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アラ還の独り言

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2017年10月02日
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テーマ:ニュース(99438)
カテゴリ:プレスリリース
最近の科学発表で驚いたもの

遺伝子の塩基1個を改変 中国、人の受精卵で実験
医療ニュース
貧血を起こす遺伝性の血液病の遺伝子を一塩基だけ組み換えることに人の受精卵で成功。48個の受精卵の内11個で成功。この確率は実用には低いレベルだと思います。置き換えた受精卵は戻していないので、その後成長するかは未確認。

一塩基多型は薬物動態でよく出てきます。受精の段階で将来の薬物動態を改善するなんてことは少なくとも私の生きている内には実現しないでしょう。

体内時計が血液脳関門の維持に重要である事を発見
岡山大プレスリリース
体内時計システムの構成因子の欠失によって、脳血管周囲に存在するペリサイトの機能破綻を起こすことで血液脳関門の恒常性維持機能を減弱させる。

マウスの実験ですが、構成因子をうまく操ることができれば血液脳関門を必要なときに開いて薬剤を脳に到達させるなんて考えるのは無謀?

マウス卵母細胞の形成機構を解明 -多能性幹細胞から卵母細胞を液性因子のみで誘導することに成功- 
京都大学プレスリリース
マウス卵母細胞(胎児期に始原生殖細胞から分化する雌性の生殖細胞)の形成機構を解析し、始原生殖細胞から卵母細胞への分化を誘導する因子として、骨形成因子(bone morphogenetic protein: BMP)とレチノイン酸(ビタミンA)を同定しました。本研究グループは、ES細胞から始原生殖細胞様細胞を誘導し、これまでに開発した方法を用いて始原生殖細胞様細胞を増殖させ、BMPとレチノイン酸を加え、始原生殖細胞様細胞をほぼ全て卵母細胞に分化させることに成功しました。誘導された卵母細胞はその最も際立った特徴である減数分裂を開始し、またその遺伝子発現は生体内の胎児卵母細胞に酷似していました。

​マウスでの成功ですが、人iPS細胞から生体材料なしで卵子をせんさんできるようになれば、不妊治療に役に立つ可能性が出てきます。特に、若いときの卵子を保存して置くよりも、皮膚でも何でもよい可能性があるので、年齢が関与する不妊治療に応用が利くのでは。





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最終更新日  2017年10月02日 09時25分11秒
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