いまさら書くことじゃないのだろうが、録画したものを昨日見たばかりなので。

６月２１日土曜に放送されたスペシャル拡大版である。

まはっきり言うがあまり面白いとは思わなかった。

特に、ガレッジセールのゴリの後輩芸人にドッキリを仕掛けたという話は完全にすべっていたな。

しかもハナシのネタになっている当事者一方である、はるななんとかというニューハーフタレントが目の前会場に「サボーター」としていたわけで二重の意味でゴリのはなしをおもしろくなくしてしまっていた。ゴリが「おかしくておかしくて」を連発するたびに逆にこっちが「なんで？」といいたくなるくらいに覚醒状態になっていた。

小籔千豊（こやぶ かずとよ）がＭＶＰを取ったが、そのことには特にギモンはないのだが、以前にやった「家族全員が同じ顔をしている」みたいなリアリティのあるところから出てくる「笑い」からはちと遠いとこにあって、なんか無理矢理な感じもあった。

というかこのスペシャル番組を見るといつも感じるのだが会場に詰め掛けたサポーターと呼ばれる有名人の数が多すぎて「うぜー」と感じるのは自分だけなのか。

アイドルとか「セレプタレント」の顔を見ると「コイツら邪魔」と思ってしまう。それがこの番組の本来の面白さを奪っていると思うのだ。

この番組、それこそ場末の隠れ家でひっそりと行われている「闇カジノ」であるとか賭けボクシングのような隠微(いんび)な臭いがするのがいいのであって、あのような晴れがましいセットとか豪華なゲストの面々は本来不必要だと思う。それこそ「新宿歌舞伎町」と「ラスベガス」の差というか。

３ヶ月に一度くらい深夜にやってるやつはそこそこ面白いんだがなぁ。