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テーマ:障害児の親として(1428)
カテゴリ:家庭生活
小川さんの「ジェイミーのコンサート」が10回目
国際的に活躍するピアニスト小川典子さん(50) =川崎市多摩区=が同市内で続けてきた、 自閉症の子どもがいる家族らに向けた「ジェイミーのコンサート」 が21日、10回目を迎えた。
かつてロンドンの下宿先で、 自閉症の少年ジェイミーと暮らした経験から、 「音楽で日ごろの疲れを癒やしてほしい」 とスタートしてから8年。
一流の演奏に聞き入った約150人と、交流を深めた。
自閉症の息子(18)を持つ 東京都世田谷区の主婦(47)が笑顔でそう話す。
「夜の演奏会に行くのは難しい。 平日の、しかも日中に 開いてくれるのはありがたい。 きょうはリラックスできました」
英国のリーズ国際ピアノコンクールで3位に入賞。
ロンドンと川崎を拠点に、演奏活動を続けてきた。
当時下宿していた一家に生まれたのが、 重度の自閉症児、ジェイミーだった。
言葉が出ず、視線も合わせないジェイミー。
寝付きの悪い日は深夜まで、 心配する母親の相談相手になり励まし続けたという。
頑張りすぎて疲れたりしている親も多いのではないか-。
子どもは親の精神状態を、鏡のように映し出す」と小川さん。 同市幸区の歯科医院で院長を務める竹内啓介さん (53)らとの出会いをきっかけに、 2004年からコンサートを始めた。 子どもを学校に送った後に来られるよう 、開演は平日の午前11時に設定している。
子どもに気付かれずに済む。 そうしたことは、実際にジェイミーと生活して分かったこと。 自閉症児は自宅でカーテンの色一つ変わっても、 受け入れられない(ほど敏感)ですから。 気楽に、安心して出掛けられる時間にしました」 と話す。 今年生誕150年の作曲家ドビュッシーの 「亜麻色の髪の乙女」など計13曲を披露。
演奏会後には茶話会も開かれ、 小川さんに写真やサインを求める人の列もできた。
最近は参加する家族との 気持ちが通じていると感じます。 これからもずっと続けていきたい」 [カナロコ]
ご自分の経験から、得意なピアノを通して、 自閉症者の親に、癒しの時間を展開する、小川典子さん。
確かに、昼間なら出掛けられる、 24時間、自閉症児を見守る家庭の内情を、 十二分にも理解されている、
そして、音の音も、 とても透明感があって、 心がすっきりしてくる効果があるのも不思議です。
機会があったら、 是非、コンサートへも、足を運んでみたいです。
末っ子、いよいよ明日から期末試験。 こちらも、緊迫した日々が続きそうです。
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