カテゴリ:その他
またまたノーベル賞受賞者が出て
同じ日本人として本当に嬉しい ノーベル賞受賞者を、一度だけお見かけしたことがある。 あれは2002年の春。 所用でとあるホテルに泊まっていたときのこと。 出発ギリギリにホテルをとったため空きがなく えいっ、と私にしてはかなり高いホテルをとったのだった。 そのホテルは最寄りの駅から少し遠かったので シャトルバスが出ていた。 雨の降る夕方、傘をさしてシャトルバスを待っていると ものすごく、ものすごく品のある女性が 私とは少し離れた場所に立っていた。 そのたたずまいと気品、こんな人見たことない!と 心の中で思っていたら 彼女もシャトルバスに乗って来た。 「この素敵な方も同じホテルなのね。 何だかちょっと嬉しい☆」と思ったのを覚えている。 そして翌朝。 朝食をとっていると、夫が小さな声で 「となり、となり。」という。 隣のテーブルに、ノーベル化学賞を受賞して 当時まさに旬だった野依良治先生が! お仕事で近くの大学に講演に来られて 泊まっておられたらしい。 あまりにも騒がれすぎるのもお気の毒だし せっかく静かにお食事中だから じろじろ見るまい、と思った瞬間気づいた。 野依先生と一緒にお食事をされているのは 前日の夕方、バスをご一緒したあの素敵な女性! ノーベル賞受賞者の奥様だったのね~~~!!! それから約3年。 その素敵な女性のお名前を、また目にする機会があった。 Robertを出産後、 色々と理由があって結局2週間入院したときのこと。 診察を待つ間(産後は目を使っちゃいけないらしいけれど) たまたまロビーにあった「家庭画報」を眺めていた。 ノーベル賞受賞者の小柴昌俊先生の奥様の手記があった。 彼女が素敵な和服で、スウェーデン国王と腕を組んで バンケットに登場した映像を目にしていたので 興味があって読んでいた。 心を表す正装とは・家庭画報の記事 --------------------------------------------------------------------- 12月のスウェーデンでの式典に向け、 何をどう準備すればいいのかわからず思案していたとき、 私を安心させてくれたのが一通の速達でした。 前年にノーベル化学賞を受賞された 野依良治(のよりりょうじ)教授の奥さまからで、 経験者としての濃やかなアドバイスとともに、 前年の行事日程表や「行事別服装解説」と題された表などを いち早く送ってくださったのです。 それらは「ノーベル・ウィーク」と呼ばれる 10日間の日程の中で着る服を決めるにあたって、 貴重な手引きとなりました。 --------------------------------------------------------------------- やっぱり野依先生の奥様、見た目だけでなくて 素敵な方なのね~!!! と感激した次第。 ノーベル賞、と聞くといつも あの素敵な女性のことを思い出すのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.10.09 09:53:16
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