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テーマ:心に響く音(35)
カテゴリ:TimeDomain
美術館や博物館に通い詰めていた時代がありあます。
日本で開催されたときに見た絵画を、本家の外国で見たことある。 その絵画は、当然なんだけれど同じものだ。同じもののはずだけれど、日本で見た印象と違う場合がある。その印象の違いもまた楽しめる要素のひとつだと思う。 音楽を聴くのも好きだ、ライブの生演奏は最高に感動させられる。 しかしコンサートホールの音響設備なのど違いで、同じ人の演奏を聴いても全然違う印象を受けるときがある。もちろん生身の人間が演奏しているわけだから、その時のコンディションでも音の違いがでる。 絵画と音楽、上のような違いは納得できる範囲だよね。 ところが、CDをステレオで聞く場合、再生装置のメーカーによって極端に音が変わってしまうんですよ。 例えば、ヤ○ハの音とビ○タ○の音、ソ○ーの音とオ○キ○ーの音、それぞれに再生音の違いをメーカーの特徴として商品作りをしています。 それって、変じゃない? 音楽という芸術を楽しむのに、どうして元の音と違う音を聞かされなきゃいけないのですか? せっかくの名演奏を、どうしてもとの音で聴かせてくれないのか? よく考えると、不思議でなりません。 これを絵画に当てはめると、「最後の晩餐」をポップアート風にアレンジしてお楽しみ下さい。 だとか、 「第九の怒濤」の海の色をショッキングピンクにしてご覧下さい。 のようなものなんじゃない? それは、おかしいでしょ! 何のために、どんな権利があってそんなことをするの? そう思いませんか? タイムドメインのスピーカーと出会ってその謎がとけたんです。 ボクが20年前からステレオを買わなくなった理由も、高校生の時に聞いていたレコードの音より今のステレオの音の方が音が悪いと感じていたことも、目から鱗が落ちるように理解できたのです。 名演奏は、元の音で聴きたい。いや元の音で聞かなきゃ意味がない。 音響メーカーのやっていることは、 「新鮮な刺身に、デミグラスソースをかけて食べさせているようなもの」 なんですよ! なんで、誰もそれに文句を言わないんでしょうか? イイ音楽は、イイ音で聴きたい。 そんな単純なこと、そんな当たり前なことを忘れないようにしたい。 そんな風に、思うのです。 元の音よりイイ音なんてないんだよ。 あなたに必要なものは全てそろっている 気づいてないないだけなんだよ 迷っているとき 悩んでいるとき それは、喜んでいいことだよ だって、悩めるだけの能力を あなたはすでに持っているから 気づいてないだけなんだよ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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