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カテゴリ:テレビ番組
最近、再び「あの江原啓之についてどう思いますか?」みたいなメールとかが来るようになった。
聞けば、「江原啓之」、「オーラの泉」にもう幾つかのキーワードをつけ加えると自分のもうひとつのブログがかなり上に検索されて出るのだそうだ。やってくれるじゃん、グーグル。 というか自分は最近「オーラの泉」なんてほとんど見ていない。 これは前にも書いたことだが、そもそも「オーラの泉」という番組を作っている人間、それを放送している人間にとってあの番組はなんであるかといえば、やはり一種のバラエティ番組でしかない。 「前世を見る」とかの行為を信じているわけでは決してない。 出ているお二方やゲスト、あるいはこの番組の内容を「真実」と受け止めて見ているひとたちがどんなに真面目になってみてもその壁は崩れはしない、ということだ。それが世間というやつだ。 今週号の週刊文春でその「江原啓之」が叩かれている。その内容は、一年前に自分が書いたことそのまんまである。というか冷静に考えれば誰でもが思いつく疑問なのであるが。 前世とか守護霊というものの立場を「職業」とか「身分」で語るといつもとんでもなく変わった職業(「茶坊主」だとか山伏〉ばかりが出てくること。〈普通に、もし江戸時代の人間ならば農民、というか百姓が一番多くなければ異常なことなのにだ〉 まあ、この人の歴史の勉強不足を注意してくれるブレーンがいないということなのだろうが。真の意味での能力者はむしろ美輪明宏のほうだろう。中途半端な江原の発言にいつも見事なオチをつけてうまくまとめてしまう、という意味での能力であるが。 で、さてこれだけは言っておいたほうがいいとは思うのだが、 もし仮に江原啓之が口にしている「前世」とか「守護霊」が嘘デタラメだとしても、それが「前世」「守護霊」そのものを否定することにはならない、ということだ。 それはただ単に江原啓之がニセ者の能力者だった、という事実でしかない。 それどころか、もし世界中の霊能力者がすべてニセモノだったとしても、それでも「前世」「守護霊」そのものの否定材料にはなりえないということも言えるわけで。 そこのところを見誤ると日本(のテレビ界)からはこういう低級なオカルト番組はいつまでたっても消えてなくなることはないであろう。自分がこの番組に関して危惧しているのはその点だけだ。 これは伝聞なのだが、あるお笑い芸人が江原啓之に前世が「はんぺん」だと言われたという。おでんなんかに入っているあの「はんぺん」である。 もし自分ならばその場で江原に「卵白は卵何個分なのか?」「山芋と卵白の比率はどのくらい?」とかしつこく尋ねるであろう。 というか別に前世が「はんぺん」だっていいじゃない、という気持ちがあるからだ。嫌いじゃないし、はんぺん。 それどころか、現宮崎県知事、東国原英夫氏が芸人時代には前世は「ペイズリー」といわれたそうだ。模様のペイズリーだというのだ。 見てみたいなー。YOUTUBEで流れてないかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年01月26日 07時33分13秒
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