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ニュース番組にアイドルやタレントや占いコーナーは無用だと信じている、秋葉原愛好家です。
事件をセンセーショナルに煽(あお)るばかりのニュースっぽい番組が量産されるのを見ていると「悪貨は良貨を駆逐する」という言葉を思い出します。 とはいえ、すべての良貨がなくなることはめずらしく、少しは見るべきところがある番組もあるわけです。 どういう状況で問題や事件がおこったのか、原因はどこにあるのか、どうして有効な対策がなかなか立てられずにいるのか。 そういうニュースの背景を多少なりとも掘り下げ、わかりやすく解説してくれる番組がありました。 それが「学べる!!ニュースショー!」。 いろいろなニュースや社会問題について、池上彰さんが、わかりやすくその背景や関わる組織の関係を説明してくれます。 この説明が、適切な図を用い、言葉も平易で、なかなか分かりやすい。 イランに軍組織がふたつあるとか、官僚の天下りが行われててしまう仕組みとか。 一方的に悪役を仕立ててたりせず、そうせざるをえない面があることも話してくれて、少なくとも日本の番組の中では、公平さでは配慮されているほうでしょう。 素人であるタレントも出てきますが、彼らはあくまで「素人の疑問」を代弁する役割なので、むしろ適役。 もちろん、この番組で語られる説明が100%正しいとは限りません。 でも、他の視聴者の興味を惹くことしか考えていないような、凡百のニュース番組に比べればはるかにまとも。 一方的に善悪に分けず、視聴者を怖がらせずといって安心させすぎず、状況をいろいろな角度から分かりやすく説明する。 ニュースは、そもそもこれが当たり前だとは思いますけどね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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