2014/06/30(月)22:44
聖闘士星矢 劇場版
プジョーのRCZが急にかっこ良く思えてきた、秋葉原愛好家です。
(前までアウディTTの真似くらいに思っていたのに)
100点の評価を与えましょう、この度公開された聖闘士星矢の劇場版。
理由は色々あるけれど、そのうち一つが人の振り見て我が振り直せ。
劇場で近くの席の客が、うっとおしい輩でね。
はっきり聞き取れたわけじゃないけどいちいち作品の欠点をあげつらって、こっちははっきり聞こえたけど失笑をやたらとしているのですよ。
作品にダメ出しをすることで、それを作った人や見に来た人より偉くなったとかんちがいしているのが見てとれて、全身が赤面するほど痛々しい。
エンターテイメントの欠点を見つけてはバカにする行為が、ここまで小物感を醸し出すとは。
おかげで、ある一点を除いて、このアニメの欠点を語る気が音速の彼方へ飛んで行きました。
実際車田作品のアニメ化と考えみればよくできていますし。
わかりやすく、面白く、かっこ良く。
聖闘士のバトルを美麗で華麗な3Dアニメで大画面におどらせる。
筋のとおった脚本だの深い人間考察だの、そんなこ難しいモノより、面白いことが最優先。
映画学校で単位をもらうための課題をつくってるんじゃねぇえんだよ。
そんな思い切りの良さが清々しい。
迷惑な客のいないところで、もう一度観たい。
とはいえ、劇中ペガサス幻想が流れなかった、という欠点だけは、お目こぼしするわけにはいかないけどね。