メッチャ悪妻

2006/04/11(火)01:02

"まちゃ"の彼氏に会いに。

"まちゃ"の通ってる学校も見たかったし。 って言うのも、たいがい授業料、高いで。 日本の大学並みの月謝でぇ。 たかが、語学留学なのに。 どんなけ、ええ待遇受けてんのか見てみたいし。 って、確かにすごい学校やった。 建物は中世の貴族の家。 そのままの状態で内装だけを変えて学校に。 この建物に入っていいのか?? って"まちゃ"がスタスタ入って行くので付いてった。 なんじゃら、授業を受けてるはずの彼氏を呼び出してもらうのに受け付けに。 何やら解からん会話の後、彼氏は今日は体調を崩して欠席してるらしい。 なんじゃ、そりゃぁ~。 わざわざ、日本からお母ちゃんが会いに来てんねんで。 なんちゅう、男や。 「こんな大事な日に病気するような男はアカン。やめとき。」 "まちゃ" 「ボンボンやから体、弱いねん。」 「家はスイスやけど、スペインとフランスとイタリアに別荘持ってて、小さい時からメイドに育てられて温室育ちやから虚弱体質やねん。」 「スイスでも有名な大富豪らしいねん。」 「先生が言ってたし、先生がアレ、ゲットしぃやって。」 母 「体調が悪いんやったら、しゃぁないね。」 「次は体調を整えて日本で会えたら良いね。」 "まちゃ" 「うん、海外旅行で行った国は何十カ国やって。」 「日本は2回、行ったことあんねんて。」 母 「彼氏を大事にしなさい。」 「逃がしたらアカンで。」 「首に縄付けて、他の女に取られんよう監視しときや。」 折角の対面も出来ませんでした。 シクシク。 その後、街に繰り出して"おまけ"の要望により買い物へ。 あたしゃ、付き合いたくないのでカフェで休憩。 って、スペインでは店の外のオープン・テラスはカフェだけど店の中はバー。 最初は外でお茶してたけど、その建物が私がいつもやってる外壁修繕中。 外でお茶してたら上からペンキや水がボトボトと。 スペインの常識は上から物が落ちてきて怪我をしたら、そんなとこ歩いてる人が悪いんだって。 上から何が落ちてきても下に居る人が悪いと聞いて、店内へ。 "まちゃ"が事前に店内のご主人に言ってくれてたので、好待遇。 オレンジ・ジュースを飲みながらくつろいで。 途中、酔っ払いの"おっさん"が何やら話かけて来ても、追っ払ってくれた。 40分後に"まちゃ"か゜迎えに来てくれた時に店を出る時。 店の"おっちゃん"か゜全員見送ってくれた。 皆とバイバイして、ホント、スペインって優しい人ばかりで感激。 さぁ、又々、恐ろしい地下鉄に乗ってホテルまで。 お母ちゃん、クタクタ。

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