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2013.09.04
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カテゴリ:ニュース

 

なぜ脳は「なんとなく」で買ってしまうのか?

 

 

 なんとなく」で命も捧げてしまう脳の仕組み

 

 人間は言葉を発明し、文法を持ち、発話を文字に置き換え、

脳に言語の発話と解読を司る領域を構築した。

これが人間を人間たらしめる文明の始まりである。

 

言葉を使って様々な抽象的な感情や考えを

ありありと知覚できるようになった。

 

 泡があふれそうなビールグラスの縁に、唇がすばやく吸い付けられる。

熱いヤカンに触れると指が耳たぶへ飛んで行く。

目の前の現実に対して、行動で対処しようというのは人間も動物も同じだ。

しかし、人間はより抽象的で曖昧な、

触れることもできないものに膨大エネルギーや時間を使ったり、

ときに命をかけることすらある。

 「恋愛」という概念で食事がのどを通らなくなる。

「エコ」という概念で巨大な産業が動き出す。

また、「お金」は抽象的概念の権化と言ってもよく、

人間はこの紙切れに生死をかけてしまう。

 それではいったい、

何がこうした抽象的な概念をリアリティに変換しているのだろうか。

その鍵を握るのが、「メタファー(喩え)」である。

 「メタファー」というと、コピーライターや小説家のような

文学的センスを持つ限られた人たちの専売特許だと思い浮かべがちだが、

多くの言語学者や心理学者によると、

メタファーとは人間の認知の仕組みそのものであり、

メタファーなくしては何も思考できないと言われるくらい、

人間の基本システムの一部として機能しているものと考えられている。

 

 

 「なんとなく」で命も捧げてしまう脳の仕組み

 

「輪になって踊る」、日常会話に紛れ込むメタファー

 

 脳の中でメタファーを司ると言われるのは「角回」という部位である。

「下頭頂葉」という部位に位置し、触覚・聴覚・視覚の交差的な役割を担う。

また、言語を司る部位にも近い。

つまり、身体感覚と言語を結びつけるこの部位が

メタファーの理解や活用を担っているのである。

 ちなみに、この部位を損傷した人は簡単なメタファーでも理解に苦しむという。

たとえば、校庭に集まっている小学生に「輪になって踊ろう」と指示すれば、

難なく丸い円陣が組まれるだろう。

しかし、一部の自閉症の人には、

何が「輪」なのかが今ひとつぴんとこない、

といったことが起こるそうだ。

 「輪」の定義の厳密性から考えれば、

人間は輪そのものになることはできない。

これを「複数の人が相互の配置関係によって輪のような"状態"をつくる」

というところまでさかのぼって考え、ようやく

「そうか、『輪になる』という表現自体が喩えになっていたのか」

と気づくくらい、私たちは生活のなかで当たり前にメタファーを使用している。

 メタファーは、乳幼児の段階から活用して使い始めている。

はじめは、積み木や粘土などを「マンマ(食事)」「ブーブ(車)」など、

モノに見立てた発話が爆発的に増える。

あるモノを"何か"に見立てる喩えはその後減少するが、

メタファーの質は、そうした直接的な見立てから抽象的な例えに移行し、

4歳半ばを境に、

より抽象的なメタファーの使用が逆転して増えてくるという。

 「たとえば四歳児のクラスでは何でもできる強い父を『スーパーマンみたいや』、

色ぬりしたあとのポスターカラーを混ぜた水を『悪魔のジュースや』、

色の重ね合わせの妙を『あっ、この色と色結婚しとる』」
(『月刊言語』2002年7月号、岩田純一「乳幼児の発達とメタファー」より)

 

 人間は2歳から様々な世界の「見立て」を始め、

それをテンプレートにして、より抽象的なものを喩えて咀嚼していく。

やがては、喩えの抽象度を増しながら、

いちいち喩えを考えなくてもいいようにイディオムに内蔵されていき、

より複雑な状況や感情、概念を

即座に自分の中に取り入れて伝えるようになる。

こうなると、もはや自分が発する言葉の中に

メタファーがふんだんに盛り込まれていることすら

気づかないようになってくる。

 

国境を越えた大ヒットひげ剃りブランドの極秘計画

 

 私たちは、その喩えを無意識のうちに使っているので、

とくに何かを喩えて話しているという意識はない。

しかし、無意識のレベルで、

この喩えはふんだんに活用され、

生活の中で買い物を含む様々な判断をしているのだ。

 つまり、メタファーとは、私たち人間の「なんとなく」の正体が見え隠れする、

日常生活に巧妙に仕組まれた「隠し絵」のようなものである。

日常会話や表現に無意識にまぶされたメタファーに注意深く目をこらせば、

商品やサービスが脳の角回でどう処理され利用されているのか、

あるいは拒否されるのかといったことも見えてくる。

そして、脳が無意識に知覚しているメタファーと

矛盾するような広告やパッケージは、

買い物の寸前で認知不協和を起こす。

反対に、的確なメタファーのもとで材質からネーミング、

広告までが完全に統一された商品は、

国境を超えてすばやく、かつ強く需要されることがある。

 1998年夏、全世界で一斉に発売され、

瞬く間に使い捨てひげ剃りの

ナンバー1シェアを勝ち取ったあるブランドがある。

このブランドは、今でこそ当たり前になった、

複数刃を持つ替え刃式ひげ剃りの草分けだ。

 750億円の開発費と7年もの歳月をかけて開発されたこの商品は、

大株主のウォーレン・バフェットを含む取締役陣にすら、

発売9ヵ月前までその全容を明かされていない。

それほどまでに厳格な秘密主義で開発は進められ、

関係者の家族・親族にまで

秘密保持契約を結ぶという慎重さで導入されたという。

 コードネーム「225タスクフォース」と名付けられた

このブランドの名前とは「マッハ・スリー(Mach 3)」。

ジレット社の3枚刃ひげ剃りとして広く知られた商品である。

 

 ジレット社はなぜ、

ひげ剃りにジェット戦闘機を連想させる名前をつけたのだろうか?ダイヤモンド社

 


 

 髭剃りは、我が家は、人数分あり、

お手頃から少し高価なものと揃えていますが、

売り場に行くと、かなり悩んでしまうのも事実です。

 

ただ、ここまで高価でなくてもいいのでは・・?

と思ってしまいますね。💛

 

 

 

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Last updated  2013.09.05 17:05:00
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