1. 明日、春が来たら 　
2. I STAND ALONE 　
3. WIND SONG 　
4. 真冬のメモリーズ 　
5. サクラ・フワリ 　
6. ごめんね。 　
7. Stay with me 　
8. 夢のしずく
9. 月のダンス
10. 桜の雨、いつか
11. 優しい風
12. コイシイヒト
13. 花のように


デビューからの初期のシングルを集めたアルバム。
２００１年１２月の発売になっている。なのでおそらくは自分はこのアルバムを商品として扱っていることになる。その記憶はないのだが。

しかし、松たか子の「シングルＣＤ」ならば自分は最初の３枚は金を出して買っている。その記憶もあるし、おそらくは現物も今も持っていて、マメに探せば出てくるはずである。

さて、松たか子のベスト盤を聞くという機会を得た。その感想である。

「明日、春が来たら 」と「 I STAND ALONE」の出来は今聞いても抜きん出ている。

特筆すべきは、最初のこの二曲においては珍しく声の加工というものがほとんど施されておらずに、松たか子という人の本当の声というものがちゃんと聞こえてくるということだろう。

久々に聞いてみて気づいたことなのだが。それでいてちゃんと「聞かせる声」をしているというのはたいしたことなのである。やはりミュージカルもやる「歌う舞台女優」としての資質なのかこれは。

逆に言えば何故このクオリティは持続しなかったのだろう。返す返すも残念なことだと思う。

その後、更なる「ベスト盤1999-2005」なるものもすでにリリースされているのだが、作品としてのクオリティはこちらの「five years」方が断然上のような気がしてならない。

http://www.universal-music.co.jp/matsu/upch1120.html

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松たか子 / five years～singles　＜2001/12/5＞