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テーマ:気になったニュース(30403)
カテゴリ:プレスリリース
プレスリリースによればイオンは、本年(2021年)3月までに、イオンの国内115社全事業所にて、グループ従業員約45万人を対象に「就業時間内禁煙」「敷地内禁煙」を開始いたします。 めちゃするなぁ。企業は労働者代表と就業時間などの変更がある場合には同意に関する文書を残しておかなければなりません。これをやっているかどうかで労働基準法の遵守度が分かります。イオンのこの手の規則を決めるときに変な規則を決めるという前科があるのに。 労働基準法90条 意味のない喫煙所 この規則は「改正健康増進法」の目的から逸脱するものです。改正健康法は受動喫煙をさせないことを目的に行われました。 全館禁煙にすると増える吸い殻 三次喫煙に関しては、改正健康増進法で三次喫煙を減らそうということは触れていません。 厚生労働省のe-ヘルスネットでは三次喫煙に関して三次喫煙は、環境たばこ煙そのものに曝露される受動喫煙とは異なり、たばこの火が消された後も残留する化学物質を吸入することをいいます。たばこ由来のニコチンや化学物質は、喫煙者の毛髪や衣類、部屋や自動車のソファやカーペット、カーテンなどの表面に付着して残留することが知られています。それが反応、再放散したものが汚染源になり、三次喫煙が発生すると考えられています。部屋で過ごす時間が長い乳幼児などでは三次喫煙による影響が懸念されます。三次喫煙は新しい概念であるため、研究はまだ少なく、健康影響についてもまだ明らかでありません。しかし、三次喫煙を防ぐ方法はすでに明らかで、それは屋内を完全禁煙にすることです。これは公益社団法人 地域医療振興協会 ヘルスプロモーション研究センター センター長 中村正和氏の記述です。 この文章は科学者として破綻しています。どんな影響があるかも分からないのに、可能性だけしかないのに、三次喫煙が健康に影響があるかのように禁煙法を取り上げているからです。受動喫煙の害は既に日本のコホートで明らかになっています。しかし、三次喫煙に関してはその害の大きさに関しては明らかになっていません。少なくとも引用した文献を読む限りでは、2010年に福島原発の影響によって東京で恐れるようなものです。(福島周辺では、時間がたつにつれて甲状腺がんの増加を恐れなくてはなりませんが、今現在の東京の放射線量から将来の甲状腺癌の発症を心配しているようであるという意味です。中には恐れる人がいるでしょうが、実際にはそれ以外の原因で甲状腺癌になる人が多いと思います。) 受動喫煙はがんを増やしていることが疫学的に証明されていますが、三次喫煙に関しては、掃除をしない部屋で、タバコの煙に含まれる有害物質が残っているということが分かっている。その物質が吸気中の物質と反応してさらに発癌物質を作っているということです。 換気の良いところであれば45分でその影響は完全に消えます。換気がいいのか、タバコと半のする物質が空気中にどれぐらい含まれているのかそのあたりは今後の研究を待つということです。 このイオンの三次喫煙を予防するために作ったルールは憲法違反です。タバコを吸うことは個人の幸福追求権です。疫学的試験によって喫煙によって肺がんなどのリスクが高くなることは分かっていますが、喫煙者が全員そのような病気が原因で死ぬわけではありません。 憲法には 「第13条 すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。」 禁煙は受動喫煙が公共の福祉に反することから、改正健康増進法によって受動喫煙させないように色々な規制ができました。 しかし、三次喫煙に関してはなんのデータもありません。憲法は立法に対する基本的なルールを示し、憲法に反するような法律は作ってはならないことになっています。(自衛隊や私学補助に関しては突っ込まないでね)今回の規制は一企業が、自らの従業員に課したものですから、憲法違反とはいいませんが、ある種の思い込みによる規制であるので、喫煙室はコロナが収まれば再開するべきだと考えます。 イオンでパートナーの買い物に付き合うのがつらくなります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年02月06日 06時42分45秒
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