にした。私はこのようなお店に行くと必ずすることがある。それはその店の売上を推測すること。席数、営業時間、休日、お客の込み具合、客単価、メニュー、等々・・・。　そうやって感覚を鍛えている。もちろん正解がわからない場合がほとんどだが、今回は、その彼がここの店長だったので、教えてもらうことが出来た。推測はほぼ正解であった。税金の計算だけが出来るだけでは、顧問税理士は務まらないと思う。その業種、規模など色々な会社を経験しないとなかなか身につかないと思うが、私は経験が浅い分そのようなことをして、常日頃意識している。　その彼の話だが、大学は農学部、就職先は親族がやっていた繊維会社。よってその会社に入る前に、数年丁稚奉公で外の飯を食っていた。外飯を食うとは、大変いいと思う。身内だと世間を知らずに”温室”に入ってしまう可能性があり、何の看板のない自身で社会を経験すべきだと一般的には思う。結局繊維業界自体が良くなく、余力があるうちに会社を清算した。それもいい判断だったと思う。資産があるうちに見切りをつけないと、負債の返済も出来ないし、出資金も返金できずになってしまう。彼も会社の中枢いたので、顧問税理士ではなかったが色々相談を受けた。土地も売却でき、上手く清算できたという。その後、結婚している彼は就職活動をし、念願のやりたかった飲食系の会社に辿り着いたのである。その彼は私の知る限り、非常に社交性があり、面白おかしく会話も出来、結構もてるタイプで軽そうにも見えるが、根はまじめ。そんな彼は、まさに「水を得た魚」のように仕事を楽しんでいる。　現在２年目であるが、既にその店の店長を任されている。勤務時間は大体夕方から閉店の午前３時まで。休みは週１日のみ。閉店後後片付け、レジのお金の確認などで帰宅できるのが午前５時ぐらいらしい。そんな生活なので、家族とのライフサイクルは合わないだろうが、彼は好きな仕事をやっているので苦にならない。奥さんのご理解もあるのだろう。子供いるので大変だと思う。奥さんに感謝感謝！、と私が言っても仕方がないが、奥さんに自分の仕事をきちんと理解してもらわないと、出来る仕事も行き詰ってしまう。自営業の場合、これがなかなか難しい。特に奥さんの親がサラリーマン（特に公務員だったら大変！）の家庭の育った人なら、普通では理解しがたいところもある。この彼の奥さんも、彼が好きな仕事でがんばって生きたいということを理解されているのだろう。そんな奥さんにめぐり会えた彼が羨ましい！　また、彼も好きなことでなければ、こんな勤務体系では長続きしないと思う。多少条件が悪かろうがやりたいことなら乗り越えられると思いますよ。見栄や給料・福利厚生関係などで仕事を選ぶと大変なことになるかな。１日の半分ぐらいの時間を仕事に割いているのですから。その時間を嫌々過ごすのと、やりがいもって活動するのでは、今後の人生に大きな差がつくと思います。自分の適性なんかはやってみないとわかりませんが、少なくとも興味を持たないと仕事をやっても勿体ない気がします。　アルコールの飲めないは私は、ただ独りアイスティーを飲みながら生き生きと働く彼を見て、そんな感想を持ったと同時に、自分の胸に手を当てて見ました。皆さんはいかがですか？本当にやりたいことって何ですか？　帰りの白タク中、久々にあったメンバーを思いながら、最後になって色々な意味で改めて考えさせられた１日でした。　ちなみに今日も年末調整・法定調書の作成で終わった１日でした。自営業者に休みはない？

Jan 11, 2004

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税理士はよろず相談屋？

　久々に朝ゆっくり起床し、ゆっくり食事が取れた。が、年末調整がまだたくさん？残っているので、ゆっくりとしていられない。年末調整と法定調書の作成で一番やらねばならぬことは、資料をいかに早く集めるか、これにかかっているといって過言ではない。12月の給与がぎりぎりまで未確定な会社もあるし、社員が保険の控除証明をなくしたとか、再発行までに時間がかかる。ちなみに、控除証明書に「再発行は出来ません」と記してあるが、今まで断られたことがないので、あきらめずにすぐに保険会社に相談してください。あまり遅いと、再発行までに時間かかるので、年末調整に間に合わなくなりますよ。そうなると自分で確定申告をして、還付金を請求しなければなりません。　午後も年末調整の仕事をしていました。今日は夜、学生時代、某大手予備校でアルバイトをしていたときの仲間内で飲み会「定例会」が久々にあります。卒業してからの集まりで、もう１０年以上続いています。同窓会なんかもそうですが、昔の仲間に会うとそのときの感覚に戻るんですよね。もうそれぞれが家庭を持っていたりするので、なかなか以前のようには頻繁に集まることは出来ませんが、続けることがいいです。昔の仲間ですから、気楽に話せますし、童心に帰ってはしゃいだり。アルコールの一切駄目な私にとっては、ストレス発散の場？　このような会を大事にしています。いつも幹事をかってでて、お店を予約したり、みんなに連絡を取ったりして、色々な情報を得ることが出来るのです。また、幹事をすると段取りが上手くなります。新人社員に幹事をやらせると、仕事が出来るかどうかよくわかりますね。気を使う所など、皆さんの事情も把握して気を配らせていないと出来ません。　ここでは色々下世話な話も出るんですが、離婚の話になって「そのようなケースもよく相談がある」と言ったら、そんなことまで税理士はするのか、と驚かれました。企業の社長や事業主にとっては、とりあえず身近な法律家というば税理士になります。大企業ですと、それぞれの専門化と顧問契約を結ぶことが出来ますが、中小零細企業にはなかなかそこまでの予算がありません。そうなるととりあえず、相談するのが顧問税理士になるのです。実際に先日社長から「大事な話がある。今すぐに来てくれ！」と携帯に電話がありました。こちらは何事かと思い、高速を飛ばして社長のところへ向かいました。向かう途中は顧問契約を切られるのか、それとも顧問料を下げてくれといわれるのか、最悪のケースを考えながらハンドルを握っていました。つい悪いことばかり考えるのです。しかし、結果は予想に反して、「妻と離婚したい」とのこと。詳しくは書けませんが、相手の浮気が原因だそうで、色々総合して判断し弁護士を紹介しました。結果的には弁護士を使わず、わずか１週間で浮気相手と妻から慰謝料も取れ、離婚に至りました。このように、経営者というのは、いざとなるとつくづく孤独だなあ、と感じました。毎月監査にお邪魔して、税金お話は多くて半分、それ以外は税法に関係のない話の相談や愚痴の聞き役になります。大企業ならサポートしてくれる人はたくさんいますが、しかし中小零細企業の社長のほとんどは、腹を割って本当に相談できる人がいない。そんなオーナーの孤独が少しでも癒すことが出来たら、と思い、また経営者がそんな存在として認めてくれる税理士でありたいと思う今日この頃である。　「離婚時は相談するね」と言われたが、このメンバーからはこのような相談を受けることがないことを願うばかりである。

Jan 10, 2004

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借入金の利率が安くなることを銀行は黙っている？

　午前中は、クライアントさんのお邪魔して、１２月分の帳簿チェックを行なった。ここは法改正で１５年４月１日より士業の個人事務所を法人化をした会社です。われわれ税理士のそうだったんですが、税理士業務として法人が受けることが出来ませんでした。よっていわゆる節税ということが直接は出来なかったのですが、司法書士や社会保険労務士などは、次々と法人化の方向に進んでいます。規制緩和なんですかね。性格的には合資会社と同じと考えていただければと思います。税理士法人などは、２人以上の税理士が出資しなければいけません。合資会社の性格ですので無限責任！　よって仲がいいというだけでは一緒に組んで会社を、という訳にはいかない。よほど細かいことも詰めていかないと、いざというときに責任の所在が不明確になってしまう。また、どちらか１人が抜けると６ヶ月以内に新たな出資者を探さねばならぬ。出来なければ会社解散となってしまう。だから、今まで大事務所でやっていたか、親族でやっている事務所はスムーズに法人化できるかもしれないが、そうでないとなかなか踏み出せないかも？　このクライアントさんは親子で資格を保有し出資者になり、出資者ではないが第３者が１人同じ資格を保有している。この会社の代表社員の今回の確定申告は１～３月分は事業所得として計算、４～１２月分は会社からもらう役員報酬だから給与所得として、別々の計算方法で申告します。その前に会社で９か月分の給与で年末調整を行ないます。その源泉徴収票と青色申告決算書で確定申告をするのです。　ここの代表者はその会の愛知県の副会長をやって見えるのでなかなか忙しく、お会いすることが大変です。会合や東京出張が多く、実務はほとんど息子さんや他に事務員さん親族の方でやって見えます。代表者の奥さんと息子さんの奥さんも手伝ってみえて、まさに内助の功、といったところではないでしょうか。われわれのような業種は仕入れはありません。経費といえば人件費がほとんどです。それが身内であればどんなに助かることやら。ただ、四六時中十と一緒にいなければいけませんので、一長一短かも。私はどちらかといえば、身内には仕事はタッチしてもらいたくないほうです。仕事とプライベートははっきり分け、区別をつけたいんです。でも理想通りには、なかなかいかないケースもあると思いますが・・・　ここの会社は１２月決算なので、次期事業年度の役員報酬をどうするか話し合ったとき、キャッシュフローの話になり個人的な借入金（住宅ローン）の返済のことにとんだ。関与してはじめの決算を迎えるので、今いくらの利率で借りているかお聞きしたら、最初に借りたものが３．８％、その後が３．１％である。諸条件を考えると少し高いと思い、「下げる交渉はしましたか」と尋ねると「していない」とのこと。２回目に借りたときのほうが安いので、最初の３．８％も下げてもらってもいいような気がする。他でもよくありアドバイスをするのだが、銀行は決して下がる条件にあっても、先方から教えてくれない。こちらから言わないと検討してくれないのである。　言わないことをいいことに、高金利のまま支払っている借入金はありませんか？　一刻も早く銀行に相談すべきです。だめでもともと。別に費用がかかるわけでもありませんから、掛け合ってみるべきです。私の実家もそうでした。銀行は教えてくれず、たまたま見たパンフレットで金利が安くなることを知ったのです。これに母親も怒り、遡って金利を引き下げさせました。なんだったら、他の銀行でもっと安くなるから借り換えをする、といってやってもいいぐらいです。一度ご自身の借入金の利率を確認してください。相場と比べて安いですか、それとも高いですか？

Jan 9, 2004

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無料で記帳指導が受けられる場所は・・・

　本日木曜日は、税務経営指導所という機関で帳簿のつけ方や相談の指導をしている。ここの事務局長でもある。基本的には、個人の新規の青色申告者を対象に希望があれば、原則１年間無料で記帳方法の指導をしてもらえる、という納税者にとってはなんともありがたい機関である。その他に、何と２年目以降有料だが安い金額（こんな金額では税理士に見てもらいことは絶対出来ない）で同様の指導を受けることが出来るのだ。午前１０時から午後３時まで在中し、一人約１時間の持ち時間で最大４人の納税者を指導する。　　今日は３人来所、１人がキャンセルであった。今回の指導は、年末調整と法定著書の作成である。本来なら記帳とは関係ないのでやる必要はないのだが、サービスで今までやっていたみたい。初めて自分で従業員の年末調整をするわけだから、説明書を見ても所詮無理がある。説明はするが、如何せん年に１度の作業だから、来年の同じ時期になるとすっかり忘れてしまう納税者がほとんどである。こちらの説明をメモする人も殆どいない。大丈夫かな、と思いながら説明をするのだが、メモ取ってくださいとまではさすがに言えず、とりあえず、納税所の顔をうかがいながら説明する。その場ではわかっていても、帰ると忘れる。頻繁にやる作業ではないから、忘れてしまう。じゃあ、メモに残そうという発想しないと自分は忘れてしまう。自動車を運転中でも、気になることや、思い出したことを、常備してあるノート型のポストイットに記入し、手帳に張るように心がけている。それぐらいしないと、仕事に穴が開いてしまい不効率になってしまう。　今日来所した納税者の一人は、飲食店を経営されて以前は青白申告会で指導を受けていた納税者である。その店も売上が減少傾向にあるらしいので、青色専従者給与（事業主の親族に払う給与）を減額している。ボーナスもゼロ。こんな状況なので継がせたい息子は外で修行中だそうだ。その方の相談は今度改正される消費税の問題。　以前の日記でもご説明したが、免税点が一気に売上の１０００万円まで下がる。すなわち殆どの納税者が課税事業者に該当するのである。ここのお店は消費税導入時には内税（例えば５００円のラーメンなら５００円に消費税は入っている）として消費税分を値上げしなかった。それは以前の３０００万円の免税点を売上が上回ることがないとの判断だったのだろう。しかし、今回は確実に課税事業者になってしまう。ここままだと消費税分だけが”余分な”経費として支出する。納税者にとっては痛い話だ。ということは、今回消費税を外税（５００円＋２５円＝５２５円）として値段をつけないと、”損”をしてしまうのである。かといってこのご時世、なかなか値上げは出来ないとつぶやいていた。課税事業者になることはなんとなくわかるが、では実際にどうしたらよいかわからない中小零細企業は多いのではないか。だから最近色々な団体で消費税の説明するセミナーを開いている。私も先日も某商工会の依頼で消費税のお話をしてきた。やはり関心が高かった。　消費税というものは本来預かり金なのだが、制度上の問題で、免税点とか原則課税と簡易課税との選択があるため、判断一つで有利不利が出てきてしまう。おかしな話なのだが仕方がない。そういう制度なのだがその中で消費税の知識を身につけて”節税”をしていただきたいものだ。ここでは詳しくは書けないが、いいタイミングで他の税理士から私のところへ移ってきて、運良く消費税の還付をウン百万円受けることが出来た企業がある。前の顧問税理士は、原則課税と簡易課税、さらには資本金１０００万円以下の事業者は２年間（事業年度）免税になることの説明等を一切してくれてなく、消費税の届出書のこともノータッチであった。人みて我がふりなおせ、とはこのことか。私もきちんと納税者の不利にならぬよう気をつけねば。消費税は届出書をどのタイミングで税務署に提出するか否かで、先のどのようにウン百万の消費税の還付を逃してしまう、損をするのである。大きいですよ、この差は。　　指導所にみえたその納税者は、その足で消費税の打ち合わせを組合員とするところへ行くそうです。勉強会を開くのか。それぞれが税理士に依頼するのか、喧々諤々するでしょう。　法律は知ってはじめて使えます！皆さん、色々な人に聞いてでも勉強しましょうね、自己防衛のためにも。最後に頼るのは自分です。私もまだまだ勉強中

Jan 8, 2004

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内縁の妻は配偶者控除を受けられるの？

　ある方から電話で質問があり、「婚姻を解消した人と一緒に生活をしているのだが、年末調整で控除は受けられるの？」というものであった。　配偶者控除の配偶者の範囲は以下の通りです。　配偶者とは、民法の規定による配偶者です。したがって、婚姻届を提出していないいわゆる内縁関係の人は、たとえ会社等から家族手当等を支給されていても、控除対象配偶者には該当しません。　ついでに、控除対象配偶者は、給与の支払を受ける人と生計を一にする配偶者でなければなりまさせんが、「生計を一にする」とは、必ずしも同一の家屋に起居していることをいうものではないから、例えば、転勤等の都合で妻子と別居している場合でも、常に生活費等を送金している場合などは、生計を一にしているということになります。　さらに扶養親族とは、本年の１２月３１日現在、給与の支払を受ける人の親族、児童福祉法の規定により里親に委託されたいわゆる里子及び老人福祉法の規定のより養護受託者に委託されたいわゆる養護老人で、給与の支払を受ける人と生計を一にする人のうち、合計所得金額が３８万以下の人をいいます。　ちょっと堅苦しい話になりましたが、すべては法律によって規定されています。どんなにイヤで、別居していようと婚姻関係があれば、配偶者は配偶者なんですね。これは、贈与税でも２０年以上連れ添った夫婦間では、居住用の住宅資金等の贈与税の配偶者控除（２０００万円）にもいえます。これもいくら仲のいい２人でも、婚姻関係がなければ適用を受けられないんですね。すべては戸籍です。法定相続人もそうですよ。　相続対策は税法と民法の両方の知識がないと出来ません。　夜は、クライアントさんの紹介で相続対策で困っている方のご自宅を訪問しました。今回のご相談のケースは、相続人の一人に”問題児”がいるとのことでしたが、親が死んだら資産を売却しすべてキャッシュにしてから、兄弟で法定相続分により遺産を分けることで問題が解決する、という結論になりました。　相続対策に早すぎることはありません。税金がでないから関係ない、というわけではありません。税金がなくても相続発生します。相続が”争続”にならぬように早めに対策を立てましょう。　特に相続については追々、色々お話していきたいと思います。

Jan 7, 2004

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青色申告特別控除の４５万円がなくなる？

　本日青色申告会に行って年末調整に指導をしてきました。来館する会員が少なかったので、比較的楽に終わりました。どの納税者から出る言葉は、景気の悪い話ばかりです。給料も減る一方だとか。末端の納税者には景気回復の実感はほとんどないようです。もともと税理士に頼らず経理が出来る程度の方々で、しかも個人ばかりなので、いわゆる大資本の会社はありません。仕事としては楽でした。　　時間があったので、事務局の方と雑談していたのですが、その話の中で、未確定ですが平成１７年からいわゆる簡易帳簿で帳面をつけた人が適用される４５万円の青色特別控除が廃止されることになったようです。また、正規の簿記の原則の帳簿の人が適用された５５万の控除が６５万円にアップされるそうです。これで、帳簿をしっかりつけるか否かで控除額がぜんぜん違ってくる、すなわち税額が大きく異なるわけです。老年者控除が廃止。配偶者特別控除が廃止。個人は１７年の申告から適用される消費税の免税点の引き下げ。まさにきちっと帳簿をつけないと大幅な税負担が待っているわけです。　　これまで、お金がかかるといって税理士に頼まず、青申会や商工会で帳簿を見てもらっていた納税者は、それだけでは対応できなくなってくるのではないでしょうか。専門的になりますが、消費税に関していえば、本則課税と簡易課税と２つの申告方式があります。この選択を誤ると、余分な税金を支払わなければならない事態に陥ります。これにはシュミレーションをし、届出書を期限内に提出しないと”節税”は出来ません。　物は考えようで、税理士に顧問料を払ってもそれ以上の節税のメリットがあるケースが出てくると思います。税金はきちっと納税しなければいけません。しかし、余分な税金まで納める必要はないと思います。それには税法という法律を知っているのといないのでは、ぜんぜん経営の仕方が変わってきます。ま、これも経営者の考え方一つですけどね。１年間まとめて帳簿を見てもらいだけでいい、という経営者には節税の指導は出来ません。それでもいいという人もいます。あなたはどちら？　　個人の青色申告特別控除の金額の件は、あくまで未確定のものですので、ご留意ください。

Jan 6, 2004

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対外的な営業開始！

　官庁がようやく活動し始めた。官庁こそ、サービス業なので年中無休で営業してもらいたいものですね。じゃないと仕事になりません。問い合わせることが一切出来ないので、如何にかしていただきたいです。公務員はよほどのことをしない限り解雇されないし、下がったとはいえ賞与は必ず貰えるし、名古屋市や愛知県の財政が悪いなら、民間企業ならボーナスカットですよ。　とはいっても始まらないので、普段のサービスをもっともっと良くして頂きたいものです。朝一番に勤務していた税理士事務所へ新年の挨拶に行ってきました。現在１件だけ勤務していた時に担当していた会社を外注で受けているので、その打ち合わせも兼ねていきました。スポットで仕事がいただけたらと密かに期待しています。その後、関与先の司法書士さんに電話を入れたら今日まで休み、とのこと。この地域のトヨタの工場が今日まで休みなので、その関連会社も休みが多く、よって仕事もそんなにないだろうと休みにしたらしい。頼みたかった仕事は、昨年相続の申告をした相続人が以前から住んでいる自宅が十数年未登記になっていて、きちんと登記しないと相続のときに煩雑になるので、早急に登記をしたかった。　その後は事務所に戻って年末調整の作業をこなした。自身が事業所得者になってから、給与所得者がつくづく羨ましく思う。なぜなら給与所得控除があるのでそれだけで節税になるからだ。私も早く会計センターかコンサルタント会社を起こして節税対策をせねばならないかなあ。　夕方には病院へ行った。首の周りの痛さが取れないからだ。実は年末に自転車走行中に交通事故に遭い、膝、腰、首から左肩を地面に打った。幸い加害者がいいかたで（？）全額保険でみてくれる。こちらは過失がないので当然といえば当然だが。つくづく事故はいやだ。加害者にも被害者にもなりたくない。仕事にも支障がでるし、いいことは一つもない。ただ救急車に乗って一つわかったことは、救急車に書かれている「救急」という文字が反対になってペインﾄされているのだが、その理由を救急隊員に聞くと、走行車がバックミラーなどで映るときにきちんと「救急」と文字が認識できるようにわざと反対にしてあることが判明した。海外でもそうしている。　仕事をしながら、楽天のホームページのリニューアルもしていた。毎日している。明日も気になるところを微調整するであろう。　明日は熱田青色申告会の年末調整の講師として午前9時半から会館に行かねばならぬ。年末に急に舞い込んできた仕事である。なんでも本来やる人が骨折をしたらしい。個人事業主になるとつくづく健康第一だなと感じる。

Jan 5, 2004

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いよいよ明日から仕事始め？

　一般的には、明日から仕事始めでしょうが、われわれ零細ベンチャー企業（税理士）にとっては休みはあってないようなもの。正月三が日は実家などに行ってまともに仕事は出来なかったが、今日は出掛けることもなく、自宅で読みたかった本を読んだりして溜まっている仕事に取り掛かっていた。　税理士業というのは一般的に、年末から５・６月ぐらいまでが忙しい。年末調整に始まり、法定調書、償却資産申告書、確定申告、３月期決算と立て続けに期限が待っているのである。だから夏から秋にかけては比較的時間に余裕があるが、大事務所でもない限り、私は営業に走り、ゲットしてきた仕事に精一杯サービスする。そんなときに役立つのが、今まで培ってきた人脈である。決して名刺の枚数ではない。いかに仕事以外の付き合いが出来る友人知人を持っているか。仕事する前からの知り合いの数の多さがものを言うのではないかと思う。私のモットーは「金儲け」より「人儲け」である。

Jan 4, 2004

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初投稿！

　はじめまして。名古屋で税理士事務所を開業して４年目に突入した新米税理士です。おかげさまで、3年目まで独立当初に立てた目標値をクリアすることは出来ました。しかし、4年目5年目むけて何か新しいことをしなければ、目標どころか昨年の数値もクリアできないと思い、このシステムを利用することになりました。　とりあえず、あせらず地道に活動してしていこうと思います。仕事のほうは年末調整や法定調書の作成で大忙しの1月になりそうです。

Jan 3, 2004

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