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手持ちのロングホーズに立て続けに穴があいた、秋葉原愛好家です。
いいところと悪いところを両論併記しつつ、一方的にどちらを正解としないのは、作者の良心でしょう。 もやしもん12巻では、日本酒のポジとネガが語られます。 いいところばかり見てバラ色の未来を目指すのではなく、悪いところばかり見て日本酒の存在そのものを否定するでもなく、両方を知った上で、一歩でもよい方向に進もうというお話でした。 苦労して先代が築いた知恵の分、次の世代(この巻では主に円)がゲタを履いてスタートすることで、さらに前に進む。 もやしもんを読むと、学びとはどういうことか、わかる気がします。 知識を蓄え、蓄えた知識を燃料にどんな道を選ぶか考え、その道で得た知識と経験を自分や次の世代につなげていくことなのだと。 幾つかの道から、他を否定するのではなく、自分で選ぶことを重視しているのが、他のうんちく漫画との違いでしょう。 思うに、他を否定するのは簡単でカッコ良かったりするけど、それは他の存在を認めず見下す差別につながり、宇宙兄弟じゃないけど楽だけどどこにもたどりつけない道。 そんなコトまで考えてしまう。 ま、差別している人って、自覚がなく正義は我にアリだったりしますが。
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最終更新日
2013年04月06日 20時28分12秒
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