私にできること
地震以後、仕事もプライベートもほとんどキャンセルになりましたが、私が代表をしている「抒情歌を歌う」の講座は予定通り今日行いました。正直、気持ちは重かったです。「のんきに歌なんか歌っている場合じゃないんじゃないの」と自問自答もしましたが、やって本当によかったです。会員は地元の方がほとんどにもかかわらず、いつもの半分以下の出席者でしたが、電車を乗り継いで来てくださった方もいました。こういう時だからこそ明るい歌を歌おうということだったのですが、「早春賦」を歌った時には皆さん涙声に・・・。直接被害を受けた方は誰もいらっしゃらないのに。終了後「こういうときだからこそ歌いに来ました」「来て本当によかった」などと声をかけていただきました。東京にいる私たちにできることは、募金、節電などに限られています。だからこそみんなで落ち込んでいてはダメです。気持ちを明るく保ってポジティブに日常を続けていくことが大切だと思います。そんなとき、音楽は想像以上に大きな力を持っています。私自身、聡子さんが皆さんのために見本に歌ったワンコーラスを聴いただけで、ふ~っと張りつめていた気持ちがほぐれていくのを感じました。(自画自賛ととらないでくださいね)抒情歌の会員の皆さん、今後もよほどのことがない限り中止しません。来れる方は是非来て、「明るい歌」を歌って元気になってください!会員でない方も是非のぞきに来てください。今はまだその時期ではないと思いますが、もう少し落ち着いてきたら、私たちでできることでお役に立てればと思っています。