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テーマ:サッカーあれこれ(20098)
カテゴリ:テレビ番組
みのもんたのことをお笑いタレントであり、TBSの朝の帯番組「朝ズバッ!」がお笑い番組というか一種のバラエティ番組だと認識している人にはどうでもいいような話になってしまうのだが。 サッカー日本代表の次の監督に現ジェフ千葉のオシム監督に決まろうとしている。もう協会との交渉は最終段階にまで来ていて、あとは千葉との契約期間をどうするか、という問題さえクリアできればほぼ決定らしい。 千葉としては残りの契約期間(来年の天皇杯決勝まで)をまっとうしてほしいという要望があり、オシム自身もそのつもりでいると伝え聞く。 これが埋まらないと最悪来年一月まで日本代表監督の座は空白のまま協会は代表メンバー選びなどを行わなねばならなくなる。深刻な事態である。 前にも一度書いたが、我が家には熱心な「みのもんた信者」がいて、朝早く起きたときなどは否が応でも「朝ズバッ!」を見せられることになる。 まあ、一種のお笑い番組と割り切れば見れなくもないこともないのでそんなときはただぼーっとしてみているが。 「お笑い番組」と言ってしまったが、もうすこし詳しく説明すると、みのもんたによる「突っ込み不在のひとりボケ漫才」といえばわかりやすいか。画面のこちら側でつっこんでやらないと補完しないという新しいタイプのお笑いである。自分はそう思っている。 この番組を見ている回数はせいぜい週に一二回、さほど多くはないのだが自分が見たとき、みのもんたは番組内で必ずといっていいほど大きな勘違いやら事実誤認ばかり披露している。 そして、みのもんたが事実誤認による問題発言をしても番組内出演者誰もそれを指摘する人間がいない「裸の王様」状態になることがある。 自分はそれに気がつくと「エヘヘヘ・・・」と不気味な声を出して笑っている(らしい。家族談) そんな自分でも今日、6月29日木曜朝の、みのもんたの発言には軽い怒りを覚えた。 上記のオシム監督の件であるが、 「いいじゃない、たった半年くらい・・・」だと。 びっくりした、自分の聞き間違いじゃないかと思ったくらいだ。思わずそばにいた家族に「いま、『たった半年』って言った?」と確認してしまった。 「コイツ、バカじゃねぇの!」と思わず口をついて出たものだから家族も自分の語気の荒さに驚いたらしく「何そんなに怒ってるの?」と訊いてきた。 それで、そのみのもんたの発言がいかに浅はかなものかを説明したのだが。 二年後には次のワールドカップのアジア予選が始まる。つまり半年という期間は「4分の一」にあたる。それを「たった半年」と切り捨てられるほど今の日本は強くはない。 まして、次からはユースの世界大会やオリンピックでの成績が悪い世代、いわゆる「谷間の世代」が主力になる。 すぐにでも日本代表のメンバーを招集して練習を開始し、強化試合をこなしてゆかなければまず次のワールドカップには出られまい。それどころか2次予選くらいで敗退しても不思議ではない。 おそらく次のW杯のアジアの出場枠は3つだ。オーストラリアと、そしてニュージーランドもアジア枠からのエントリーになると思われる。オセアニアの扱いが微妙だが最大でも3.5だろう。 それくらい差し迫った状況なのだ今の日本サッカー界を取り巻く状況は。 とてもじゃないが「たった半年」などと悠長なことはいってられない。 自分は、みのもんたはお笑いタレントだと思っているので見逃しているが、もし本人がジャーナリスト意識でこのような発言をしたのだとしたら私は許さない。 抗議のメールをしてやる。(それだけかよ) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006年06月29日 19時21分07秒
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