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テーマ:気になったニュース(30379)
カテゴリ:厚生労働省通知
2015年付けで厚生労働省は「ニボルマブ(遺伝子組み換え)製剤の使用に当たっての留意事項に関して」を通知しました。 これはオプジーボが 「切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌」を効能又は効果として承認したことによります。 内容は
オプジーボでは間質性肺炎、自己免疫様疾患の副作用が報告されています。イレッサの場合に問題になった間質性肺炎での死亡例が承認効果である 「切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌」以外で頻発したことからそれ以降、抗悪性腫瘍剤が承認されるごとにこのような留意事項を通知することが多くなりました。 オプジーボは免疫チェックポイント阻害剤です。今までの免疫療法は体の免疫機能を高める方法でしたが、免疫チェックポイント療法はがん側の免疫細胞を無効化するタンパク質(受容体)を抗体によって無効化することを目的としたがんの治療法です。 がん細胞によって免疫からのがれる受容体はオプジーボが PD-1ですがその他の機構も存在することが報告されています。 がんの増殖因子に働く抗体の様に免疫から逃れる受容体の発現と抗体の効果の検討と患者の免疫を上げる方法との併用の臨床効果の評価が今後必要になります。 【参考】
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最終更新日
2015年12月23日 10時49分02秒
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