カテゴリ:ヒストリカル
【誓いの真珠】―王家の伝説〈2〉 (ヒストリカル) クレア デラクロワ著/すなみ 翔 訳
ペルシャではぐくまれた一粒の真珠今、風にさらわれて西へ旅する―。モンゴルの草原を駆け抜ける黒い疾風と呼ばれる戦士がいた。その動きは風のように素早く、相手の気づかぬまに喉をかき切る…。戦士の胸には大きな緋色の十字の印があった。それこそは、はるか昔に失われた伝説のフランス王家の血を示すもの。だが、戦士はいまだ知らなかった。自分の血を。自分の背負った宿命を。ある日、戦士は一人のペルシャ人の娘を町からさらってくる。"口から真珠を生み出すとは魔女かもしれぬ…"それでも戦士は娘を自分のものとし、ながらく感じることのなかったささやかな安らぎを得る。運命の歯車は回る。やがて戦士は汗(ハーン)の命を受け、はるか西方、生まれ故郷であるフランクの地へと旅立つことになる。義兄弟であるモンゴル戦士と、ペルシャの娘キアラをともなって。ティエリー・ド・ペレイユの、おのが運命を知る旅が始まる。十三世紀半ば、大モンゴルで己を試していたペレイユ家の一人息子ティエリーは、運命に導かれて故郷へと帰っていく…。フランスの失われた王家の末裔の、恋と冒険と決断を描いた三部作。 あっ!コピアの簡単感想 ★★★☆☆ 【ユニコーンの花嫁】アリノールとダゴベールの息子ティエリーと真珠商人の娘キアラが主人公です。二人は言葉が通じず、不自由するのですが、お互いに惹かれ合い 必要にも迫られ少しずつコミュニケーションがとれるようになります。 この二人の言葉のやり取りに思わずニッコリさせられました。 ただ、後半になり話しのテンポが悪くなった様に感じたため★★★にしました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
August 21, 2005 10:01:23 PM
コメント(0) | コメントを書く
[ヒストリカル] カテゴリの最新記事
|
|