28日放送の
「世紀の瞬間&未解決事件3時間スペシャル」(テレビ朝日系)で、
事件の核心に迫るであろう部分がピー音で伏せられ憶測を呼んでいる。
同番組では、
2000年12月30日に起きた「世田谷一家殺害事件」について、
元FBIプロファイラーのマーク・サファリック氏が来日して、
5日間に渡るプロファイリングを通し事件の真相に迫った。
事件発生から14年が経過しようとする
12月上旬に来日したサファリック氏は、
事件現場や犯人の行動、遺留品、
周辺での目撃情報など
手がかりになるであろうあらゆる情報の収集や検証をし、
犯人像を特定していった。
サファリック氏は、犯人は被害者家族の誰かと顔見知りであった、
メンタル面で問題を抱えている、強い怨恨を持っていた、
と次第に犯人像を固めていった。
番組後半、
サファリック氏が犯人像に結びつくであろう核心をついた質問を、
被害者家族の妻・宮沢泰子さんの姉・入江杏さんに直接訊いた。
サファリック氏は、
自身が考える犯人像を入江さんに丁寧に説明したうえで、
被害者家族の誰かが恨みを買い、
犯人が恨みを晴らす唯一の方法が、
家族全員を殺害することだったと説いた。
これに対し入江さんは、
恨まれている節はなかったと感じると応え、
さらに金銭や男女関係のトラブルも一切なかったと話した。
しかし、この後放送では
「サファリックの質問。それは犯人像の核心をつくものだった」
とナレーションが当てられ
「○○○へ行ったり。そのような接点は考えられますか?」
と、サファリック氏が質問した○の部分の音声にはピー音が、
さらにテロップでは「重要な見解」と記され伏せられた。
入江さんが「考えられないでもない」と答えると、
ナレーションが入り
「サファリックの質問で伏せられた部分には
特定のキーワードが含まれるため放送は控えるが」
と、伏せた理由を説明した。
さらに入江さんが
「礼くんの発達障害を気にかけて…」
と続けた場面で、
その先の発言が伏せられた。
ナレーションでは、
「具体的な発言のため放送を控えるが、
入江さんには思い当たる節もあるという」
と、説明があった。
そして、サファリック氏は入江さんに
「犯人の奇妙な行動は
私が過去に取り扱ったケースの行動データと一致します」
と、語り犯人像の特定に自信をみせた。
番組ではサファリック氏のプロファイルによる犯人像を
「1つの可能性として警視庁に伝える」
ことや、番組エンディングは
事件の特捜本部の連絡先を映し出して情報提供を呼びかけた。
[livedoor http://news.livedoor.com/article/detail/9628886/ ]
残忍な事件から14年、
この番組の伝えたかったこと、
今更ながらに考えさえられますね。🌠