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テーマ:ニュース(99953)
カテゴリ:マスコミ・報道関係
ナンバー・ポータビリティー制度が本格的に始まって、起きてはならない事故が起きてしまった。
ソフトバンクモバイルの受け付け店で申し込み客が殺到してシステムがパンクしてしまったのだ。 これが本当の「ソフトパンク」というやつか。 いきなりのオヤジギャグで申し訳ないが。 というよりも、この事態はある程度予想されていたことらしい。単なる噂話ではない。 もしも「新規加入客」よりも「解約客」のほうが多かったなら、契約客の純増減の発表を遅らせる口実としていざとなったらソフトバンクは「システムのダウン」を表向きの理由にして純減を隠蔽するだろうという話が飛び回っていたからだ。 いきなりぶち上げた「通話料・通信料0円」も、よく読めば実際にはそうではないということが看破されて、受付店で客の怒号と容赦のない質問責めに右往左往している受付の店員の姿はあちらこちらで見られている。 実際に自分も見た。あれはどう贔屓目に見ても、客が殺到しているのではなくひとりの客に掛けている時間が不必要に長いだけだ。 自分はもう10年以上も前に一顧客という立場からこの会社の不健全な体質を何度も思い知らされていた。そのころとちっとも変わっていないように見える。 ひとことでいうと、金のかかるシステムの増強や再構築はなるべく行なわずに人のものを只で使え、忙しい時にはアウトソーシングを利用して人海戦術だけで乗り切れ、というというやり口だ。 考えてみればすぐにわかることなのだが、システムの一箇所でもFAXによる連絡網が厳然として残っており、もし本当にそれで初期の顧客移動に対応できるとか、乗り切れるとか読んでいたのならそれは単なる馬鹿である。そうではあるまい。あれは意図的にそういう部分を残しているのだ。あれは一種のいい訳作りであろう。 賭けにもなんにもならないのだが、一応断言しておく。今週末(11月3日の金曜日以降)、ソフトバンクモバイルの受け付け店のどこかで必ず同じようなトラブルがまたも起きます。もうこれは間違いない。 何故かというと、一種の損得勘定を天秤にかけてソフトバンク本社がそっちを選択するであろうということは過去の行状から明らかだからだ。 ナンバーポータビリティーが実地された結果、純増減がマイナスになった、という事実だけは絶対に避けたいであろう。 今でも結構数多くの人にこの制度について質問を受けてきた。その度にどこの携帯会社を勧める、ということはしなかったが「SBMへの移動だけは極力避けたほうがいい」とだけは言ってきた。「もし、どうしてもSBMに移動したいというのなら最初は様子見だ」とも。 図らずも私の予想は当ったことになり仲間内での私の「株」は上がっている状態だ。ソフトバンク様々といったところだ。 さて、ソフトバンク自体の株価のほうはどうなるのであろう。 見物である。 ※「これもまた人生の一日」との重複記事(一部省略) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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