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2012.06.26
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カテゴリ:家庭生活


自閉症児の家族に向けた、

小川さんの「ジェイミーのコンサート」が10回目

 

 

 

国際的に活躍するピアニスト小川典子さん(50)

=川崎市多摩区=が同市内で続けてきた、

自閉症の子どもがいる家族らに向けた「ジェイミーのコンサート」

が21日、10回目を迎えた。

 

かつてロンドンの下宿先で、

自閉症の少年ジェイミーと暮らした経験から、

「音楽で日ごろの疲れを癒やしてほしい」

とスタートしてから8年。

 

一流の演奏に聞き入った約150人と、交流を深めた。



「日ごろの疲れが一気に吹っ飛びました」-。

 

自閉症の息子(18)を持つ

東京都世田谷区の主婦(47)が笑顔でそう話す。

 

「夜の演奏会に行くのは難しい。

平日の、しかも日中に

開いてくれるのはありがたい。

きょうはリラックスできました」


 小川さんは1987年、

英国のリーズ国際ピアノコンクールで3位に入賞。

 

ロンドンと川崎を拠点に、演奏活動を続けてきた。

 

当時下宿していた一家に生まれたのが、

重度の自閉症児、ジェイミーだった。



 ジェイミーとは2年間を共に過ごした。

言葉が出ず、視線も合わせないジェイミー。

 

寝付きの悪い日は深夜まで、

心配する母親の相談相手になり励まし続けたという。



 誰にも相談できずに不安や孤独を感じたり、

頑張りすぎて疲れたりしている親も多いのではないか-。



 「親がリラックスしていないと、子どもも落ち着かない。

子どもは親の精神状態を、鏡のように映し出す」と小川さん。

同市幸区の歯科医院で院長を務める竹内啓介さん

(53)らとの出会いをきっかけに、

2004年からコンサートを始めた。

子どもを学校に送った後に来られるよう

、開演は平日の午前11時に設定している。



 「平日のこの時間であれば、そのまま帰宅し、

子どもに気付かれずに済む。

そうしたことは、実際にジェイミーと生活して分かったこと。

自閉症児は自宅でカーテンの色一つ変わっても、

受け入れられない(ほど敏感)ですから。

気楽に、安心して出掛けられる時間にしました」

と話す。

 この日はミューザ川崎・市民交流室で約1時間、

今年生誕150年の作曲家ドビュッシーの

「亜麻色の髪の乙女」など計13曲を披露。

 

演奏会後には茶話会も開かれ、

小川さんに写真やサインを求める人の列もできた。



 「多くの人たちの力を借りて続けることができた。

最近は参加する家族との

気持ちが通じていると感じます。

これからもずっと続けていきたい」 [カナロコ]




 

 

ご自分の経験から、得意なピアノを通して、

自閉症者の親に、癒しの時間を展開する、小川典子さん

 

確かに、昼間なら出掛けられる、

24時間、自閉症児を見守る家庭の内情を、

十二分にも理解されている、

 

そして、音の音も、

とても透明感があって、

心がすっきりしてくる効果があるのも不思議です。

 

機会があったら、

是非、コンサートへも、足を運んでみたいです。

 

 


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末っ子、いよいよ明日から期末試験。

こちらも、緊迫した日々が続きそうです。

 

 

 

 

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Last updated  2012.06.26 09:52:23
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