オーウェルロックの血戦
今回は「オーウェルロックの血戦」 "La morte non conta i dollari(死はドルに値しない)"を紹介します。なんと言っても、ノラ・オルランディの音楽が素晴らしいですね。特にラオールのエンディングの歌は鳥肌ものですね。執念で追い求めていたGarringoさんの願いが通じたのか、GDMから主題歌も収録されたCDが出ていましたね。どこかで書いたと思いますが、泣きのトランペットの哀愁あるオープニングは、つい最近まで「復讐のガンマン・ジャンゴ」の主題曲だと思っていました。(しかし、何故「復讐のガンマン・ジャンゴ」のTV放映版で差し替えられていたのでしょうか?)さらに秀逸なのは最後のローレンスとドックの殴り合いによる死闘のシーンで流れる効果音(男性の叫び声のようなものと鐘の音) です。この斬新な効果音も身震いがします。さて、ストーリーは父親の復讐のため、ガンマンと組んでお互いに成りすまし、真犯人と目されている仇を裁判にかけるまでのストーリー。銃ではなく殴り合いによる決闘シーンはちょっと物足りない感じがしますが...以下のリンク先の紹介ページではややこしいので、偽者にはハリー(偽)、ローレンス(偽)と記載しておきました。途中、証言を集める謎の男は順当に考えると、マーク・ダモン演じる本物のローレンスと思えるのですが、男は右利き。ということは、全編をわたってガンアクションが少ない、スティーブン・フォーサイス演じる本物のハリーなのではないでしょうか。今回紹介したのはギリシャ版DVDなのですが、非常にもったいないです。オープニングにSurf Videoのロゴが出るので正規リリースのようですが、オープニングだけワイドスクリーンなのに、本編はフルスクリーン。その上エンディングの歌も途中で切られています。ギリシャ語の字幕がon/offできないのも残念です。http://alleluja.web.fc2.com/conta.htm http://alleluja.web.fc2.com/conta2.htm