テーマ:英語のお勉強日記(7888)
カテゴリ:英語塾の話
英検2級合格を目指して通われているSさんの話。
俵万智に雰囲気がそっくりのSさん、 とーっても真面目な方。 お子さんに英語を習わせているから (ちなみに某・大手のジュニア教室に通わせておられる) 自分も頑張ろうと勉強を始められて、 学生時代からブランク十数年、 自力で準2級まで取り、2級には届かないからと 塾に入ってこられたのだった。 過去の受験の履歴を持ってきてもらうと どこも満遍なく間違っていて 底力アップが必要だった。 「出る順」 ![]() 【送料無料】出る順で最短合格!英検2級単熟語 を紹介し、ボキャビルをやるとともに、 2級の第1問の語彙のパートは最後の3問が文法問題なので 文法書を読むように勧める。 さて、2級の問題を時間を計って解いてもらうと 圧倒的に時間が足りない。 それは、1番の語彙問題にすごく時間がかかっているから。 英検2級の場合、リーディングもリスニングも全部1問1点。 わからない語彙問題はいくら考えてもわからないのに 読解に時間を使えないのはもったいない。 izumi「まず、4つの選択肢を見て、4つとも知らない単語が並んでいるということはありますか?」 Sさん「あります」 izumi「では、わからない単語が4つとも並んでいたら、”今日は2番”とか、”今日は3番”とか、あらかじめ決めておいた番号をマークして先に進んでください」 ・・・Sさん大笑い。 いや、ワタクシ大真面目なんですけど(笑)。 「わからない単語は、5分考えてもわかりませんよね。 それだったら、どれか適当にマークして先に進みましょう。 考えれば正答の可能性のある読解に時間を使った方が得策です。 語彙は1問30秒を目指して解いていきますよ」 ものすごーく真面目なSさん、 「わからないときは適当にマーク」に すごく抵抗があった様子。 以前、小学生で3級を受けて合格したSちゃんは ママがとっても勘のいい人で、 英語に関する質問もいつもとても面白く、鋭い質問が来る。 「monocycleとunicycleの話」は特に、 メールのやり取りを今読み返しても面白くて いつかブログにまとめようと思っていた。 で、そのSちゃんママには 「わからないときは適当にマークして進んでください」 と言っておいたところ、 「小学生だから、適当にマークするのも 練習しておいたほうがいいと思って、 ”今日は2番”などと決めてマークしています」 と返事が返ってきてびっくりした。 「あとでマークしよう」と思っていると そこからマークがずれたりするので、 「適当にマーク」も、小学生は特に少し練習が必要かなと 思っていたところだったのだ。 「考えもしないで適当に解答するなんて!」と 特に小学生を持つお母さんなら考えても仕方ないかなと 思っていただけに、Sちゃんママのさばけ方と、 試験に対する勘のよさに本当にびっくりした。 話は戻ってSさん。 読解に時間を使わなければならないということは しっかりわかってもらえたらしい。 語彙はずいぶんさっと解けるようになった。 真面目な方なので、着実に「出る順」を消化されている様子。 まだ半分しか取れないが、これから正答率も上がっていくだろう。 次は「読解」と「リスニング」だ! つづく ![]() 参考にしていただけた記事がありましたら、クリックお願いします! 大変励みになります! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.04.20 09:28:57
コメント(0) | コメントを書く
[英語塾の話] カテゴリの最新記事
|
|